酪農家1万800戸・養豚農家2,880戸に|畜産統計で見る飼養戸数・頭数の長期推移と都道府県ランキング【2026年】

農林水産省の「畜産統計」によると、2026年(令和8年)2月1日現在で、乳用牛を飼う農家(酪農家)は1万800戸、肉用牛農家は3万1,800戸、養豚農家は2,880戸です。1960年と比べると、酪農家は約38分の1、肉用牛農家は約64分の1、養豚農家は約277分の1になりました。一方で飼われている家畜の頭数は、ピークだった年の6〜8割を保っています。農家の数が減った分、1戸当たりの規模が大きくなってきたのが、この60年あまりの流れです。

本記事は、農林水産省が2026年7月28日に公表した「畜産統計(令和8年2月1日現在)」と、e-Statで公開されている長期累年統計表(1960年〜)を一次ソースに、飼養戸数・頭数の長期推移、1戸当たりの規模、都道府県別ランキング、北海道への集中度を、数値からグラフに描き直して整理したものです。グラフはすべて CC BY 4.0 で、出典を書けば商用資料にも転載できます。

この記事の結論(コピペ用)
2026年2月1日現在、酪農家(乳用牛の飼養戸数)は1万800戸(前年比4.4%減)、肉用牛は3万1,800戸(同6.5%減)、養豚は2,880戸(2024年比8.0%減)で、1960年の約38分の1・64分の1・277分の1に減った。一方で頭数はピーク比で乳用牛61%・肉用牛83%・豚74%を保ち、1戸当たり飼養頭数は乳用牛119.1頭・肉用牛77.8頭・豚3,040頭と過去最大になった。乳用牛の63.7%は北海道で飼われ、肉用牛・豚は鹿児島・宮崎の南九州にも集中している。

キー数値

指標 数値 時点・備考
乳用牛の飼養戸数(酪農家) 1万800戸 2026年2月1日。前年比500戸(4.4%)減
乳用牛の飼養頭数 128万6,000頭 前年比0.5%減。1戸当たり119.1頭
肉用牛の飼養戸数 3万1,800戸 前年比2,200戸(6.5%)減
肉用牛の飼養頭数 247万3,000頭 前年比12万2,000頭(4.7%)減。1戸当たり77.8頭
豚の飼養戸数(養豚農家) 2,880戸 前回(2024年)比250戸(8.0%)減
豚の飼養頭数 875万6,000頭 前回比0.5%減。1戸当たり3,040.3頭
採卵鶏の飼養戸数/成鶏めす羽数 1,510戸/1億3,860万羽 前回比7.9%減/6.8%増(成鶏めす1,000羽以上の飼養者)
ブロイラーの出荷戸数/出荷羽数 2,000戸/7億4,054万羽 前回比4.8%減/1.2%増(年間出荷3,000羽以上)
1960年からの戸数の減り方 乳用牛 1/38・肉用牛 1/64・豚 1/277 1960年は41万400戸・203万1,000戸・79万9,100戸(沖縄を含まない)
北海道のシェア(乳用牛の頭数) 63.7% 1960年は22.2%

1. 農家の数は1960年の数十分の1に減った

下の図の上段は、畜種ごとの飼養戸数(その家畜を飼っている農家などの数)の推移です。どの畜種も1960年代から一貫して減り続けていて、途中で増えに転じた時期はありません。

乳用牛・肉用牛・豚の飼養戸数(上段)と飼養頭数(下段)の推移(1960〜2026年)。戸数は数十分の1に減ったが、頭数はピークの6〜8割を保っている。
乳用牛・肉用牛・豚の飼養戸数(上段)と飼養頭数(下段)の推移(1960〜2026年)。戸数は数十分の1に減ったが、頭数はピークの6〜8割を保っている。
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  • 乳用牛(酪農):1960年の41万400戸から、2026年は1万800戸になりました。2016年(1万7,000戸)からの10年間だけでも36.5%減っています。前年比の減少率は4.4%で、毎年500〜700戸前後のペースで減り続けています。
  • 肉用牛:1960年は203万1,000戸でした。当時は農耕用も兼ねて1〜2頭の牛を飼う農家が多く、1戸当たりは1.2頭でした。2026年は3万1,800戸で、前年比6.5%減と乳用牛(4.4%減)より速いペースで減っています。
  • 豚(養豚):1962年の102万5,000戸が最多で、2026年は2,880戸です。1960年比で約277分の1、1990年(4万3,400戸)比でも93%減と、3畜種の中で最も減り方が大きい畜種です。

2. 頭数は戸数ほど減っていない — ピークの6〜8割を維持

図の下段は、飼われている頭数の推移です。戸数とは形がまったく違い、1960年代から1980〜90年代にかけて増え、ピークの後は緩やかに減っています。

畜種 頭数のピーク 2026年 ピーク比
乳用牛 211万1,000頭(1985年) 128万6,000頭 61%
肉用牛 297万1,000頭(1994年) 247万3,000頭 83%
豚 1,186万6,000頭(1989年) 875万6,000頭 74%

肉用牛は2010年代前半に減った後、2023年(268万7,000頭)まで持ち直しましたが、2026年は前年比4.7%減と大きく減りました。内訳を見ると、子牛を産ませる「子取り用めす牛」が5.9%減っており、今後の子牛の供給にも影響しうる動きです。

家畜の頭数を支えるのは飼料で、その多くは輸入に頼っています。飼料の自給率については飼料自給率26%の現実|畜産物が輸入に頼る本当の理由で解説しています。

3. 1戸当たりの規模は乳用牛119頭・豚3,040頭に

戸数が減り、頭数はそれほど減っていないということは、1戸当たりの規模が大きくなったということです。

1戸当たり飼養頭数の推移(1960〜2026年)。2026年は乳用牛119.1頭、肉用牛77.8頭、豚3,040頭で、いずれも過去最大。
1戸当たり飼養頭数の推移(1960〜2026年)。2026年は乳用牛119.1頭、肉用牛77.8頭、豚3,040頭で、いずれも過去最大。
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1戸当たり飼養頭数は、1960年と2026年で比べると次のとおりです。

  • 乳用牛:2.0頭 → 119.1頭(約60倍)。前年から4.7頭(4.1%)増え、過去最大を更新しました。
  • 肉用牛:1.2頭 → 77.8頭(約65倍)
  • 豚:2.4頭 → 3,040.3頭(約1,270倍)。2000年の838.1頭と比べても3.6倍です。

どの畜種もここ10年ほどで伸びが速くなっています。小規模な農家がやめ、残った農家が規模を広げる動きが続いているためです。

4. 一握りの大規模経営が頭数の大半を飼っている

規模の大きい層にどれだけ頭数が集まっているかを見ると、集中の度合いがはっきりします。

最大規模層が飼養戸数と飼養頭羽数に占める割合(2026年)。肉用牛は戸数の2.4%の500頭以上層が頭数の45.9%を飼っている。
最大規模層が飼養戸数と飼養頭羽数に占める割合(2026年)。肉用牛は戸数の2.4%の500頭以上層が頭数の45.9%を飼っている。
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  • 乳用牛では、成畜200頭以上の層は戸数の6.6%ですが、頭数の34.0%を飼っています。
  • 肉用牛では、500頭以上の層は戸数の2.4%で、頭数の45.9%を占めます。
  • 豚では、肥育豚2,000頭以上の層が戸数の31.9%、頭数の76.2%です。
  • 採卵鶏では、成鶏めす10万羽以上の層(10万〜50万羽未満と50万羽以上の合計)が戸数の20.8%、成鶏めす羽数の83.4%を占めます。

2026年に前年より戸数が増えたのは、乳用牛では「200頭以上」の層だけでした。採卵鶏でも、前回より戸数が増えたのは「50万羽以上」の層だけです。減少は小さな規模の層に集中しています。

なお、規模別の集計は畜種ごとに対象が少しずつ違います(豚は肥育豚の頭数規模別で、学校・試験場などの非営利の飼養者を除く、など)。数字の比較は同じ畜種の中で行ってください。

5. 都道府県ランキング — 乳用牛は北海道、肉用牛・豚は南九州にも集中

都道府県別の飼養頭数トップ10(2026年2月1日現在)。乳用牛は北海道が63.7%、肉用牛・豚は鹿児島・宮崎も上位。
都道府県別の飼養頭数トップ10(2026年2月1日現在)。乳用牛は北海道が63.7%、肉用牛・豚は鹿児島・宮崎も上位。
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乳用牛:北海道が6割超、2位以下は1県5%未満

乳用牛の頭数は北海道が81万9,800頭(63.7%)で、2位の栃木(5万1,800頭・4.0%)の約16倍です。3位以下は熊本・岩手・群馬と続きます。戸数でも北海道は4,800戸と全国の44.4%を占め、1戸当たりの頭数は北海道が170.8頭、都府県は77.0頭と2倍以上の差があります。

肉用牛:北海道と鹿児島・宮崎で4割超

肉用牛の頭数は、北海道(53万3,800頭・21.6%)、鹿児島(34万1,000頭・13.8%)、宮崎(23万4,600頭・9.5%)の上位3道県で全国の約45%を占めます。戸数で見ると最多は鹿児島(5,190戸)で、宮崎(3,680戸)、岩手(2,610戸)が続きます。九州全体では戸数の43.4%、頭数の36.4%です。中身も違い、北海道の肉用牛は61.5%が乳用種(ホルスタイン種や交雑種)なのに対し、鹿児島は97.3%、宮崎は88.4%が肉用種(ほぼすべて黒毛和種)です。

豚:1位は鹿児島、上位4道県で4割弱

豚の頭数は鹿児島が111万5,000頭(12.7%)で1位、北海道(75万2,400頭)、宮崎(73万3,500頭)、千葉(69万9,400頭)が僅差で続きます。上位4道県で全国の37.7%です。関東(千葉・群馬・茨城・栃木)と東北北部(岩手・青森)にも産地が広がっているのが牛との違いです。豚熱(CSF)や鳥インフルエンザの発生状況は鳥インフルエンザと豚熱の発生統計にまとめています。

データ表:都道府県別 飼養頭数トップ10(2026年2月1日現在)
順位 乳用牛 頭数 全国比 戸数 肉用牛 頭数 全国比 戸数 豚 頭数 全国比 戸数
1位 北海道 819,800 63.7% 4,800 北海道 533,800 21.6% 1,970 鹿児島 1,115,000 12.7% 363
2位 栃木 51,800 4.0% 512 鹿児島 341,000 13.8% 5,190 北海道 752,400 8.6% 160
3位 熊本 40,900 3.2% 418 宮崎 234,600 9.5% 3,680 宮崎 733,500 8.4% 246
4位 岩手 36,500 2.8% 620 熊本 124,400 5.0% 1,800 千葉 699,400 8.0% 219
5位 群馬 30,400 2.4% 329 長崎 83,900 3.4% 1,690 群馬 577,700 6.6% 145
6位 千葉 24,700 1.9% 318 栃木 78,300 3.2% 683 岩手 450,500 5.1% 76
7位 茨城 22,800 1.8% 223 岩手 74,300 3.0% 2,610 茨城 421,000 4.8% 185
8位 愛知 17,300 1.3% 171 宮城 71,500 2.9% 2,020 青森 355,900 4.1% 49
9位 岡山 14,900 1.2% 163 沖縄 69,400 2.8% 2,000 熊本 339,400 3.9% 110
10位 宮城 14,400 1.1% 337 兵庫 58,900 2.4% 955 栃木 331,300 3.8% 71

農林水産省「畜産統計(令和8年2月1日現在)」統計表(e-Stat)の都道府県別飼養戸数・頭数から作成。全国比は全国計(乳用牛128万6,000頭、肉用牛247万3,000頭、豚875万6,000頭)に対する割合。

都道府県別の農業産出額(畜産を含む全体)の順位は都道府県別 農業産出額ランキングで確認できます。

6. 北海道の比重は乳用牛で2割から6割超へ

全国の頭数のうち北海道で飼われている割合を、長期累年のデータから計算しました。

全国の飼養頭数に占める北海道の割合(1960〜2026年)。乳用牛は22.2%から63.7%に上昇した。
全国の飼養頭数に占める北海道の割合(1960〜2026年)。乳用牛は22.2%から63.7%に上昇した。
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乳用牛は1960年に22.2%でしたが、ほぼ一貫して上がり続け、2026年は63.7%です。2026年も、全国の乳用牛の頭数が0.5%減る中で北海道だけは前年より増えました(沖縄も増加)。都府県の酪農が縮む速さが北海道より速いため、比重が上がり続けています。

肉用牛は1960年にはほとんどゼロ(0.1%)でしたが、1990年代に10%を超え、2026年は21.6%です。豚は長く5%前後でしたが、2010年代後半から上がり、2026年は8.6%になりました。

データ表:全国の飼養頭数に占める北海道の割合
年 乳用牛 肉用牛 豚
1960年 22.2% 0.1% 5.1%
1970年 27.1% 1.9% 4.3%
1985年 38.3% 9.5% 5.6%
1998年 47.4% 14.6% 5.5%
2008年 53.5% 17.7% 5.7%
2018年 59.6% 20.9% 6.8%
2026年 63.7% 21.6% 8.6%

e-Stat「畜産統計 長期累年」の北海道・全国の飼養頭数から smartagri.jp が算出。1980・90・95・2000年などは北海道の値が公表されていない。

7. 採卵鶏は戸数が減る一方で羽数は増加

採卵鶏(成鶏めす1,000羽以上の飼養者が対象)は、2026年の飼養戸数が1,510戸で、前回(2024年)から7.9%減りました。一方、卵を産む成鶏めすの羽数は1億3,860万2,000羽で6.8%増え、2023年の1億2,857万9,000羽から回復しています。1戸当たりの成鶏めす羽数は9万1,800羽で、前回から16.1%増えました。比較できる1998年(5,390戸・1戸当たり2万7,000羽)と比べると、戸数は約3.6分の1、1戸当たりの羽数は約3.4倍です。

ブロイラー(年間出荷3,000羽以上の飼養者)は出荷戸数2,000戸、出荷羽数7億4,053万9,000羽で、出荷羽数の50.9%が九州です。

8. 統計を読むときの注意 — 「戸数」の定義と接続できない年

長期の推移を比べるときは、次の点に注意してください。

  • 牛は2020年から集計方法が変わった。乳用牛と肉用牛は、2020年(令和2年)から農家への調査をやめ、牛個体識別全国データベースなどの行政記録を使って集計する「加工統計」に変わりました。2019年(平成31年)は、旧方法の値(乳用牛1万5,000戸・肉用牛4万6,300戸)と、新方法で作り直した参考値(1万4,900戸・4万5,600戸)の2つがあります。本記事のグラフは新方法の参考値でつないでいます。
  • 牛の「戸数」は重複がある。牛の戸数は、個体識別データに登録された飼養者の飼養形態で数えており、乳牛と肉牛の両方を飼う「複合」の飼養者は、乳用牛と肉用牛の両方に数えられます。乳用牛と肉用牛の戸数を足しても、牛を飼う農家の実数にはなりません。
  • 乳用牛・肉用牛は品種ではなく目的で分ける。乳用牛は「搾乳を目的として飼養している牛」、肉用牛は肉用を目的に飼う牛で、ホルスタインの雄や交雑種(F1)を肥育している場合は肉用牛に入ります(出典:畜産統計 令和8年 公表資料 p.1)。
  • 豚・採卵鶏・ブロイラーは5年ごとに調査がない。農林業センサスを行う年(2005・2010・2015・2020・2025年)は調査を休止しているため、値がありません。2026年の増減は、前年ではなく2024年との比較です。
  • 豚・鶏の「戸数」は畜舎単位を含む。同じ飼養者が市区町村をまたいで畜舎を持つ場合は、市区町村ごとに1飼養者として数えます。学校・試験場などの非営利の飼養者も含まれます。
  • 採卵鶏は1998年以降しか比べられない。1991〜1997年は成鶏めす300羽未満、1998年以降は1,000羽未満の飼養者を含まないため、それ以前とは接続しません。本記事では採卵鶏の長期グラフを載せていません。
  • 1972年以前は沖縄を含まない。

「戸数」は、農林業センサスの「農業経営体」数とは定義が違います。経営体の数の推移は2025年農林業センサス特集を参照してください。

データ表:乳用牛・肉用牛・豚の飼養戸数・頭数・1戸当たり頭数(全国、1960〜2026年)
年 乳用牛 肉用牛 豚
戸数(戸) 頭数(千頭) 1戸当たり(頭) 戸数(戸) 頭数(千頭) 1戸当たり(頭) 戸数(戸) 頭数(千頭) 1戸当たり(頭)
1960年 410,400 824 2.0 2,031,000 2,340 1.2 799,100 1,918 2.4
1965年 381,600 1,289 3.4 1,435,000 1,886 1.3 701,600 3,976 5.7
1970年 307,600 1,804 5.9 901,600 1,789 2.0 444,500 6,335 14.3
1975年 160,100 1,787 11.2 473,600 1,857 3.9 223,400 7,684 34.4
1980年 115,400 2,091 18.1 364,000 2,157 5.9 141,300 9,998 70.8
1985年 82,400 2,111 25.6 298,000 2,587 8.7 83,100 10,718 129.0
1990年 63,300 2,058 32.5 232,200 2,702 11.6 43,400 11,817 272.3
1995年 44,300 1,951 44.0 169,700 2,965 17.5 18,800 10,250 545.2
2000年 33,600 1,764 52.5 116,500 2,823 24.2 11,700 9,806 838.1
2005年 27,700 1,655 59.7 89,600 2,747 30.7 調査休止 調査休止 —
2010年 21,900 1,484 67.8 74,400 2,892 38.9 調査休止 調査休止 —
2015年 17,700 1,371 77.5 54,400 2,489 45.8 調査休止 調査休止 —
2020年 14,400 1,352 93.9 43,900 2,555 58.2 調査休止 調査休止 —
2024年 11,900 1,313 110.3 36,500 2,672 73.2 3,130 8,798 2,810.9
2025年 11,300 1,293 114.4 34,000 2,595 76.3 調査休止 調査休止 —
2026年 10,800 1,286 119.1 31,800 2,473 77.8 2,880 8,756 3,040.3

各年2月1日現在。1960〜2025年はe-Stat「畜産統計 長期累年」(乳用牛・肉用牛・豚の飼養戸数・頭数累年統計、全国)、2026年は「畜産統計(令和8年2月1日現在)」公表資料 p.4。乳用牛・肉用牛の2020年以降は加工統計。1972年以前は沖縄を含まない。「調査休止」は農林業センサス実施年。

よくある質問

日本の酪農家は今何戸ありますか?

2026年2月1日現在、乳用牛の飼養戸数は1万800戸です。前年から500戸(4.4%)減りました。1960年の41万400戸と比べると約38分の1で、ここ10年でも3分の1以上減っています。ただし乳用牛の頭数は128万6,000頭で前年比0.5%減にとどまり、1戸当たりは119.1頭と過去最大です。

養豚農家の数が2025年の分だけ公表されていないのはなぜですか?

豚・採卵鶏・ブロイラーの調査は、5年ごとの農林業センサスを行う年には休止されるためです。2025年はセンサス年だったので、2026年の結果は前回の2024年と比べています(豚の飼養戸数は2024年3,130戸→2026年2,880戸)。乳用牛・肉用牛は行政記録から毎年集計しているため、休止はありません。

飼養戸数が減っているのに、牛乳や肉の生産は大丈夫なのですか?

戸数は大きく減っていますが、頭数はピークの6〜8割を保っており、1戸当たりの規模拡大で生産を支えている形です。ただし乳用牛の頭数は1985年のピークから4割近く減り、肉用牛も2026年は前年比4.7%減、子牛を産む子取り用めす牛も5.9%減るなど、頭数も減る局面に入っている点には注意が必要です。


ライセンスと引用方法

要素 ライセンス 条件
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自作グラフ(PNG) CC BY 4.0 出典表記で商用利用可
元データ(農林水産省「畜産統計」の公表値) PDL1.0 出典表記・加工表記が必要

推奨クレジット表記:

出典: smartagri.jp「酪農家1万800戸・養豚農家2,880戸に|畜産統計で見る飼養戸数・頭数の長期推移」
酪農家1万800戸・養豚農家2,880戸に|畜産統計で見る飼養戸数・頭数の長期推移と都道府県ランキング【2026年】
元データ: 農林水産省「畜産統計(令和8年2月1日現在)」「畜産統計 長期累年」 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tikusan/index.html (2026年9月25日に利用)を加工して作成

※本ページは農林水産省の公表値を加工して作成しています。国(農林水産省)が本ページの編集・加工内容を承認・作成したものではありません。


出典・参考URL

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