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農業ロボット

有機農業者が手作業で行っている除草作業を自動で行う除草ロボットを開発するOdd.Bot社について解説

事業概要 Odd.Bot社は、農薬を利用できない有機農業者が手作業で行っている除草作業を自動で行う除草ロボットを開発している企業です。2018年にオランダを拠点に設立され、社員数は1〜10人程度と推定されます。 Youtube動画:https://www.youtube.com/watch?v=XEogQe4qE90 有機農業者は雑草に薬品を散布することができず、手作業で除草作業を行っています。農 […]

低価格・高品質な農業用自律型モジュール式ロボットThorvaldを開発するSaga Robotics社について解説

事業概要 Saga Robotics社は、低価格・高品質な農業用自律型モジュール式ロボットを開発する農業テクノロジー企業です。2016年にノルウェー生命科学大学のロボット工学グループのメンバーによって創業され、社員数は11〜50名と推定されます。 ノルウェーや世界各地の農家が抱える労働力不足、持続可能性、収量確保といった課題に対して、自律型ロボットThorvaldにより持続可能で収益性の高い食糧生 […]

スマートフォンで利用できるGPSアプリケーション「FieldBee」でトラクターの経路計画と操作を可能にするeFarmer社について解説

事業概要 eFarmer社は、2014年にオランダで設立された、スマート農業企業です。スマートフォンで利用できるGPSアプリケーション「FieldBee」でトラクターの経路計画と操作を可能にし、農業の生産性と効率化を促進します。社員数は14名ほどと推定されます。 農場でトラクターを利用する際、eFarmer社が提供するGPSガイダンスシステムがあることで、農家は時間と肥料、材料費を節約することがで […]

雑草にのみ除草剤を噴射し農家のコスト削減に貢献する、Blue River Technology社のSee & Sprayマシンについて解説

事業概要 Blue River Technology社は、コンピュータービジョンとロボット工学を利用した農業用マシンを開発する企業で、2011年にアメリカのカリフォルニアを拠点に設立されました。社員数は51〜100人と推定されています。2017年に、農業・建設用機械を製造するアメリカのJohn Deere社に買収されました。 Blue River Technology社は、See & Sp […]

ドイツ発ブドウ樹と雑草を見分け、自立走行で除草するロボット

今回は、ブドウ園における自動除草ロボットの開発事例を紹介します。(その他の当サイトでの除草ロボット紹介はこちら)除草は、農作物生産において、手間のかかる作業である一方、適切に行わないと、収量減少の原因になることに加え、病害虫の温床となってしまう場合もあります。このような除草作業を、自動で行うことが可能となれば、今後求められる省力化に大きく貢献できる技術になると考えられます。 農地における除草 雑草 […]

特許取得済みの地下検出技術が搭載された、Cerescon社のアスパラガス自動収穫ロボット「Sparter」について解説

事業概要 Cerescon社は、2014年にオランダを拠点に設立された農業テック企業です。社員数は約11〜50人と推定されます。アスパラガスをはじめとした選択的収穫ロボットの開発をビジョンとしています。 アスパラガス自動収穫ロボットの実現可能性を実証した世界初の企業で、現在アスパラガス自動収穫ロボットの開発、製造、マーケティングに注力しています。アスパラガスの収穫は、収穫に適したものを選択して収穫 […]

摘み取るイチゴをAIで判別し傷つけずに収穫できる、AGROBOT社のロボットEシリーズについて解説

事業概要 AGROBOT社は2009年にスペインを拠点に設立された、イチゴを収穫する農業用ロボットを開発・販売する企業です。社員数は2〜10人と推定されています。 AGROBOT社はイチゴを大量かつ傷つけることなく収穫できるロボットを開発することで、労働力不足の問題や、摘み取りの難しさといったイチゴ業界のニーズに対応しています。 AGROBOT社では、イチゴを大量に収穫するロボットであるEシリーズ […]

双眼カメラを使った小ギク自動収穫ロボットの研究開発

今回は、小ギクの収穫省力化における新技術を紹介します。日本では仏花として利用される小キクですが、中国や東南アジアでは、お茶の原料としても、利用されています。中国の研究チームは、茶原料としての小ギク自動収穫ロボットの研究開発を行っており、この最新情報をお伝えします。  小ギク収穫の現状 小ギクの栽培では、開花した順に、適宜採花を行いますが、これには大きな労力を要します。品目別経営統計(キク […]

機械学習による画像認識で雑草と作物を識別する、FarmWise社の自動除草ロボットについて解説

事業概要 FarmWise社は、自動除草ロボットを開発・販売するアメリカの農業ベンチャー企業です。2016年に、アメリカのカリフォルニア州を拠点に設立されました。社員数は50〜100人と推定されています。MIT、スタンフォード大学、コロンビア大学の農業や人工知能の専門家25人のチームによってサポートされています。 FarmWise社は、機械学習によって植物を分析した上で雑草を摘み取る自動除草ロボッ […]

岩手県の除雪機メーカー和同産業株式会社が農家の声をもとに開発した自動走行草刈りロボット「KRONOS」について解説

事業概要 和同産業株式会社は、岩手県に本社を持つ1941年設立の除雪・農業機械メーカーです。除雪機械、草刈り機、農業機械の開発、設計、製造および販売を行っており、従業員数は256名です。 和同産業株式会社では、自動走行無人草刈りロボットであるKRONOSを開発・販売しています。 日本の少子高齢化が進む中、農業において草刈り作業が大きな負担となっているという課題に対し、KRONOSによって草刈りの労 […]