ねぎの栽培暦・年間作業表【全国まとめ】35都道府県の土寄せ・施肥・定植・収穫時期を比較

  • 10月 27, 2026
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ねぎの土寄せと追肥の回数、播種・定植・収穫の時期は、都道府県の施肥基準や栽培指針に別々に書かれています。この記事では、35都道府県の公的資料(44本)から時期と数値を拾い、全国の比較表と、根深ねぎ(白ねぎ・長ねぎ)を主体にした標準的な年間作業表にまとめました。どの値にも出典の県と資料を付けています。

県によって大きく違うのは、土寄せの回数と時期、追肥の配分、年間の窒素量です。追肥を兼ねる土寄せは、栃木の夏どりと静岡のシロネギⅡの2回から、埼玉の追肥のみ6回まで開きます。窒素は福岡の白ネギ秋冬出の9kg/10aから、福島の秋冬どり32kg/10a、宮城の目安30kg/10aまで3倍以上の幅があります。

ねぎの年間作業表・都道府県比較(Excel)をダウンロード

Excelには、年間作業表(圃場・作型・品種を書き込める欄と実施日の欄つき)、都道府県の比較表、出典一覧の3つのシートがあります。

ほかの作物の栽培暦・年間作業表は栽培暦・年間作業表の全国まとめにまとめています。

この表の読み方と注意

  • 対象:都道府県と県の試験場・普及組織が公開している施肥基準、栽培指針、栽培暦、試験研究の成果。農林水産省「都道府県施肥基準等」に掲載されている県の資料を含みます。根深ねぎを主体にし、葉ねぎ・小ねぎは作型が資料で区別できる行だけを入れました
  • 図から読み取った値:栽培暦の図から旬を読んだ値には「図から読み取り」と書きました。記号の位置から読むため、±1旬ほどずれることがあります。群馬・栃木・埼玉の春どりと夏どり、神奈川の春まき、福岡の中・大ネギは図が2系列あり、誤差がさらに大きくなります
  • 施肥基準でない資料:大阪1・石川1・宮崎1は特別栽培の慣行レベルの窒素量、鹿児島1は県の土壌管理指針の値、鳥取は経営指標(資材量のみで成分量なし)です。表の中でもそう書いています
  • 試験の値・事例:茨城1・茨城2、富山1、山口1、徳島1は試験や普及記事の値で、県の指導基準ではありません。徳島は細ネギの試験展示です
  • 要確認の数値:山梨1の栽植本数「3,000株/10a」は他県の3〜4万本と桁が違いますが、資料の記載のまま載せました。静岡1のシロネギⅡの目標収量は「25,00」と印字されており、2,500kgと読みました。宮崎1は表の行の対応を推定して読んでいます。岩手1・岩手2は文字化けしたPDFを目視で読んだ値です
  • 農薬:使い方を推奨しないため、薬剤名は書いていません
  • 調査日:2026年10月27日。資料は改訂されることがあるので、最新の内容は各県の資料で確認してください

標準の年間作業表(主産地の根深ねぎ(白ねぎ・長ねぎ)の露地栽培(春まき・秋まき・夏どり・秋冬どり・春どり))

千葉・埼玉・栃木・群馬・福岡・佐賀・宮城・秋田・愛知・静岡などの資料をもとにした、根深ねぎの標準的な作業表です。播種・定植・収穫の月に加えて、追肥を兼ねる土寄せの回数と時期が県と作型で違うので、1行の中に県別の時期を並べています。葉ねぎ・小ねぎは作型が明確な行だけを入れました。図から読み取った時期は±1旬ほどずれることがあります。「根拠」の略称は記事末尾の出典一覧に対応しています。

月 旬 作業 内容・目安 品種・作型 根拠
1月〜2月 — 播種(夏どり・冬まき・春まき) 宮城の冬まき夏どりは1月下旬〜2月下旬にハウス内でポット育苗し、育苗は50〜60日。青森の冬まきは1月下旬・2月下旬に播種(砂丘地、チェーンポット、冬まきは出芽時加温)。栃木の夏どり春まきは1月中旬〜2月上旬、神奈川の春まき秋冬どりは1月下旬〜2月上旬、鳥取の夏どりは1〜3月ごろ(いずれも図から読み取り)。新潟の夏ねぎは1月播種 夏どり・冬まき・春まき 宮城1 pp.142・147-149・青森1 p.8・栃木1・神奈川1 p.17・鳥取2・新潟1・新潟2
1月〜3月 — 収穫・出荷(越冬・囲いネギ) 秋田の囲いネギは1〜3月に収穫する。宮城も囲いネギなら1月以降に出荷できる。群馬の下仁田は11月〜翌3月、福岡の中・大ネギ春出は2〜7月(図から読み取り) 秋冬どり・春出 秋田1 p.244・宮城1 p.142・群馬1・福岡1 p.77
2月 上旬 定植(トンネル・早い定植) 千葉の夏どり(北総・東葛飾・九十九里)は2月上旬にトンネル被覆で定植し、植溝に緩効性肥料6kg/10a程度を入れて基肥8-21-5を施す。神奈川の秋まき夏秋どりは2月ごろに移植(図から読み取り) 夏どり・秋まき夏秋どり 千葉1 p.230・神奈川1 p.17
2月〜3月 — 播種(春まき・秋冬どり) 秋田の夏どり春まきは2月上旬(チェーンポット)。群馬の春まき秋冬どりは2月中旬、山梨の春まきは2月中旬〜3月上旬、東京の春まきは2月下旬〜3月ごろ(トンネル)、埼玉の秋冬どりは2〜3月、岐阜の春まき(平坦地)は2月上旬(トンネル)、青森の県内一般の露地は2月中旬〜3月下旬のハウス播種。福岡は中・大ネギの夏出が2〜3月、白ネギの秋冬出が2月または4月(以上は図から読み取り) 春まき・夏出・秋冬どり 秋田1 p.238・群馬1・山梨1 p.129・東京1 p.8・埼玉1 p.54・岐阜1・青森2 p.34・福岡1 pp.77-78
3月 下旬〜4月下旬 播種(春まき秋冬どり) 宮城はポット育苗が3月下旬〜4月下旬、地床が3月上旬〜4月下旬で、チェーンポットは45日、プラグは60日育苗。千葉の秋冬どりは3月、栃木の春まき秋冬どりは3月下旬〜4月、群馬の下仁田春まきは3月下旬、静岡のシロネギⅠ春まきは3月下旬、佐賀の根深ネギ春まきは3〜4月、三重のアオネギ秋冬どりは3月と5月(図から読み取りを含む) 春まき秋冬どり 宮城1 pp.143-145・千葉1 p.229・栃木1・群馬1・静岡1 p.249・佐賀1 p.10・三重1 p.23
3月 — 定植(夏どり・秋まき・冬まき) 青森の砂丘地は秋まきを3月中旬・4月中旬、冬まきを3月下旬・4月下旬に定植し、定植直後から農ポリ小型トンネルまたは不織布べたがけをかける。栃木の秋まき夏どりは3月中旬、埼玉の夏どりは3月下旬〜4月上旬、岐阜の夏どり(平坦地)は3月上旬〜4月中旬、愛知の6〜10月どりは3月上旬〜5月下旬(栃木・埼玉・岐阜・愛知は図から読み取り) 夏どり・秋まき・冬まき 青森1 p.8・栃木1・埼玉1 p.54・岐阜1・愛知1 p.Ⅳ-66
3月 上旬〜下旬 基肥・追肥(春先) 山梨の秋まきは3月中旬に基肥N7-P10-K7。愛知の6〜10月どりは3月上旬〜4月下旬に基肥3-3-3。三重のアオネギ秋冬どりは3月に基肥N15-P20-K15。神奈川の秋まき夏秋どりは基肥を施さず、3月・4月・5月に追肥N9+9+5(図から読み取り) 秋まき・夏どり 山梨1 p.129・愛知1 p.Ⅳ-66・三重1 p.23・神奈川1 p.17
3月〜5月 — 収穫(春どり) 鳥取の春どりは3月上旬〜5月上旬。埼玉の春どりは翌3月〜5月(図から読み取り)。新潟の春ねぎは4〜5月。富山の春ねぎ作型(7月上旬播種)は4月下旬〜5月上旬の収穫(試験の値) 春どり・越冬 鳥取3・鳥取4・埼玉1 p.54・新潟1・新潟2・富山1 p.11
4月 上旬〜5月上旬 定植(夏どり・春まき) 群馬の秋まき夏どりと春まき秋冬どりは4月上旬、山梨の秋まきは4月中旬(いずれも図から読み取り)。宮城の冬まき夏どりはポット育苗苗を4月上旬〜5月上旬に定植。秋田の夏どりは春まきが4月中旬・5月中旬、秋まきが4月上旬(図から読み取り)。鳥取の夏どり(夏扇パワー)はペーパーポット苗を4月上旬〜下旬に定植し、畦幅100〜120cm、株間14cm。岐阜の秋冬どり(秋まき、平坦地)は4月上旬に移植し、7月下旬に定植 夏どり・春まき 群馬1・山梨1 p.129・宮城1 p.149・秋田1 pp.238-241・鳥取2・岐阜1
4月 中旬〜6月上旬 播種(越冬春どり・秋冬どり) 秋田の越冬春どりは元晴晩生が4月中旬〜5月上旬、羽緑一本太が5月上旬〜中旬(図から読み取り)。秋田の秋冬どりはチェーンポットが4月上旬・5月中旬、地床が4月中旬(図から読み取り)。愛知の12〜3月どりは金長・長悦が4月下旬〜5月(図から読み取り)。鳥取の春どりは4月ごろ(図から読み取り) 越冬春どり・秋冬どり 秋田1 pp.234-244・愛知1 p.Ⅳ-65・鳥取3・鳥取4
4月 上旬〜下旬 基肥・追肥 千葉の秋冬どりは4月下旬に基肥3-17-3(定植時に緩効性肥料3kg/10aを植溝)。千葉の環境保全型は4月下旬のほ場基肥をりん酸30・加里22だけにする。千葉の夏どりは追肥を4月上旬・4月下旬・5月中旬・6月上旬に各4-4-4。鳥取の夏どり(ペーパーポット苗)は追肥を4月上旬〜8月中旬に複合肥料などで施す 秋冬どり・夏どり 千葉1 pp.229-232・鳥取2
4月〜5月 — 定植(秋冬どり) 千葉の秋冬どりは5月(5月上旬〜中旬の記載もあり)、埼玉の秋冬どりは4月中旬〜5月、栃木の秋まき秋冬どりは4〜5月、宮城の春まき秋冬どりはポット育苗が4月下旬〜6月上旬、普通育苗が5月中旬〜6月中旬(宮城以外は図から読み取り) 秋冬どり 千葉1 p.229・埼玉1 p.54・栃木1・宮城1 p.145
5月 上旬〜下旬 定植・元肥 栃木の夏どり(春まき)は5月上旬に定植し、畝間90cm×株間3cm。東京の春まきは5月中旬〜6月中旬、岐阜の高冷地は秋まき・春まき(ハウス育苗)が5月上旬〜中旬、春まき(露地育苗)が5月下旬〜6月上旬(以上は図から読み取り)。静岡のシロネギⅡ(愛鷹山麓、秋まき越年)は5月下旬に元肥13-21-13。山梨の春まきは5月上旬に基肥N7-P10-K7 夏どり・春まき・越年 栃木1・東京1 p.8・岐阜1・静岡1 p.250・山梨1 p.129
5月〜8月 — 播種(秋冬どり・春どり用) 福岡の中・大ネギは秋冬出が5〜7月、春出が8月(図から読み取り)。静岡のシロネギⅠ夏まきは5月(苗床準備・播種)、埼玉の春どりは4月ごろ・6月ごろ、富山の春ねぎ作型は7月上旬播種(試験の値)。千葉の坊主知らずは5月に株分け・仮植 秋冬出・春出・夏まき 福岡1 p.77・静岡1 p.249・埼玉1 p.54・富山1 p.11・千葉1 p.231
5月 下旬〜6月中旬 追肥 山梨の秋まきは5月下旬に追肥N4-K4。千葉の夏どりは5月中旬と6月上旬に各4-4-4。栃木の夏どり(図)と三重のアオネギは6月・7月(三重は8月も)に追肥を入れる 夏どり 山梨1 p.129・千葉1 p.230・栃木1・三重1 p.23
5月 上旬〜6月上旬 収穫(越冬春どり) 秋田の越冬春どりは翌年5月上旬〜6月上旬(図から読み取り)。抽だい前に収穫する 越冬春どり 秋田1 p.234
6月 上旬〜7月下旬 定植(春どり・越冬・春まき) 鳥取の春どりはプラグ苗を6月中旬に定植し、畦幅100cm、植え溝の深さ20cm。同時期に額縁明渠で排水路をとる。山梨の春まきは6月上旬(図から読み取り)。秋田の越冬春どりは元晴晩生が6月上旬〜下旬、羽緑一本太が6月下旬〜7月下旬(図から読み取り)。佐賀の根深ネギ春まきは6〜7月で、肥料が根に直接触れないようにする。茨城は6月21日に定植(試験の値) 春どり・越冬春どり・春まき 鳥取3・鳥取4・山梨1 p.129・秋田1 p.234・佐賀1 pp.10・20・茨城1
6月〜9月 — 収穫(夏どり) 埼玉の夏どりは6月〜9月、千葉の夏どりは6月上旬〜8月下旬、栃木の秋まき夏どりは6月中旬〜8月上旬、神奈川の秋まき夏秋どりは6月下旬〜8月上旬、愛知の6〜10月どりは6月下旬〜10月下旬(以上は図から読み取り)。群馬の秋まき夏どりは7〜8月、福岡の中・大ネギ夏出は7〜8月、秋田の夏どりは春まきが7月下旬〜9月下旬、秋まきが7月上旬〜下旬。鳥取の夏どりは6月上旬〜下旬(初夏一文字、トンネル)と8月上旬〜9月下旬(夏扇パワー) 夏どり 埼玉1 p.54・千葉1 p.230・栃木1・神奈川1 p.17・愛知1 p.Ⅳ-66・群馬1・福岡1 p.77・秋田1 pp.238-241・鳥取1・鳥取2
7月 上旬〜下旬 定植(秋冬どり・春まき) 静岡のシロネギⅠ春まきは7月上旬、群馬の下仁田は7月中旬(秋まきは4月上旬に仮植)、岐阜の平坦地・秋まきは7月下旬、愛知の12〜3月どりは7月中旬〜8月下旬、福岡の中・大ネギ秋冬出は7〜9月(以上は図から読み取り)。秋田の秋冬どりはチェーンポットが6月下旬、地床が7月中旬 秋冬どり・春まき 静岡1 p.249・群馬1・岐阜1・愛知1 p.Ⅳ-65・福岡1 p.77・秋田1 pp.242-244
7月 上旬〜下旬 追肥・土寄せ 千葉の秋冬どりは7月上旬から8月中旬・9月中旬・10月中旬に追肥を重ね、7月上旬〜8月中旬は各3-3-3。静岡のシロネギⅡは7月上旬に追肥3-0-3、8月上旬に2-0-2。山梨の秋まきは7月中旬に追肥N7-P10-K7、春まきは7月下旬にN4-K4。佐賀の根深ネギは7〜11月に約1か月ごとの4回で、N7.5、5、3.7、3.8kg/10aを畝間に施して土寄せする 秋冬どり・春まき 千葉1 p.229・静岡1 p.250・山梨1 p.129・佐賀1 p.20
7月 下旬〜8月 土寄せを避ける時期 宮城は冬まき夏どりの7月下旬〜8月の高温乾燥期に土寄せをなるべく避ける。生育中期以降の急な土寄せは断根で葉先枯れや軟腐病の要因になる 春まき・冬まき 宮城1 pp.142・146
7月 下旬 わけねぎ(葉ねぎ)冬どりの植え付け 千葉の東葛飾のわけねぎ冬どりは7月下旬に株分けした種球を定植と同時に植え、植溝に基肥15-18-15を施す。10月上旬に追肥8-8-8と土寄せを行い、収穫は12月〜翌3月。河成壌質土では窒素・加里を20%減らす わけねぎ冬どり 千葉1 p.233
8月 上旬〜下旬 定植・元肥・追肥 静岡のシロネギⅠ夏まきは8月上旬に元肥8-12-8と同時に定植。千葉の坊主知らずは8月上旬に基肥5-16-4を施して定植。千葉の秋冬どりは8月中旬に追肥3-3-3。山梨は秋まきが8月中旬にN5-K5、春まきが8月下旬にN7-P10-K7を追肥する 夏まき・坊主知らず 静岡1 p.249・千葉1 p.231・山梨1 p.129
8月 中旬〜12月 収穫(秋まき・夏まきの秋冬どり) 山梨の秋まきは8月中旬〜12月(図から読み取り)。青森の県内一般はハウスが7月中旬〜9月、露地が8月上旬〜11月下旬(図から読み取り) 秋まき 山梨1 p.129・青森2 p.34
8月〜9月 — 播種・育苗(秋まき・越冬用) 山梨の秋まきは前年8月中旬〜9月上旬に育苗する(図から読み取り)。苗床は3月上旬にN6-P10-K7を施す 秋まき 山梨1 p.129
9月 上旬〜12月 収穫(春まき秋冬どり) 宮城の春まき秋冬どりは9月上旬〜12月(図から読み取り)。収穫は最終土寄せから20〜30日後が目安。群馬の春まき秋冬どりは9月下旬〜11月上旬、福岡の中・大ネギ秋冬出は9月〜翌1月(図から読み取り) 春まき秋冬どり 宮城1 pp.142・146・群馬1・福岡1 p.77
9月 上旬〜11月下旬 追肥・土寄せ(秋冬どり) 愛知の12〜3月どりは9月上旬〜11月下旬に追肥N20-P9-K20を分施。静岡のシロネギⅠは9月下旬・10月上旬・10月下旬に各4-4-4。千葉の秋冬どりは9月中旬3-3-3、10月中旬4-4-4。茨城の試験は9月14日・10月14日・11月15日に追肥と土寄せを同時に行う(試験の値)。山梨の春まきは9月下旬にN5-K5 秋冬どり 愛知1 p.Ⅳ-65・静岡1 p.249・千葉1 p.229・茨城1・山梨1 p.129
9月〜10月 — 播種(秋まき) 岐阜の夏どり(平坦地)は9月下旬〜10月上旬、高冷地の秋まきは9月下旬(図から読み取り)。神奈川の秋まき夏秋どりは9月下旬。栃木の秋まきは9〜10月、群馬の秋まき夏どりは10月上旬、埼玉の夏どりは10月、静岡のシロネギⅡは10月上旬、富山の初夏ねぎ作型は9月上旬(試験の値)。群馬の下仁田秋まきは10月上旬 秋まき・越年・初夏どり 岐阜1・神奈川1 p.17・栃木1・群馬1・埼玉1 p.54・静岡1 p.250・富山1 p.11
10月 上旬〜12月 収穫(秋冬どり) 栃木の春まき秋冬どりは10〜12月、埼玉の秋冬どりは10月〜翌3月、岐阜の高冷地は10月上旬〜11月下旬、佐賀の根深ネギ春まきは10〜12月(図から読み取りを含む)。秋田の秋冬どりはチェーンポットが10月上旬〜12月下旬、地床が11月上旬〜12月下旬。新潟の秋冬ねぎは10〜12月。茨城の試験は12月10日に収穫 秋冬どり 栃木1・埼玉1 p.54・岐阜1・佐賀1 p.10・秋田1 pp.242-244・新潟1・新潟2・茨城1
10月〜11月 — 播種(夏どり・越冬用) 愛知の6〜10月どりは11月上旬〜2月中旬、越津(12〜3月どり)は11月上旬〜中旬(図から読み取り)。千葉の夏どりは11月(図から読み取り)。青森の砂丘地は秋まきを10月中旬・11月中旬に播種し、秋田の夏どり秋まきは10月中旬 夏どり・秋まき 愛知1 pp.Ⅳ-65・66・千葉1 p.230・青森1 p.8・秋田1 p.238
10月 上旬〜翌4月 追肥(坊主知らず) 千葉の坊主知らずは8月上旬の基肥の後、10月上旬に7-7-7、11月中旬に4-4-4、3月中旬・4月上旬・4月中旬に各3-3-3を追肥する。収穫は翌5月ごろ〜6月(図から読み取り) 坊主知らず(千葉) 千葉1 p.231
11月 中旬 掘り取り・囲い(囲いネギ) 秋田は降雪前に掘り取ってハウスに囲い、冬期に出荷する。囲いネギの収穫は1〜3月。宮城も積雪前に掘り上げてパイプハウスに囲うと、1月以降も出荷できる 秋冬どり 秋田1 p.244・宮城1 p.142
11月 — 収穫(冬どり・翌年まで) 千葉の秋冬どりは11月〜翌2月、神奈川の春まき秋冬どりは11月下旬〜翌2月、静岡のシロネギⅠ夏まきは11月〜翌2月、群馬の下仁田は11月〜翌3月(図から読み取り)。東京の春まきは11月下旬〜12月と翌1月〜4月上旬の2回 秋冬どり・冬どり 千葉1 p.229・神奈川1 p.17・静岡1 p.249・群馬1・東京1 p.8
12月 上旬〜中旬 土寄せ・追肥(最終)、定植 鳥取の春どりは最終土寄せの時期が春扇で12月中旬、龍まさりで2月中旬で、最終土寄せ時に肥料30〜40kgを追肥する。鳥取の夏どり(初夏一文字、チェーンポット苗、トンネル)は12月上旬に定植する 春どり・夏どり(トンネル) 鳥取1・鳥取3
12月 上旬〜翌3月 収穫(冬どり) 愛知の12〜3月どりは12月上旬〜翌3月下旬(図から読み取り)。静岡のシロネギⅠ春まきは9月下旬〜12月中旬。千葉のわけねぎ冬どりは収穫始めが12月ごろ、終わりが3月ごろ 12〜3月どり・わけねぎ 愛知1 p.Ⅳ-65・静岡1 p.249・千葉1 p.233
12月 下旬〜3月下旬 わけねぎ(葉ねぎ)夏どりの植え付けと追肥 千葉の東葛飾のわけねぎ夏どりは12月下旬に植溝へ基肥12-20-10を施して株分けした種球を植え、3月下旬に追肥8-8-8と土寄せを行う。収穫は5月ごろから わけねぎ夏どり 千葉1 p.234
通年 — 追肥と土寄せの回数(根深ねぎ) 福島は夏どり3回、秋冬どり4回で、土寄せ直前に植え溝へ追肥する。福井は土寄せ時に4回程度。宮城は土寄せ時に4〜5回。埼玉は追肥のみ5〜6回。福岡の白ネギは3〜4回、佐賀は4回、大分は3回(現場では3〜5回)。鳥取の夏どり(トンネル)は4回 根深ねぎ全般 福島1 p.128・福井1 p.15・宮城1 p.143・埼玉1 p.54・福岡1 p.78・佐賀1 p.20・大分1 p.41・鳥取1
通年 — 土寄せの手順と間隔 宮城は定植後25日ごろに1回目、20〜25日後に平らにし、以後20〜30日間隔で3回程度。最終は収穫の20〜30日前。秋田は定植後15〜20日(茎径4〜6mm以上)に削り込み、20日後に埋め戻し、以後は20日前後の間隔で、最終は収穫20日前。新潟は軟白のため約20日おきに4〜5回。鹿児島と佐賀は定植後20〜30日ごろから1か月ごとに追肥する 根深ねぎ全般 宮城1 p.146・秋田1 pp.240-244・新潟1・新潟2・鹿児島1 p.41・佐賀1 p.20
通年 — 土寄せ時の追肥の配分 福岡の中・大ネギは窒素を基肥75%、追肥1回目13%、追肥2回目13%とし、追肥は土寄せ作業時に畝間へ施す。福岡の白ネギは窒素を基肥38%、追肥62%。大分は追肥N5・K2O5を3回。埼玉は基肥を施さず追肥のみで、千葉の環境保全型はチェーンポット内に被覆肥料でN12を入れ、ほ場基肥はりん酸30・加里22だけにする 根深ねぎ全般 福岡1 pp.77-78・大分1 p.41・埼玉1 p.54・千葉1 p.232
通年 — 小ねぎ・葉ねぎ(周年・直播) 福岡の小ネギは周年の雨よけで毎月ずらして播種し、播種の約2〜4か月後に収穫(図から読み取り)。佐賀の小ネギは夏秋が播種5〜9月・収穫7〜12月、冬春が播種10〜4月・収穫1〜6月。大分の小ねぎは雨除け・ハウスで周年。香川の加工・業務用葉ねぎは1回の定植で刈取りと再生を3回程度繰り返す 小ねぎ・葉ねぎ 福岡1 p.76・佐賀1 p.10・大分1 p.41・香川1
通年 — 土壌・施肥の考え方(診断と減肥) 北海道は熱水抽出性窒素やトルオーグ法のリン酸などの診断値に応じて基肥と分施を増減する。岩手は全量基肥(140日タイプ)で植え溝施肥なら窒素18(2割減)。秋田は連作障害の懸念地で石灰窒素60kg/10aを施し基肥の窒素を減らす。栃木は研究成果集で土壌の可給態リン酸の基準値を見直している(試験) 根深ねぎ全般 北海道1 p.113・岩手1・秋田1 p.239・栃木2
通年 — 年間窒素量の幅(根深ねぎ) 福岡の白ネギ秋冬出9、福岡の中・大ネギ秋冬出15、千葉の秋冬どり16、埼玉18、栃木の夏どり15・秋冬どり20、大分20、鹿児島20、岩手23、佐賀25、福島27〜32、宮城30(目安)。愛媛は白ねぎ春まきの参考例が45。作型・目標収量・基準の性格が違うため、単純には比べられない 根深ねぎ全般 福岡1 pp.77-78・千葉1 p.229・埼玉1 p.54・栃木1・大分1 p.41・鹿児島1 p.41・岩手1・佐賀1 p.20・福島1 p.128・宮城1 p.143・愛媛1 p.19
通年 — 栽植本数の目安(根深ねぎ) 福島は定植30,000本/10a、栃木は畝間90cm×株間3cmで37,000株、埼玉は33,000〜40,000本、千葉の秋冬どりは37,000〜56,000株、岐阜の平坦地は30,000本、静岡のシロネギⅠは30,000〜40,000本、愛知は12〜3月どりが10,000株、6〜10月どりが12,000株、三重のアオネギは20,000本。山梨は資料に3,000株と印字されているが、他県より桁が小さいため要確認 根深ねぎ全般 福島1 p.128・栃木1・埼玉1 p.54・千葉1 p.229・岐阜1・静岡1 p.249・愛知1 pp.Ⅳ-65・66・三重1 p.23・山梨1 p.129

都道府県別の比較

「—」はその県の資料に記載がない項目です。「図から読み取り」は栽培暦の図から読んだ値で、±1旬ほどずれることがあります。県の基準は品種や目標収量、土壌の前提が違うので、数字だけを単純に比べず、自分の地域に近い県の資料を確かめてください。

作型・品種と栽植密度

地域区分 都道府県 主な作型・品種 栽植密度(株/10a・条間×株間) 出典
北海道 北海道 露地春まき・初夏どり — 北海道1 p.113
北海道 北海道 露地春まき・夏秋どり — 北海道1 p.113
北海道 北海道 ハウス簡易軟白・初夏〜夏秋どり — 北海道1 p.112
北海道 北海道 ハウス簡易軟白・秋冬〜春どり — 北海道1 p.112
東北 青森 露地・秋まき/冬まき夏どり(砂丘地) — 青森1 p.8
東北 青森 露地(県内の一般的作型・暦の図) — 青森2 p.34
東北 岩手 秋どり(1本ねぎ) — 岩手1 p.43・岩手2 p.27・p.29
東北 宮城 春まき秋冬どり チェーンポット1穴2粒42,240本(80枚×264穴)など。畝幅90〜100cm・株間5cm(チェーンポット)、セルトレイは7.5〜12cm 宮城1 pp.143-146
東北 宮城 冬まき夏どり チェーンポット1穴2粒42,240本など。畝幅90〜100cm・株間5cm 宮城1 pp.142・147-149
東北 秋田 越冬春どり(5〜6月) 畝幅90〜100cm・株間5cm(チェーンポット) 秋田1 pp.234-235
東北 秋田 夏どり(7〜9月・春まき/秋まき) 畝幅90〜100cm・株間5cm(CP)または3cm間隔(地床大苗) 秋田1 pp.238-241
東北 秋田 秋冬どり(囲いネギ含む) 畝幅90〜100cm・株間5cm(CP)、地床苗は3cm間隔 秋田1 pp.242-244
東北 福島 夏どり 定植30,000本/10a 福島1 p.128
東北 福島 秋冬どり 定植30,000本/10a 福島1 p.128
関東 茨城 秋冬ねぎ(試験の値・品種 夏扇3号) 畝間1m×株間3cm(試験の値) 茨城1・茨城2
関東 栃木 夏どり(夏扇パワー・羽緑一本太) 畝間90cm×株間3cm・37,000株 栃木1
関東 栃木 秋冬どり(関羽一本太・夏扇3号) 畝間90cm×株間3cm・37,000株 栃木1
関東 群馬 秋まき夏どり(夏扇2号・錦蔵・元蔵) 1条植え・畝間90cm×株間2〜3cm 群馬1
関東 群馬 春まき秋冬どり(冬扇2号・冬扇一本・宏太郎) 1条植え・畝間90cm×株間2〜3cm 群馬1
関東 群馬 下仁田(春まき秋冬どり・秋まき秋冬どり) 1条植え・畝間65〜75cm×株間10〜12cm 群馬1
関東 埼玉 秋冬どり 33,000〜40,000本 埼玉1 p.54
関東 埼玉 春どり 33,000〜40,000本 埼玉1 p.54
関東 埼玉 夏どり 33,000〜40,000本 埼玉1 p.54
関東 千葉 秋冬どり(九十九里・東葛飾) 37,000〜56,000株 千葉1 p.229
関東 千葉 夏どり(北総・東葛飾・九十九里) 50,000〜60,000株 千葉1 p.230
関東 千葉 坊主知らず(東葛飾・北総) 6,000〜8,000株 千葉1 p.231
関東 千葉 環境保全型秋冬どり(チェーンポット内施肥) 42,000〜53,000本 千葉1 p.232
関東 千葉 わけねぎ 冬どり(葉ねぎ・東葛飾) 6,200株 千葉1 p.233
関東 千葉 わけねぎ 夏どり(葉ねぎ・東葛飾) 6,200株 千葉1 p.234
関東 東京 春まき(夏扇2号・夏扇パワー・ホワイトスター) — 東京1 p.8
関東 東京 ワケネギ 春植え・夏植え/秋植え(葉ねぎ) — 東京1 p.9
関東 神奈川 秋まき夏秋どり(長悦・夏扇2号・春扇) 畝間90cm×株間2.5cm 神奈川1 p.17
関東 神奈川 春まき秋冬どり・小苗移植栽培(西田・冬扇2号・湘南一本) 畝間90cm×株間3cm 神奈川1 p.17
北陸 新潟 春ねぎ・夏ねぎ・秋冬ねぎ(県の3作型) 夏ねぎ(砂丘地)はペーパーポット2粒まき・40本/mが標準。1.5粒まき・30本/mで襟部裂開が減る(試験の値) 新潟1・新潟2
北陸 富山 春ねぎ・初夏ねぎ(品種「陽春の宴」の試験) — 富山1 p.11
北陸 石川 春まき秋冬どり/春まき夏秋どり/秋まき夏どり/ハウス冬どり — 石川1
北陸 福井 春まき — 福井1 p.15
関東 山梨 秋まき(吉蔵・元蔵・宏太郎・九条系) 3,000株(資料の記載どおり。他県は3〜4万本で桁が違うため要確認) 山梨1 p.129
関東 山梨 春まき 3,000株(資料の記載どおり) 山梨1 p.129
関東 長野 作型の区別なし — 長野1
東海 岐阜 夏どり・秋まき(平坦地・長悦・吉蔵) 30,000本 岐阜1
東海 岐阜 秋冬どり・秋まき/春まき(平坦地・徳田) 30,000本 岐阜1
東海 岐阜 秋冬どり・高冷地(飛騨一本太ねぎ) — 岐阜1
東海 静岡 シロネギⅠ 春まき(中遠・西部・夏扇・秀逸) 30,000〜40,000本 静岡1 p.249
東海 静岡 シロネギⅠ 夏まき(冬扇2号・龍翔・春扇) 30,000〜40,000本 静岡1 p.249
東海 静岡 シロネギⅡ 愛鷹山麓・秋まき越年栽培(越谷黒1本葱・東京夏黒2号) 35,000本 静岡1 p.250
東海 静岡 ハネギ(葉ねぎ・直播) 畝幅90cm・条間20cmの条まき 静岡1 p.251
東海 愛知 12〜3月どり(越津・金長・長悦) 10,000株 愛知1 p.Ⅳ-65
東海 愛知 6〜10月どり(長悦・金長・いさお) 12,000株 愛知1 p.Ⅳ-66
東海 三重 アオネギ 秋冬どり(緑秀・鴨頭・金夏・かみなり) 20,000本 三重1 p.23
近畿 大阪 周年(特別栽培の慣行レベル) — 大阪1
中国 鳥取 春どり(水田転作)・春扇/龍まさり・プラグ苗(育苗センター購入) 畦幅100cm・植え溝深さ20cm(株間は資料に記載なし) 鳥取3・鳥取4
中国 鳥取 夏どり(水田転作)・夏扇パワー・ペーパーポット苗 畦幅100〜120cm・株間14cm(植え溝深さ10〜15cm・溝幅30〜35cm) 鳥取2
中国 鳥取 夏どり・初夏一文字・チェーンポット苗・トンネル(水田転作) — 鳥取1
中国 山口 小ネギ・夏期・雨よけハウス・濃緑色品種(試験の値) 条間12cm・6条(幅100cmベンチ)・直播120粒/m 山口1
四国 徳島 細ネギ(小ネギ)・ハウス・秋どり(試験の値) — 徳島1
四国 香川 加工・業務用葉ねぎ・露地(トンネル有無あり)・若殿など 4条植え:条間24cm、3条植え:条間36cm、株間12〜15cm。畝幅120〜134cm・定植面90〜95cm(機械収穫前提) 香川1
四国 愛媛 葉ねぎ・夏まき — 愛媛1 p.19
四国 愛媛 葉ねぎ・春まき — 愛媛1 p.19
四国 愛媛 (参考)白ねぎ・春まきの施肥例 — 愛媛1 p.19
四国 高知 小ネギ・春・秋播き(栽培期間90日)/夏播き(60日)/冬播き(120日) — 高知1
四国 高知 青ネギ・夏/冬 — 高知1
九州・沖縄 福岡 小ネギ・周年・雨よけ(緑秀・冬彦・周次郎ほか) — 福岡1 p.76
九州・沖縄 福岡 中・大ネギ・夏出/秋冬出/春出(九条系・歓八・汐止晩生) — 福岡1 p.77
九州・沖縄 福岡 白ネギ・秋冬出・露地(ホワイトスター・金長3号・長悦) — 福岡1 p.78
九州・沖縄 佐賀 小ネギ・周年(夏秋/冬春) — 佐賀1 p.10,19
九州・沖縄 佐賀 根深ネギ・春まき — 佐賀1 p.10,19-20
九州・沖縄 大分 白ねぎ・春まき/初夏まき/秋まき — 大分1 p.41
九州・沖縄 大分 小ねぎ・周年(雨除け・ハウス) — 大分1 p.41
九州・沖縄 宮崎 深ねぎ(白ネギ含む)・春まき冬どり(特別栽培の慣行レベル) — 宮崎1
九州・沖縄 宮崎 青ねぎ・春まき/秋まき連続どり(特別栽培の慣行レベル) — 宮崎1
九州・沖縄 鹿児島 根深ネギ・春まき/秋まき/冬まき — 鹿児島1 p.41
九州・沖縄 鹿児島 葉ネギ・周年 — 鹿児島1 p.41

土壌pH・目標収量

地域区分 都道府県 土壌pH 目標収量(t/10a) 出典
北海道 北海道 — 基準収量 3.0〜4.0 北海道1 p.113
北海道 北海道 — 基準収量 3.0〜4.0 北海道1 p.113
北海道 北海道 — 基準収量 6.0 北海道1 p.112
北海道 北海道 — 基準収量 5.0 北海道1 p.112
東北 岩手 — 3.0 岩手1 p.43・岩手2 p.27・p.29
東北 宮城 — 3.0 宮城1 pp.143-146
東北 宮城 — 3.0 宮城1 pp.142・147-149
東北 秋田 — 3.0(目標収量3,000kg) 秋田1 pp.234-235
東北 秋田 — 3.2(目標収量3,200kg) 秋田1 pp.238-241
東北 秋田 — 3.7(目標収量3,700kg) 秋田1 pp.242-244
東北 福島 — 3.5 福島1 p.128
東北 福島 — 4.0 福島1 p.128
関東 茨城 — 3.8(試験の値・可販調整重) 茨城1・茨城2
関東 栃木 6.0〜6.5 3.0 栃木1
関東 栃木 6.0〜6.5 3.5 栃木1
関東 群馬 — 3.5 群馬1
関東 群馬 — 4.0 群馬1
関東 群馬 — 2.0 群馬1
関東 埼玉 — 4.0 埼玉1 p.54
関東 埼玉 — 4.0 埼玉1 p.54
関東 埼玉 — 3.2 埼玉1 p.54
関東 千葉 — 4.0 千葉1 p.229
関東 千葉 — 3.5 千葉1 p.230
関東 千葉 — 6.0 千葉1 p.231
関東 千葉 — 3.5 千葉1 p.232
関東 千葉 — 2.0 千葉1 p.233
関東 千葉 — 2.0 千葉1 p.234
関東 東京 — 3.0(基準収量) 東京1 p.8
関東 東京 — 2.0(基準収量) 東京1 p.9
関東 神奈川 — 3.5 神奈川1 p.17
関東 神奈川 — 3.5〜4.0 神奈川1 p.17
関東 山梨 — 3.0 山梨1 p.129
関東 山梨 — 3.0 山梨1 p.129
東海 岐阜 5.8〜7.0 3.0 岐阜1
東海 岐阜 5.8〜7.0 3.5 岐阜1
東海 岐阜 5.8〜7.0 2.0 岐阜1
東海 静岡 — 3.5 静岡1 p.249
東海 静岡 — 3.5 静岡1 p.249
東海 静岡 — 2.5(資料は「25,00」と印字・2,500kgと読む) 静岡1 p.250
東海 静岡 pH6.0〜6.5 2.5 静岡1 p.251
東海 愛知 — 3.5 愛知1 p.Ⅳ-65
東海 愛知 — 3.0 愛知1 p.Ⅳ-66
東海 三重 — 2.0 三重1 p.23
中国 鳥取 — 2.9〜3.0(経営指標の想定収量2,880〜3,000kg) 鳥取3・鳥取4
中国 鳥取 — 2.4(経営指標の想定収量2,400kg) 鳥取2
中国 鳥取 — 2.7(経営指標の想定収量2,700kg) 鳥取1
四国 徳島 — 1.5(試験区の収量150kg/a) 徳島1
四国 香川 — 2〜4(作型により。生産計画例の目標収量) 香川1
四国 愛媛 — 3 愛媛1 p.19
四国 愛媛 — 2 愛媛1 p.19
四国 愛媛 — 3 愛媛1 p.19
四国 高知 — 4.5(各作型を組み合わせた値) 高知1
四国 高知 — 夏2.5/冬4.0 高知1
九州・沖縄 福岡 6.0〜6.8 夏秋出1.2/冬春出2.0/初夏出1.5 福岡1 p.76
九州・沖縄 福岡 6.0〜6.8 夏出3.0/秋冬出5.0/春出4.0 福岡1 p.77
九州・沖縄 福岡 6.0〜6.8 3.0 福岡1 p.78
九州・沖縄 佐賀 6.0〜6.5(EC生育中0.7mS・施肥前0.3mS) 5.0(3作の合計) 佐賀1 p.10,19
九州・沖縄 佐賀 6.0〜7.0 3.0 佐賀1 p.10,19-20
九州・沖縄 大分 — 3.0〜4.0 大分1 p.41
九州・沖縄 大分 — 2.0 大分1 p.41
九州・沖縄 鹿児島 — 2.0〜3.0(堆肥2,000〜3,000kg/10a) 鹿児島1 p.41
九州・沖縄 鹿児島 pH(H2O)6.5程度を目標(5.5以下で生育不良) 0.8〜1.1(堆肥3,000kg/10a) 鹿児島1 p.41

年間施肥量と施肥の時期

地域区分 都道府県 年間施肥量 N-P2O5-K2O(kg/10a) 施肥の時期と配分(基肥・追肥) 出典
北海道 北海道 15-15-12(施肥標準) 窒素・カリは培土時に分施(初夏どり)。診断値に応じ基肥N 7〜11・分施N 5〜7、基肥の速効性窒素は4kg/10aを下限。チェーンポット内施肥なら減肥・本圃施肥省略も可 北海道1 p.113
北海道 北海道 15-15-12(施肥標準) 基肥N 6〜8、分施N 3〜5/回。分施は移植後50日目頃と培土時の2回 北海道1 p.113
北海道 北海道 15-10-16(施肥標準) 硝酸態窒素による診断で基肥N 0〜10。標準対応は基肥5+定植後30日頃5+同60日頃5(N) 北海道1 p.112
北海道 北海道 16-10-16(施肥標準) 標準対応は基肥N 8+定植後45日頃4+遮光資材設置前4 北海道1 p.112
東北 岩手 23-20-23(従来基準:基肥8-20-8+追肥15-0-15)。補給型基準は窒素23(基肥8+追肥15)・リン酸3・カリ15 従来基準は基肥8-20-8・追肥15-0-15、牛ふん堆肥2t/10a。補給型は残渣一部すき込み。全量基肥(140日タイプ)は窒素23(慣行)または植え溝施肥で18(2割減)、施用は定植7〜10日前 岩手1 p.43・岩手2 p.27・p.29
東北 宮城 30-26-28(目安) 基肥N 5〜8・P5・K5(定植2週間前)、追肥N22・P21・K23を4〜5回に分けて土寄せ時。緩効性肥料(120日タイプ)の全量基肥はN25・P20・K20。pH6.0〜6.5 宮城1 pp.143-146
東北 宮城 30-26-28(目安) 基肥N 5〜8・P5・K5、追肥N22・P21・K23を4〜5回に分けて土寄せ時。緩効性肥料(120日タイプ)の全量基肥はN25・P20・K20 宮城1 pp.142・147-149
東北 秋田 27-20-27(施肥例:基肥12-16-12+追肥15-4-15)。完熟堆肥等の土壌改良資材はpH6〜6.5を目標 基肥は定植2〜3日前に施用、追肥は土寄せと同時。CP育苗は培土に被覆肥料を添加し育苗中の追肥を省略可 秋田1 pp.234-235
東北 秋田 春・秋とも施肥例 基肥N10〜12・P20〜25・K10〜12+追肥N10〜15・P8〜10・K10〜15(合計N 20〜27)。堆肥3t/10a、pH6〜6.5 追肥は土寄せと同時、速効性高度化成で1回N・K各2.5〜3kg。連作障害の懸念地は石灰窒素60kg/10aを施し基肥Nを減らす 秋田1 pp.238-241
東北 秋田 基肥N10〜12・P20〜25・K10〜12+追肥N10〜15・P8〜10・K10〜15(施肥例)。堆肥3t/10a 追肥は緩効性高度化成で1回N・K各2.5〜3kgを土寄せ前に株元へ 秋田1 pp.242-244
東北 福島 27-21-27(基肥15-12-15+追肥12-9-12) 基肥は定植時、追肥は土寄せ時(3回)。牛ふん堆肥1t、石灰100kg/10a 福島1 p.128
東北 福島 32-24-32(基肥16-12-16+追肥16-12-16) 基肥は定植時、追肥は土寄せ時(4回)。牛ふん堆肥1t、石灰100kg/10a 福島1 p.128
関東 茨城 窒素 27(特別栽培の慣行レベル。P2O5・K2Oは記載なし) 試験は基肥13.5+追肥13.5(追肥は9/14・10/14・11/15の追肥・土寄せ時)(試験の値) 茨城1・茨城2
関東 栃木 15-20-16 基肥N5-P10-K8、追肥2回(N5+N5、P10+K8は1回目のみ)。堆肥1,500kg+苦土石灰120kg(施用例) 栃木1
関東 栃木 20-20-16 基肥N5-P10-K8、追肥3回(N5ずつ、P10+K8は1回目のみ)。堆肥1,500kg+苦土石灰120kg(施用例) 栃木1
関東 群馬 21-30-23 基肥N12-P30-K14、追肥3回(N3+3+3、K3+3+3) 群馬1
関東 群馬 23-30-23 基肥N14-P30-K14、追肥3回(N3ずつ、K3ずつ) 群馬1
関東 群馬 16-20-15 基肥N0-P5-K0、追肥3回(N4+6+6、P5ずつ、K5ずつ) 群馬1
関東 埼玉 18-18-18(基肥なし・追肥のみ) 追肥のみ6回に分施。最初の追肥は減肥。水田など地力窒素の少ない圃場は基肥を検討 埼玉1 p.54
関東 埼玉 18-18-18(基肥なし・追肥のみ) 基肥は施用せず、追肥5〜6回に分施 埼玉1 p.54
関東 埼玉 14-14-14(基肥なし・追肥のみ) 基肥は施用せず、生育に合わせ追肥5〜6回に分施 埼玉1 p.54
関東 千葉 16-30-16 基肥 4月下旬 3-17-3(定植時に緩効性肥料3kg/10aを植溝)+追肥 7月上旬3-3-3・8月中旬3-3-3・9月中旬3-3-3・10月中旬4-4-4 千葉1 p.229
関東 千葉 24-37-21 基肥 2月上旬 8-21-5(定植時に緩効性肥料6kg/10a程度を植溝)+追肥 4月上旬・4月下旬・5月中旬・6月上旬 各4-4-4 千葉1 p.230
関東 千葉 25-36-24 基肥 8月上旬 5-16-4、追肥 10月上旬7-7-7・11月中旬4-4-4・3月中旬3-3-3・4月上旬3-3-3・4月中旬3-3-3。仮植床はN10-P10-K10 千葉1 p.231
関東 千葉 12-30-22 チェーンポット内に被覆肥料でN12(播種時)、ほ場基肥はりん酸30・加里22のみ(4月下旬) 千葉1 p.232
関東 千葉 23-26-23 基肥 7月下旬 15-18-15(植溝)+追肥 10月上旬 8-8-8。河成壌質土は窒素・加里を20%減らす 千葉1 p.233
関東 千葉 20-28-18 基肥 12月下旬 12-20-10(植溝)+追肥 3月下旬 8-8-8。河成壌質土は窒素・加里を20%減らす 千葉1 p.234
関東 東京 黒ボク土 20-18-12/褐色森林土・灰色低地土 20-14-12 基肥N8(P18または14、K4)+追肥N4×3回(K4×2回)、堆肥2,000kg 東京1 p.8
関東 東京 黒ボク土 16-18-16/褐色森林土・灰色低地土 16-14-16 基肥N10(P18または14、K10)+追肥N3×2回(K3×2回)、堆肥1,500kg 東京1 p.9
関東 神奈川 23-16-18 基肥N0-P0-K0、追肥3回(N9+9+5、P8+8、K7+7+4) 神奈川1 p.17
関東 神奈川 25.2-25.2-19.4 基肥N6-P6-K5、追肥5回(N3.2+3.2+3.2+4.8+4.8、P同、K2.4+2.4+2.4+3.6+3.6) 神奈川1 p.17
北陸 石川 窒素のみ(特別栽培の慣行レベル): 春まき秋冬どり26、春まき夏秋どり26、秋まき夏どり20、ハウス冬どり28 — 石川1
北陸 福井 20-25-20(総量:N20・P25・K20) 基肥10-15-10・追肥10-10-10。堆肥1t程度を施し深耕。追肥は土寄せ時に4回程度、肥料切れしないよう早めに追肥 福井1 p.15
関東 山梨 23-20-23(苦土石灰100kg・微量要素4kg) 基肥 3月中旬 N7-P10-K7、追肥 5月下旬 N4-K4・7月中旬 N7-P10-K7・8月中旬 N5-K5(旬は表の値)。苗床は3月上旬 N6-P10-K7 山梨1 p.129
関東 山梨 23-20-23(苦土石灰100kg・微量要素4kg) 基肥 5月上旬 N7-P10-K7、追肥 7月下旬 N4-K4・8月下旬 N7-P10-K7・9月下旬 N5-K5 山梨1 p.129
関東 長野 29-11-20(基準施肥量・10a当たり) 施肥時期の記載なし 長野1
東海 岐阜 窒素14.4(化学肥料由来)+有機質由来4.8/P2O5 20.0/K2O 16.8 基肥 N4.8(有機質由来4.8)・P10.4・K7.2、追肥4回 各N2.4・P2.4・K2.4。育苗ほ 基肥N0.6・P1.8・K0.6、追肥N0.4・P0.4・K0.4(kg/a) 岐阜1
東海 岐阜 窒素14.4(化学肥料由来)+有機質由来4.8/P2O5 20.0/K2O 16.8 基肥 N4.8・P10.4・K7.2、追肥4回 各N2.4・P2.4・K2.4。育苗ほは全量基肥(播種15〜20日前)N1.0・P2.2・K1.0(kg/a) 岐阜1
東海 岐阜 本ぽ N18.3-P25.0-K18.3(育苗ほ N0.5-P1.9-K0.5 kg/a) 本ぽ基肥 N7.5・P25.0・K7.5、追肥3回 各N3.6・K3.6。堆肥4,000kg・苦土石灰200kg 岐阜1
東海 静岡 20-24-20(堆肥1,000kg) 元肥(定植前)8-12-8(緩効性)+追肥 9月下旬・10月上旬・10月下旬 各4-4-4(有機配合)。春まきは施肥量を2割減 静岡1 p.249
東海 静岡 20-24-20(堆肥1,000kg) 元肥(定植時)8-12-8+追肥 9月下旬・10月上旬・10月下旬 各4-4-4 静岡1 p.249
東海 静岡 18-21-18(堆肥2,000kg) 元肥(5月)13-21-13(緩効性・配合または化成)+追肥 7月上旬 3-0-3・8月上旬 2-0-2 静岡1 p.250
東海 静岡 20-10-10(堆肥2,000kg) 元肥(播種前)14-7-7+追肥(播種30日後)6-3-3。夏まきは施肥量を2〜3割減 静岡1 p.251
東海 愛知 23-12-23 基肥(7月中旬〜8月下旬)3-3-3、追肥(9月上旬〜11月下旬・分施)20-9-20 愛知1 p.Ⅳ-65
東海 愛知 23-12-23 基肥(3月上旬〜4月下旬)3-3-3、追肥(4月上旬〜9月下旬・分施)20-9-20 愛知1 p.Ⅳ-66
東海 三重 30-20-23 基肥 N15-P20-K15、追肥(分施)N15-K8(P2O5なし)。基肥は3月、追肥は6月・7月・8月(図から読み取り) 三重1 p.23
近畿 大阪 窒素24・P2O5 16(特別栽培の慣行レベル。K2Oの記載なし) — 大阪1
中国 鳥取 —(成分量の記載なし。資材量のみ) 元肥は堆肥2t・苦土石灰100kg・苦土重焼燐ほか。追肥は最終土寄せ時(春扇12月中旬・龍まさり2月中旬)に肥料30〜40kg 鳥取3・鳥取4
中国 鳥取 —(成分量の記載なし。資材量のみ) 元肥は堆肥2t・苦土石灰200kg・苦土重焼燐30kg・けい酸加里20kgほか。追肥は4月上旬〜8月中旬に複合肥料等 鳥取2
中国 鳥取 —(成分量の記載なし) 定植時に植え溝へ施用。追肥は12月上旬〜5月上旬の間 鳥取1
中国 山口 窒素:産地慣行 2.0kg/a(20kg/10a)を半量の1.0kg/a(10kg/10a)にしても収量・品質を確保(試験の値) 元肥と追肥に分ける(割合の数値は本文で未確認) 山口1
四国 徳島 N-P2O5-K2O=7-0-0(試験の値。慣行は配合肥料で7-7-4) 肥効調節型肥料の窒素単肥を17.5kg/10a(試験の値)。堆肥300kg/10a・消石灰100kg/10aを事前施用 徳島1
四国 愛媛 24-12-16 基肥7-12-5、追肥17-0-11。追肥は生育に応じて2〜3回 愛媛1 p.19
四国 愛媛 23-10-15 基肥6-10-5、追肥17-0-10。追肥は生育に応じて2〜3回 愛媛1 p.19
四国 愛媛 45-24-28 基肥10-4-8、追肥35-20-20。追肥は土寄せを兼ねて生育に応じて行う 愛媛1 p.19
四国 高知 春秋22-10-18/夏20-10-16/冬28-10-18 基肥:春秋17-10-15、夏15-10-13、冬18-10-14。追肥:N5・K3(冬はN10・K4)。基肥は定植10〜15日前に全層施用、追肥は初回2〜2.5葉期、生育に応じ2〜3回(1回あたりN約1.5kg) 高知1
四国 高知 夏21-20-28/冬29-20-18 基肥:夏16-20-25、冬24-20-15。追肥:N5・K3 高知1
九州・沖縄 福岡 夏秋出4-3-3/冬春出6-5-4/初夏出5-4-3 夏秋出は全量基肥。冬春出はN基肥82%・追肥18%(追肥2回)、初夏出はN基肥91%・追肥9%(追肥1回)。リン酸・カリは全量基肥 福岡1 p.76
九州・沖縄 福岡 夏出9-7-6/秋冬出15-12-10/春出12-10-8(別に基肥へ鶏ふん200kg/10a) N:基肥75%・追肥1回目13%・追肥2回目13%。追肥は土寄せ作業時に畝間へ施す 福岡1 p.77
九州・沖縄 福岡 9-7-6 N:基肥38%・追肥62%。P2O5:基肥75%・追肥25%。K2O:基肥42%・追肥58%。追肥は土寄せ時に3〜4回 福岡1 p.78
九州・沖縄 佐賀 20-20-20 基肥N15・P2O5 20・K2O 20、追肥N5(本葉2葉ごろ) 佐賀1 p.10,19
九州・沖縄 佐賀 25-20-20 基肥N5・P2O5 15・K2O 10。追肥はN7.5→5→3.7→3.8(P2O5 3→2→0→0、K2O 各2.5)の4回。定植後20〜30日から、ほぼ1か月ごと 佐賀1 p.10,19-20
九州・沖縄 大分 20-15-20 基肥N5・P2O5 15・K2O 5。追肥はN5・K2O 5を3回(計N15・K2O 15)。追肥は土寄せと同時 大分1 p.41
九州・沖縄 大分 18-17-16 基肥N15・P2O5 16・K2O 15。追肥はN2→1、P2O5 1、K2O 1(生育状況をみて調整) 大分1 p.41
九州・沖縄 宮崎 窒素のみ:26kg/10a(特別栽培の慣行レベル。施肥基準ではない) — 宮崎1
九州・沖縄 宮崎 窒素のみ:各23kg/10a(特別栽培の慣行レベル。施肥基準ではない) — 宮崎1
九州・沖縄 鹿児島 20-24-21 追肥中心。定植後20〜30日ごろから1か月ごとにNとK2Oを2〜3kg/10aずつ 鹿児島1 p.41
九州・沖縄 鹿児島 35-26-22 追肥は播種後20〜30日目ごろから2〜3回、1回あたりNとK2O各約3kg/10a 鹿児島1 p.41

播種・育苗と定植の時期

地域区分 都道府県 播種・育苗の時期 定植の時期 出典
東北 青森 秋まき: 10月中旬・11月中旬播種/冬まき: 1月下旬・2月下旬播種。チェーンポット育苗・ハウス内トンネル無加温(冬まきは出芽時加温)。1ポット2粒または2・3粒交互 秋まき: 3月中旬・4月中旬/冬まき: 3月下旬・4月下旬。定植直後から農ポリ小型トンネルまたは不織布べたがけ 青森1 p.8
東北 青森 ハウスは12月中旬〜3月中旬(図から読み取り)。露地は2月中旬〜3月下旬のハウス播種(図から読み取り) ハウス育苗は4月上旬〜5月下旬、露地は4月上旬〜6月下旬(図から読み取り) 青森2 p.34
東北 宮城 3月下旬〜4月下旬(図から読み取り:3月上旬・4月下旬の2回)。チェーンポット45日・プラグ60日育苗 普通育苗5月中旬〜6月中旬、ポット育苗4月下旬〜6月上旬 宮城1 pp.143-146
東北 宮城 1月下旬〜2月下旬。ハウス内ポット育苗50〜60日 ポット育苗で4月上旬〜5月上旬 宮城1 pp.142・147-149
東北 秋田 元晴晩生: 4月中旬〜5月上旬、羽緑一本太: 5月上旬〜中旬(図から読み取り)。育苗40〜50日 元晴晩生: 6月上旬〜6月下旬、羽緑一本太: 6月下旬〜7月下旬(図から読み取り) 秋田1 pp.234-235
東北 秋田 春まきCP: 2月上旬・4月上旬(図から読み取り)/秋まき: 10月中旬 春まき: 4月中旬・5月中旬/秋まき: 4月上旬(図から読み取り) 秋田1 pp.238-241
東北 秋田 CP: 4月上旬・5月中旬/地床: 4月中旬(図から読み取り) CP: 6月下旬/地床: 7月中旬(図から読み取り) 秋田1 pp.242-244
関東 茨城 4月下旬(4/22播種)(試験の値) 6月下旬(6/21定植)(試験の値) 茨城1・茨城2
関東 栃木 春まき 1月中旬〜2月上旬、秋まき 前年9〜10月(図から読み取り) 春まき 5月上旬、秋まき 3月中旬(図から読み取り) 栃木1
関東 栃木 春まき 3月下旬〜4月、秋まき 前年9〜10月(図から読み取り) 春まき 5〜6月、秋まき 4〜5月(図から読み取り) 栃木1
関東 群馬 前年10月上旬(図から読み取り) 4月上旬(図から読み取り) 群馬1
関東 群馬 2月中旬(図から読み取り・2系列のうち早い方) 4月上旬(同) 群馬1
関東 群馬 春まき 3月下旬、秋まき 10月上旬(図から読み取り) 春まき・秋まき とも 7月中旬(秋まきは4月上旬に仮植)(図から読み取り) 群馬1
関東 埼玉 2月〜3月(図から読み取り) 4月下旬〜5月(図から読み取り) 埼玉1 p.54
関東 埼玉 4月ごろ・6月ごろ(図から読み取り) 7月ごろ・9月ごろ(図から読み取り) 埼玉1 p.54
関東 埼玉 前年10月(図から読み取り) 3月下旬〜4月上旬(図から読み取り) 埼玉1 p.54
関東 千葉 3月(図から読み取り) 5月(図から読み取り) 千葉1 p.229
関東 千葉 11月(図から読み取り) 2月上旬(トンネル被覆)(図から読み取り) 千葉1 p.230
関東 千葉 株分け・仮植 5月(図から読み取り) 8月上旬ごろ(基肥と同時)(図から読み取り) 千葉1 p.231
関東 千葉 3月(図から読み取り) 5月(図から読み取り) 千葉1 p.232
関東 千葉 株分け(種球)は定植と同時 7月下旬〜9月ごろ(図から読み取り) 千葉1 p.233
関東 千葉 株分け(種球)は定植と同時 12月〜2月ごろ(図から読み取り) 千葉1 p.234
関東 東京 2月下旬〜3月ごろ(トンネル)(図から読み取り) 5月中旬〜6月中旬(図から読み取り) 東京1 p.8
関東 東京 —(株分け植え付け) — 東京1 p.9
関東 神奈川 前年9月下旬(図から読み取り) 2月ごろ(移植)(図から読み取り) 神奈川1 p.17
関東 神奈川 1月下旬〜2月上旬(図から読み取り・図は2系列) 4月上旬(移植)(図から読み取り) 神奈川1 p.17
北陸 新潟 春ねぎ: 前年4〜5月播種/夏ねぎ: 1月播種/秋冬ねぎ: 2〜3月播種 — 新潟1・新潟2
北陸 富山 春ねぎ作型は7月上旬播種(50〜60日育苗)、初夏ねぎ作型は9月上旬播種(試験の値)。チェーンポット1穴3粒 播種後50〜60日で定植(試験の値) 富山1 p.11
関東 山梨 前年8月中旬〜9月上旬(育苗)(図から読み取り) 4月中旬(図から読み取り) 山梨1 p.129
関東 山梨 2月中旬〜3月上旬(育苗)(図から読み取り) 6月上旬(図から読み取り) 山梨1 p.129
東海 岐阜 9月下旬〜10月上旬(図から読み取り) 3月上旬〜4月中旬(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 秋まき 9月下旬〜10月上旬、春まき 2月上旬(トンネル)(図から読み取り) 秋まき 7月下旬(4月上旬に移植)、春まき 8月上旬(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 秋まき 9月下旬、春まき ハウス育苗1月下旬〜2月上旬・露地育苗3月上旬(図から読み取り) 秋まき・春まき(ハウス)5月上旬〜中旬、春まき(露地)5月下旬〜6月上旬(図から読み取り) 岐阜1
東海 静岡 3月下旬(苗床準備・播種)(図から読み取り) 7月上旬(図から読み取り) 静岡1 p.249
東海 静岡 5月(苗床準備・播種)(図から読み取り) 8月上旬(元肥と同時)(図から読み取り) 静岡1 p.249
東海 静岡 10月上旬(図から読み取り) 5月下旬(図から読み取り) 静岡1 p.250
東海 静岡 露地 3月中旬・9月ごろ、ハウス 周年(図から読み取り) —(直播) 静岡1 p.251
東海 愛知 金長・長悦 4月下旬〜5月(移植 4月下旬〜5月中旬)、越津 11月上旬〜中旬(図から読み取り) 7月中旬〜8月下旬(図から読み取り) 愛知1 p.Ⅳ-65
東海 愛知 11月上旬〜2月中旬(図から読み取り) 3月上旬〜5月下旬(図から読み取り) 愛知1 p.Ⅳ-66
東海 三重 3月・5月(図から読み取り) 5月・7月(図から読み取り) 三重1 p.23
中国 鳥取 4月ごろ(図から読み取り) 6月中旬 鳥取3・鳥取4
中国 鳥取 1〜3月ごろ(図から読み取り) 4月上旬〜下旬 鳥取2
中国 鳥取 秋ごろ(図から読み取り) 12月上旬 鳥取1
中国 山口 7月下旬ほか6〜8月上旬に播種(試験日) 直播のため定植なし 山口1
四国 徳島 8月13日播種(試験日) 直播 徳島1
四国 香川 —(定植苗) 周年(3月上旬定植〜、10月定植の「ほ場在庫」作型あり) 香川1
四国 高知 春(3〜5月)・秋(9〜10月)播種(90日作型) — 高知1
九州・沖縄 福岡 毎月ずらして播種(図から読み取り) 直播 福岡1 p.76
九州・沖縄 福岡 夏出2〜3月/秋冬出5〜7月/春出8月(図から読み取り) 夏出5〜6月/秋冬出7〜9月/春出10〜11月(図から読み取り) 福岡1 p.77
九州・沖縄 福岡 2月または4月(図から読み取り) 4月または6月(図から読み取り) 福岡1 p.78
九州・沖縄 佐賀 夏秋:5〜9月、冬春:10〜4月 直播 佐賀1 p.10,19
九州・沖縄 佐賀 3〜4月 6〜7月 佐賀1 p.10,19-20

土寄せと収穫期

地域区分 都道府県 土寄せの時期・回数 収穫期 出典
北海道 北海道 培土時に分施(回数の記載なし) 初夏どり 北海道1 p.113
北海道 北海道 培土時に分施(2回分施の1回) 夏秋どり 北海道1 p.113
北海道 北海道 — 初夏〜夏秋どり 北海道1 p.112
北海道 北海道 — 秋冬〜春どり 北海道1 p.112
東北 青森 — 収穫始め 秋まき7月中旬・8月下旬、冬まき8月中旬・8月下旬 青森1 p.8
東北 青森 — ハウス7月中旬〜9月、露地8月上旬〜11月下旬(図から読み取り) 青森2 p.34
東北 宮城 1回目は定植後25日ごろ、次に20〜25日後に平らにし、以後20〜30日間隔で3回程度。最終土寄せは収穫の20〜30日前 9月上旬〜12月(図から読み取り)。目標収量3.0t/10a 宮城1 pp.143-146
東北 宮城 1回目は定植後25日ごろ、次に20〜25日後に平らにし、以後20〜30日間隔で3回。最終は収穫の20〜30日前 7月下旬〜8月(図から読み取り) 宮城1 pp.142・147-149
東北 秋田 追肥と削り込み・土寄せ(回数は記載を精査要) 翌年5月上旬〜6月上旬(図から読み取り) 秋田1 pp.234-235
東北 秋田 定植15〜20日後(茎径4〜6mm以上)に削り込み→20日後に埋め戻し→以後20日前後の間隔。最終は収穫20日前 春まき7月下旬〜9月下旬、秋まき7月上旬〜7月下旬(図から読み取り) 秋田1 pp.238-241
東北 秋田 定植15〜20日後に削り込み→20日後に埋め戻し→20日前後で3回。最終は収穫20日前(分岐点まで) CP: 10月上旬〜12月下旬、地床: 11月上旬〜12月下旬(図から読み取り)。囲いネギは1〜3月 秋田1 pp.242-244
東北 福島 3回(追肥は土寄せ直前に植え溝へ) — 福島1 p.128
東北 福島 4回(追肥は土寄せ直前に植え溝へ) — 福島1 p.128
関東 茨城 追肥と同時に3回(9月中旬・10月中旬・11月中旬)(試験の値) 12月上旬(12/10収穫)(試験の値) 茨城1・茨城2
関東 栃木 追肥と同時(6月・7月)(図から読み取り) 春まき 8月上旬〜10月上旬、秋まき 6月中旬〜8月上旬(図から読み取り) 栃木1
関東 栃木 追肥と同時(春まき 7月下旬〜9月)(図から読み取り) 春まき 10月〜12月、秋まき 11月中旬〜12月(図から読み取り) 栃木1
関東 群馬 — 7月〜8月(図から読み取り) 群馬1
関東 群馬 — 9月下旬〜11月上旬、および 前年10月以降の越冬分(図から読み取り・2系列) 群馬1
関東 群馬 追肥時に実施(回数は資料に明記なし) 11月〜翌3月(図から読み取り) 群馬1
関東 埼玉 — 10月〜翌3月(図から読み取り) 埼玉1 p.54
関東 埼玉 — 翌3月〜5月(図から読み取り) 埼玉1 p.54
関東 埼玉 — 6月〜9月(図から読み取り) 埼玉1 p.54
関東 千葉 追肥と同時に4回(7月上旬・8月中旬・9月中旬・10月中旬) 11月〜翌2月(図から読み取り) 千葉1 p.229
関東 千葉 追肥と同時に4回(4月上旬〜6月上旬) 6月上旬〜8月下旬(図から読み取り) 千葉1 p.230
関東 千葉 追肥と同時(10月〜翌4月) 翌5月ごろ〜6月(図から読み取り) 千葉1 p.231
関東 千葉 土寄せ(7月〜10月ごろ)(図から読み取り) 11月〜翌2月(図から読み取り) 千葉1 p.232
関東 千葉 土寄せ(10月上旬追肥時) 12月〜翌3月ごろ(収穫始め12月ごろ・終わり3月ごろ)(図から読み取り) 千葉1 p.233
関東 千葉 土寄せ(3月下旬追肥時) 5月ごろ〜(図から読み取り) 千葉1 p.234
関東 東京 追肥3回(時期は図に明記なし) 11月下旬〜12月および翌1月〜4月上旬(図から読み取り) 東京1 p.8
関東 神奈川 追肥と同時(3月・4月・5月)(図から読み取り) 6月下旬〜8月上旬(図から読み取り) 神奈川1 p.17
関東 神奈川 追肥と同時に5回(5月〜9月)(図から読み取り) 11月下旬〜翌2月(図から読み取り) 神奈川1 p.17
北陸 新潟 軟白のため約20日おきに4〜5回 春ねぎ4〜5月・夏ねぎ7〜9月(8〜9月どりの記述もあり)・秋冬ねぎ10〜12月 新潟1・新潟2
北陸 富山 — 春ねぎ作型で4月下旬〜5月上旬、初夏ねぎ作型で6月〜7月上旬(試験の値) 富山1 p.11
北陸 福井 土寄せ時に4回程度追肥 — 福井1 p.15
関東 山梨 追肥は土寄せ作業を兼ね、うね肩に施し土と一緒に株元に寄せる(5月下旬・7月中旬・8月中旬) 8月中旬〜12月(図から読み取り) 山梨1 p.129
関東 山梨 同上(7月下旬・8月下旬・9月下旬) 11月下旬〜12月(図から読み取り) 山梨1 p.129
東海 岐阜 移植ほの追肥は土寄せ時に2回くらい 7月下旬〜9月上旬(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 追肥4回(時期は図に明記なし) 秋まき 11月上旬〜12月+翌1月〜3月中旬、春まき 10月中旬〜12月(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 育苗ほは土寄せ時に3回位追肥 10月上旬〜11月下旬(図から読み取り) 岐阜1
東海 静岡 追肥・土寄せ(9月下旬〜10月下旬) 9月下旬〜12月中旬(図から読み取り) 静岡1 p.249
東海 静岡 追肥・土寄せ(9月下旬〜10月下旬) 11月〜翌2月(図から読み取り) 静岡1 p.249
東海 静岡 追肥(7月上旬・8月上旬) 8月中旬〜10月(図から読み取り) 静岡1 p.250
東海 静岡 — 露地 6月ごろ・11月〜12月(図から読み取り) 静岡1 p.251
東海 愛知 追肥と同時(9月〜11月) 12月上旬〜翌3月下旬(図から読み取り) 愛知1 p.Ⅳ-65
東海 愛知 追肥と同時(4月〜9月) 6月下旬〜10月下旬(図から読み取り) 愛知1 p.Ⅳ-66
東海 三重 追肥は土寄せ時に分施 9月〜12月(図から読み取り) 三重1 p.23
近畿 大阪 — 周年 大阪1
中国 鳥取 9月上旬〜2月下旬。最終は春扇12月中旬・龍まさり2月中旬 翌年3月上旬〜5月上旬 鳥取3・鳥取4
中国 鳥取 4月下旬〜8月中旬、2〜3回(1回目はクワで削り込み、2回目に中溝切り、最終土寄せにもみ殻) 8月上旬〜9月下旬 鳥取2
中国 鳥取 3月下旬〜5月上旬、4回(最終は4月末〜5月初め) 6月上旬〜下旬 鳥取1
中国 山口 — 播種から2〜3か月、草丈50〜60cm 山口1
四国 徳島 — 10月7日〜(試験日) 徳島1
四国 香川 — 1回の定植で刈取りと再生を繰り返し3回程度。定植から1回目まで補正積算気温1,300〜1,400℃、再生は約1,000℃(調製草丈60cm) 香川1
四国 愛媛 追肥と兼ねる(回数の記載なし) — 愛媛1 p.19
九州・沖縄 福岡 — 播種のおよそ2〜4か月後(図から読み取り) 福岡1 p.76
九州・沖縄 福岡 追肥と同時(土寄せ時) 夏出7〜8月/秋冬出9月〜翌1月/春出2〜7月(図から読み取り) 福岡1 p.77
九州・沖縄 福岡 追肥と同時に3〜4回 10〜12月、または11月〜翌1月(図から読み取り) 福岡1 p.78
九州・沖縄 佐賀 — 夏秋:7〜12月、冬春:1〜6月 佐賀1 p.10,19
九州・沖縄 佐賀 追肥時(畝間に施して土寄せ) 10〜12月 佐賀1 p.10,19-20
九州・沖縄 大分 追肥と同時(追肥は現場で3〜5回) — 大分1 p.41
九州・沖縄 宮崎 — 連続どり(春まき3回収穫、秋まき4回収穫) 宮崎1
九州・沖縄 鹿児島 追肥と同時(土寄せで吸収根が上部へ移る) — 鹿児島1 p.41

各県の資料にある注意点

  • 北海道:熱水抽出性窒素で窒素診断。緩効性窒素入り肥料は降雨による流亡抑制に有効。有機物中の化学肥料相当量は差し引く
  • 北海道:リン酸はトルオーグ法、カリは交換性カリで診断(基肥リン酸0〜20、カリ0〜10)
  • 北海道:窒素診断は作付け前に硝酸態窒素で行う。有機物中の化学肥料相当量は差し引く
  • 北海道:同上
  • 青森:品種は「元蔵」。小型トンネルの除覆は4月20日前後、不織布べたがけは5月10日前後。砂丘地での結果で地域に合わせる。秋まきは定植が遅れると根がらみが強まる
  • 青森:県産は土寄せして軟白した根深ねぎが主体。ながいもとの輪作・転作田で拡大
  • 岩手:全量基肥は定植7〜10日前に施す。窒素以外は土壌診断で調整。2017年6月に一部改訂
  • 宮城:7月下旬〜8月の高温乾燥期は土寄せをなるべく避ける。生育中期以降の急な土寄せは断根で葉先枯れ・軟腐病の要因。積雪前に掘り上げ、パイプハウスに囲うと1月以降も出荷可
  • 宮城:7月下旬〜8月の高温乾燥期は土寄せを避ける。収穫は最終土寄せの20〜30日後を目安に試し掘りして決める
  • 秋田:関東以南のねぎの端境期に出荷。抽だい前に収穫するため晩抽性品種を選ぶ。越冬後の防除はほとんど不要
  • 秋田:最終土寄せは分岐点の5cm下まで。秋まきは抽苔株の花蕾を早めに摘む。夏どりは不織布べたがけ等で保温し生育促進
  • 秋田:降雪前の11月中旬に掘り取り、ハウス内で囲う(10aあたり約80坪)。砂丘地は露地で囲いネギも可
  • 福島:pH6.0〜6.5に矯正。肥料あたりしやすく根に肥料が直接触れないよう注意。石灰は定植2週間前に全面散布。CECの低い圃場は緩効性・有機質肥料
  • 福島:同上。リン酸は土壌診断で適正化
  • 茨城:県の施肥基準そのものは入手できず。普及センター資料では、ねぎは過湿と酸性に弱く高温で根の活性が落ちるため、盛夏前の施肥と秋口の追肥を生育に応じて行う。火山灰土は窒素が流れやすく、リン酸が効きにくい。輪作は3年まで
  • 栃木:基肥は移植時。苗床施肥は10a換算でなく1a当たり堆肥300kg・N0.6kg・P2O5 0.6〜1.0kg・K2O 0.7kg
  • 栃木:同上。基肥は移植時
  • 群馬:施肥は資料の表の値(備考欄に特記なし)
  • 群馬:図は2系列(播種2月中旬→定植4月上旬と、播種3月下旬ごろ→定植6月ごろ)で、読み取りの誤差が大きい
  • 群馬:基肥の窒素はゼロで追肥主体
  • 埼玉:良質堆肥1〜2t/10a。高温多湿期の多肥は根傷みから軟腐病・白絹病が多発。基肥(する場合)は有機質・緩効性主体で定植2週間前までに
  • 埼玉:同上
  • 埼玉:同上
  • 千葉:可給態りん酸の少ない火山灰土ではりん酸を増やす。年明け収穫は11月中旬にN・K各5kg追肥。セル成型苗は土壌有機物が不足するので堆肥・緑肥を。新規造成畑は基肥N10-P17-K6程度
  • 千葉:セル成型苗利用時は土壌有機物不足に注意し堆肥・緑肥を
  • 千葉:基肥は堆肥・有機質・単肥・苦土石灰を全面施用し、定植時に緩効性肥料3kg程度を植溝へ
  • 千葉:被覆燐硝安140日タイプが適する。初期40日で窒素3%溶出(25℃一定)なので育苗は25℃以上にしない
  • 千葉:pH6.0〜6.5に矯正
  • 千葉:pH6.0〜6.5に矯正
  • 東京:赤土の盛土・客土では先にりん酸資材と植物質堆肥を十分に施用(葉茎菜類共通の留意事項)
  • 東京:赤土の盛土・客土ではりん酸資材と植物質堆肥を十分に施用
  • 神奈川:基肥ゼロで追肥主体。表の追肥配分は資料の「1回・2回・3回」の値
  • 神奈川:図に播種3月下旬〜4月上旬→移植6月上旬の系列もあり、判読は±1旬以上ずれうる
  • 新潟:播種から収穫まで約180日。軟白30cm程度で収穫、全長60cmに調製して3本結束。MAFFポータル掲載の新潟県施肥基準にねぎの個別基準は見当たらず
  • 富山:春ねぎ作型では3月末から花柄長を把握し、抽苔前に計画的に収穫。施肥基準はMAFFポータルでは水稲・大豆・大麦のみ
  • 石川:施肥基準ではなく特別栽培の窒素の比較基準(慣行レベル)。ねぎの作型名の根拠として記載
  • 福井:土壌pH 6.0〜7.5。肥料切れを起こさないよう早めに追肥する
  • 山梨:多肥条件では濃度障害を起こしやすい
  • 山梨:同上
  • 長野:県の施肥基準はN・P2O5・K2Oの総量のみで、作型・時期の記載がない。基準は農業試験場等の試験結果に基づき平成30年3月策定
  • 岐阜:堆肥中の有効成分を差し引く。基肥は25cm程度の溝を切って下層に施し、根と肥料の接触を避ける。目標収量3t
  • 岐阜:同上
  • 岐阜:湿害に弱いので排水の良い圃場。水田転作は砂質土で排水のよい圃場を選ぶ
  • 静岡:堆肥の肥料成分を差し引く。土壌分析で改善基準値の上限を超える成分は減肥
  • 静岡:同上
  • 静岡:堆肥の肥料成分を差し引く
  • 静岡:連作土壌では土壌分析を行い塩類集積を避ける
  • 愛知:湿害に弱いので排水良好な畑・うね向き。根に肥料が直接触れると根傷みする。葉ねぎは対象外
  • 愛知:湿害に弱い。根に肥料が直接触れると根傷みする
  • 三重:2月に土づくり(たい肥・石灰・苦土・りん酸質肥料)
  • 大阪:府の施肥基準ではなく、特別栽培農産物の表示ガイドラインにおける慣行レベル(慣行農薬成分回数15回)
  • 鳥取:額縁明渠で排水路を確保(6月中旬)。経営指標で、施肥基準そのものではない
  • 鳥取:ほ場周囲に明きょを掘る。前年秋〜3月上旬に堆肥・石灰窒素を施用
  • 鳥取:12月上旬〜3月下旬にトンネル被覆。秋に土壌消毒を行う
  • 山口:灌水は播種直後・2葉期・4葉期に多め、収穫5日前から止める(試験の値)
  • 徳島:塩類集積したハウスで、リン酸・カリを含む元肥を省いても葉枯れ・病害なく同収量
  • 香川:夏の高温期定植は白マルチ。10月以降の刈取り後の再生は抽だいのリスク。べと病が多発傾向
  • 愛媛:資料中「参考」扱い
  • 高知:連作ほ場で塩類集積が顕著なら無肥料。家畜ふん堆肥を使うときは減肥
  • 福岡:ハウス連作で塩類集積に注意。現場は多め施肥の傾向。有機質肥料を主体に
  • 福岡:春出は抽苔が問題で、九条系は6月下旬〜7月中旬収穫のハウス栽培のみ。育苗床はN1.4・P2O5 2.8・K2O 1.4kg/a
  • 福岡:作土が深い圃場が特に好ましい
  • 佐賀:初作地は窒素(追肥含む)30kg/10aが目安。冬は作期が長く元肥窒素20kg。連作圃場は塩類集積に注意
  • 佐賀:堆肥2t/10a。3年以上の連作で生育不良のため2年以上休作。肥料が根に直接触れないよう定植
  • 大分:中間地〜高標高地は堆肥3t/10aを全面施用。黒ボク土はリン酸を増やす。水田転換畑は排水対策
  • 大分:年2〜3作の連続栽培になるため、作ごとに土壌診断して残肥を考慮
  • 宮崎:資料は特別栽培の慣行基準。作型は表の並びから読み取り(要確認)
  • 宮崎:同上。行の対応は表のレイアウトから推定(要確認)
  • 鹿児島:過湿に極めて弱く、深耕・明きょなど排水対策を十分に
  • 鹿児島:播種前に十分かん水、中期以降は徐々に控え、収穫15〜20日前にかん水を止める

県ごとの違いを読み解く

土寄せの回数と時期

根深ねぎは土寄せで白い部分を伸ばすため、追肥は多くの県で土寄せと同じ作業に組み込まれています。回数は県と作型で次のように分かれます。

回数が少ないのは、栃木の夏どり(追肥2回、各N5)と静岡のシロネギⅡ(愛鷹山麓の秋まき越年栽培、7月上旬のN3と8月上旬のN2)です。鳥取の夏どり(ペーパーポット苗)も2〜3回で、1回目にクワで削り込み、2回目に中溝を切り、最終土寄せにもみ殻を使います。北海道の夏秋どりは、移植後50日目ごろと培土時の2回に分施します。

3回の県は、群馬(N3ずつ)、栃木の秋冬どり(N5ずつ)、静岡のシロネギⅠ(9月下旬・10月上旬・10月下旬に各4-4-4)、山梨(5月下旬・7月中旬・8月中旬の追肥が土寄せを兼ねる)、福島の夏どり、大分、茨城の試験(9月中旬・10月中旬・11月中旬)です。福島の秋冬どり、千葉の秋冬どりと夏どり、福井、佐賀は4回で、宮城は4〜5回に分けます。千葉の秋冬どりは7月上旬・8月中旬・9月中旬・10月中旬、夏どりは4月上旬から6月上旬までに追肥します。

回数が多いのは、神奈川の春まき秋冬どり(小苗移植栽培)の5回、千葉の坊主知らずの5回、埼玉の追肥のみ5〜6回です。千葉の坊主知らずは、8月上旬の基肥の後、10月上旬から翌4月中旬まで追肥を重ねます。

間隔の資料もあります。宮城は定植後25日ごろに1回目、20〜25日後に溝を平らにし、以後20〜30日間隔で3回程度、最終土寄せは収穫の20〜30日前です。秋田は定植後15〜20日(茎径4〜6mm以上)に削り込み、20日後に埋め戻し、以後は20日前後の間隔で、最終は収穫の20日前です。佐賀と鹿児島は、定植後20〜30日ごろから約1か月ごとに追肥します。新潟は軟白のため約20日おきに4〜5回土寄せします。

避ける時期を示す県もあります。宮城は、7月下旬〜8月の高温乾燥期の土寄せをなるべく避け、生育中期以降の急な土寄せは断根による葉先枯れや軟腐病の要因になるとしています。鹿児島は、土寄せで吸収根が上部へ移ると書いています。

追肥の配分と年間の窒素量

年間の窒素量(kg/10a)は、県の資料で見ると次のように並びます。福岡の白ネギ秋冬出が9、福岡の中・大ネギ秋冬出が15、北海道の露地が15、千葉の秋冬どりが16、埼玉が18、栃木の夏どりが15・秋冬どりが20、静岡が20、大分が20、鹿児島が20、群馬が21〜23、岩手が23、愛知が23、神奈川が23〜25、佐賀が25です。秋田は27前後、福島は夏どり27・秋冬どり32、宮城は目安30です。愛媛は白ねぎ春まきの参考例が45で、基肥10+追肥35と追肥が大半を占めます。目標収量も、群馬の下仁田の2.0tから千葉の坊主知らずの6.0tまで幅があります。

基肥と追肥の配分は、県の考え方がはっきり分かれます。埼玉は基肥を施さず追肥のみで、神奈川の秋まき夏秋どりも基肥は0で追肥3回です。愛知は12〜3月どりで基肥3に対して追肥20、静岡のシロネギⅠは元肥8に対して追肥12です。福岡の白ネギは窒素の基肥38%・追肥62%、中・大ネギは基肥75%・追肥1回目13%・追肥2回目13%です。栃木は基肥N5に追肥N5を2〜3回、福島の秋冬どりは基肥と追肥が同量です。

基肥を減らす体系もあります。千葉の環境保全型は、チェーンポット内に被覆肥料でN12を入れ、ほ場の基肥はりん酸30・加里22だけにします。岩手は全量基肥(140日タイプ)で、植え溝施肥なら窒素を慣行の23から18に2割減らせるとしています。北海道は診断値に応じて基肥と分施を増減する方式で、基準の数字が他県と同じ意味にはなりません。

作型と収穫期

資料の作型は、春まき秋冬どり、夏どり(秋まき・冬まき)、越冬の春どり、冬どりに分かれます。

春まき秋冬どりは、宮城が3月下旬〜4月下旬に播いて4月下旬〜6月に定植し、9月上旬〜12月に収穫します。群馬は2月中旬播き・4月上旬定植で、9月下旬〜11月上旬に収穫します。千葉は3月播き・5月定植で、11月〜翌2月に収穫します。神奈川は1月下旬〜2月上旬に播き、4月上旬に移植して、11月下旬〜翌2月に収穫します(いずれも図から読み取り)。

夏どりは、秋まきと冬まきが中心です。栃木は前年9〜10月に播き、3月中旬に定植して、6月中旬〜8月上旬に収穫します。群馬は前年10月上旬播き・4月上旬定植で、7〜8月に収穫します。青森の砂丘地は、10月中旬と11月中旬に播いた秋まきを3月中旬・4月中旬に定植し、7月中旬と8月下旬に収穫を始めます。冬まきは1月下旬・2月下旬に播いて、8月中旬と8月下旬から収穫します。

越冬の春どりは秋田と鳥取に資料があります。秋田は元晴晩生を4月中旬〜5月上旬に播き、翌年5月上旬〜6月上旬に抽だい前に収穫します(図から読み取り)。鳥取は春扇と龍まさりを6月中旬に定植し、翌年3月上旬〜5月上旬に収穫します。最終土寄せは春扇が12月中旬、龍まさりが2月中旬です。

冬どりでは、愛知の12〜3月どりが越津の11月上旬〜中旬播きまたは金長・長悦の4月下旬〜5月播きで、7月中旬〜8月下旬に定植し、12月上旬〜翌3月下旬に収穫します。静岡のシロネギⅠ夏まきは5月に播いて8月上旬に定植し、11月〜翌2月に収穫します。同じ「秋冬どり」でも、播種は2月から5月まで、収穫の始まりは9月から11月まで県で違います。

産地ごとの特徴

千葉は、坊主知らず(東葛飾・北総)の体系が目立ちます。栽植は6,000〜8,000株/10a、目標収量は6.0t、窒素は25kgです。5月に株分けして仮植し、8月上旬に定植します。収穫は翌5月ごろ〜6月です(図から読み取り)。千葉の資料には、チェーンポット内施肥でN12だけを入れる環境保全型もあり、土寄せは7月〜10月ごろです。

群馬の下仁田は、畝間65〜75cm・株間10〜12cmで、栽植間隔が一般的な根深ねぎより広くなっています。目標収量は2.0t、窒素は16kgで、基肥はN0・P5・K0、追肥はN4+6+6です。春まきは3月下旬、秋まきは10月上旬に播き、7月中旬に定植して、11月〜翌3月に収穫します(図から読み取り)。

岐阜は、飛騨一本太ねぎの高冷地栽培が特徴です。窒素は18.3kg、目標収量は2.0tで、基肥N7.5に追肥N3.6を3回施します。5月上旬〜6月上旬に定植して、10月上旬〜11月下旬に収穫します(図から読み取り)。平坦地の夏どりは窒素14.4kg(化学肥料由来)に有機質由来4.8kgを加えた記載です。

鳥取は水田転作の経営指標で、夏どり(夏扇パワー、ペーパーポット苗)の想定収量が2.4t、春どり(春扇・龍まさり、プラグ苗)が2.9〜3.0tです。施肥は堆肥2t・苦土石灰100〜200kgなど資材量だけで、窒素などの成分量は載っていません。

葉ねぎ・小ねぎの扱い

葉ねぎ・小ねぎは、周年の直播やトンネル栽培が多く、根深ねぎと作型の考え方が違います。千葉のわけねぎ(東葛飾)は、7月下旬に植えて12月〜翌3月に収穫する冬どりが窒素23kg、12月下旬に植えて5月ごろから収穫する夏どりが窒素20kgです。愛媛の葉ねぎは夏まきが24kg、春まきが23kgで、追肥は2〜3回です。鹿児島の葉ネギは35kgで、播種後20〜30日から2〜3回追肥します。佐賀の小ネギは、夏秋が播種5〜9月・収穫7〜12月、冬春が播種10〜4月・収穫1〜6月です。

福岡の小ネギは窒素4〜6kgで、同じ福岡の中・大ネギ(9〜15kg)より小さく、資料は収量も1.2〜2.0tと別にしています。数字だけで根深ねぎと比べず、作型を確かめてから使ってください。

資料が見つからなかった都道府県

山形・滋賀・京都・兵庫・奈良・和歌山・島根・岡山・広島・長崎・熊本・沖縄は、ねぎの栽培資料を確認できませんでした(2026年10月時点。探しきれていない可能性があります)。島根は水耕の葉ネギだけで、土耕の資料がありません。熊本は施肥ガイドの野菜編にねぎがありません。新潟は作型と土寄せ回数だけ、富山は試験の時期だけ、青森は時期だけ、北海道と福島は施肥だけで、すべての項目はそろっていません。長野は施肥総量のみ、茨城は試験値と普及記事のみで、石川・大阪・宮崎は特別栽培の慣行レベルの窒素量だけです。

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