きゅうりの栽培暦・年間作業表【全国まとめ】36都道府県の施肥・定植・収穫時期を比較

  • 10月 27, 2026
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きゅうりの定植・収穫・施肥の時期は、都道府県ごとの施肥基準や栽培指針に別々に書かれていて、促成や抑制といった作型の呼び方も県によって違います。この記事では、36都道府県の公的資料(44本)から施設と露地の時期と数値を拾い、全国の比較表と、作型ごとの標準的な年間作業表にまとめました。どの値にも出典の県と資料を付けています。

促成の定植は、三重の9月ごろから静岡の12月下旬まで3か月以上ずれます。促成の年間窒素量も、静岡の32kg/10aから高知の94kg/10aまで約3倍の幅があります。表の軸は、促成・半促成・抑制・露地夏秋の作型ごとの定植と収穫の時期、年間窒素量、追肥の回数と配分です。

きゅうりの年間作業表・都道府県比較(Excel)をダウンロード

Excelには、年間作業表(圃場・作型・品種を書き込める欄と実施日の欄つき)、36都道府県の比較表、出典一覧の3つのシートがあります。

ほかの作物の栽培暦・年間作業表は栽培暦・年間作業表の全国まとめにまとめています。

この表の読み方と注意

  • 対象:都道府県と県の試験場・普及組織が公開している施肥基準、栽培指針、栽培暦、試験研究の成果です。農林水産省「都道府県施肥基準等」に掲載されている県の資料を含みます
  • 図から読み取った値:栽培暦の図から旬を読んだ値には「図から読み取り」と書きました。記号の位置から読むため、±1旬ほどずれることがあります。東京・埼玉・神奈川・三重・山梨は図が小さく、読み取りが特に粗くなっています
  • 施肥基準でない値:石川は持続性の高い農業生産方式の導入指針にある慣行レベルの窒素量です。茨城の一部、大阪、熊本、大分、宮崎、鳥取、愛媛も、特別栽培の慣行基準や栽培基準の窒素量で、窒素・リン酸・カリの三要素を示す施肥基準ではありません。表では「特別栽培の慣行レベル」などと書き、施肥基準と並べて読まないでください
  • 大阪:施設と露地の慣行レベルが載っていますが、露地の2つの数値は列の意味が曖昧です。本文では数値を引いていません
  • 試験の値:岩手の無加温ハウス(岩手3)と高軒高ハウス(岩手4)、福井の養液栽培の周年2作(福井2)は試験の成果で、県の指導基準ではありません。表の中でも「試験の値」と書いています
  • 資料どうしの食い違い:高知のハウス抑制の窒素は、一覧表が62、作物別の頁が70です。表には作物別の頁の70を採りました。愛媛は「普通(3か月)」の窒素が49で、抑制(4か月)の25より大きく、資料の読み違いの可能性を排除できていません
  • 神奈川・静岡・愛知:神奈川と静岡は県サイトの新しい版を使っています。農林水産省に掲載されているのは古い版です。愛知は2026年3月改定の版です
  • 農薬と資材:使い方を推奨しないため、農薬名は書いていません。接ぎ木の台木は品種名を書かず、かぼちゃ台木と表記しています
  • 調査日:2026年10月27日です。資料は改訂されることがあるので、自分の県の資料で最新の内容を確かめてください

標準の年間作業表(促成・半促成・抑制・露地夏秋のきゅうり(施設と露地))

北海道から鹿児島までの36都道府県の資料をもとに、促成・半促成・抑制・露地夏秋の作型ごとの作業を月順に並べた表です。播種・定植・収穫の時期は県と作型で大きく違うので、1行の中に県別の時期を並べています。図から読み取った時期は±1旬ほどずれることがあります。「根拠」の略称は記事末尾の出典一覧に対応しています。

月 旬 作業 内容・目安 品種・作型 根拠
1月 上旬〜下旬 基肥(半促成) 山梨(平坦地)は1月上旬にN20-P30-K20と苦土石灰150kg。長崎は1月中旬にN20-P19-K10で基肥50%・追肥50%。千葉は1月下旬にN24-P30-K24(緩効性) 半促成 山梨1 p.109・長崎2 p.201・千葉1 p.193
1月 上旬 播種・接木(半促成) 福岡は半促成の播種が1月上旬。千葉は12月下旬に播種して1月上旬に接木する(図から読み取り) 半促成 福岡1 p.48・千葉1 p.193
1月 上旬〜中旬 定植(半促成) 宮城の1作目(12月下旬播種)と山梨の平坦地は1月上旬ごろ(図から読み取り)。埼玉は1月上旬〜2月中旬。長崎は1月中旬で、うね幅1.8m×株間50cm(1,100株/10a)、地温17℃以上で浅植え 半促成 宮城1 p.3・山梨1 p.109・埼玉1・長崎2 p.202
1月 中旬〜下旬 収穫開始(促成) 栃木の冬春どりは1月中旬〜6月上旬(追肥5kgを3回)。静岡は1月下旬〜5月下旬で、定植後5日から約10日間隔で追肥(図から読み取り) 促成 栃木1・静岡1 p.212
1月 通年 温度管理(半促成) 長崎は1月〜6月に午前28〜30℃、午後18〜25℃、夜の前半15〜16℃、後半12〜13℃ 半促成(長崎) 長崎2 p.202
2月 上旬〜下旬 播種(半促成・初夏どり) 宮城の2作目は2月上旬、東京の無加温半促成は2月上旬、栃木の初夏どりは2月中旬、秋田のハウス半促成は2月下旬(呼び接ぎで育苗40〜45日、発芽は28〜30℃)(図から読み取り) 半促成 宮城1 p.3・東京1・栃木1・秋田1 p.59〜60
2月 上旬〜中旬 定植(半促成) 千葉と福岡は2月上旬、群馬は2月中旬(畝間160×株間50cm)(図から読み取り) 半促成 千葉1 p.193・福岡1 p.48・群馬1
2月 上旬 基肥・追肥(半促成) 福島の半促成は2月に基肥N24-P15-K15、3〜6月に追肥し、追肥は窒素1〜2kgずつ、最盛期は7〜8日おき 半促成(福島) 福島1 p.123
2月 上旬 収穫開始(促成) 宮城の促成は2月上旬〜6月下旬(図から読み取り)。追肥は第1果が肥大し始めた頃にN1〜2kg、その後は収穫1t/10aごとが目安 促成(宮城) 宮城1 p.3・p.7
2月 下旬 定植(養液栽培の周年2作) 福井の園芸研究センターの試験で、1作目は2月下旬、2作目は9月上旬に定植(試験の値)。7月上旬定植は雌花率が低く品質も悪い 養液栽培(福井) 福井2 p.2
2月 下旬 収穫開始(半促成) 宮城の1作目は2月下旬〜6月下旬、2作目は4月上旬〜7月下旬(図から読み取り) 半促成(宮城) 宮城1 p.3
3月 上旬〜下旬 定植(半促成・初夏どり) 宮城の2作目は3月上旬、栃木の初夏どりは3月中旬(畝間150×株間50cm、1,000株)、東京の無加温半促成は3月下旬(図から読み取り) 半促成 宮城1 p.3・栃木1・東京1
3月 上旬〜下旬 収穫開始(半促成) 群馬・千葉は3月上旬〜7月上旬、福岡は3月上旬〜6月、長崎は3月上旬〜6月下旬、山梨は3月上旬〜6月上旬、埼玉は3月下旬〜6月下旬。追肥は群馬が2kgを5回、千葉が10日ごとに液肥13回、山梨が収穫直後から10日間隔、埼玉が5〜6回 半促成 群馬1・千葉1 p.193・福岡1 p.48・長崎2 p.202・山梨1 p.109・埼玉1
3月 中旬〜下旬 播種(早熟・夏秋どり) 神奈川の早熟は3月中旬(定植5月上旬)。栃木の夏秋どり(露地)は3月下旬〜4月上旬(図から読み取り) 早熟・夏秋どり 神奈川1 p.8・栃木1
4月 上旬 定植(ハウス半促成) 秋田はハウス内気温8℃・地温15℃以上になってから定植。畝幅180〜200×株間60〜70cmの2条植え。収穫は5月上旬〜7月中旬(図から読み取り) 半促成(秋田) 秋田1 p.59〜60
4月 上旬〜下旬 播種(露地夏秋) 宮城は晩霜の恐れがなくなる時期の約30日前(図では4月上旬)、群馬は4月上旬、秋田は定植の30〜35日前(図では4月下旬)、青森は4月下旬〜5月上旬、神奈川は4月下旬(図から読み取り) 露地夏秋 宮城1 p.3・p.8・群馬1・秋田1 p.55・青森1 p.24・神奈川1 p.8
4月 中旬 播種・基肥(福岡の普通と福島の夏秋) 福岡の普通(露地・兼備2号)は播種4月中旬、定植5月上〜中旬、収穫7月上旬〜9月(図から読み取り)。福島の夏秋は4月に基肥N24-P36-K24、6〜9月に追肥 普通・露地・夏秋 福岡1 p.48・福島1 p.123
4月 中旬 定植(無加温ハウス早熟) 岩手の点滴潅水施肥の試験で、定植は4月中旬ごろ(2,000株/10a)、収穫は5月中旬〜7月上旬(図から読み取り・試験の値) 無加温ハウス早熟(岩手) 岩手3 p.1
4月 中旬〜7月上旬 収穫(無加温半促成) 東京は基肥N13、追肥N4を3回 半促成(無加温・東京) 東京1
4月 下旬 定植(露地夏秋) 栃木は4月下旬〜5月上旬(畝間250×株間50cm、800株)、群馬は4月下旬(図から読み取り) 夏秋どり・露地 栃木1・群馬1
5月 上旬〜6月上旬 定植(早熟・露地・夏秋) 神奈川の早熟は5月上旬(160×45cm)、露地は5月中旬、夏秋は6月上旬(図から読み取り) 早熟・露地・夏秋(神奈川) 神奈川1 p.8
5月 上旬 鉢上げ(夏秋) 長崎は接ぎ木セル苗を5月上旬に鉢上げし、育苗20〜25日。5月下旬にN30-P20-K20を基肥60%・追肥40%で施用、追肥は6月下旬〜8月中旬 夏秋(長崎) 長崎3 p.206
5月 上旬〜中旬 収穫開始(ハウス半促成・無加温早熟) 秋田のハウス半促成は5月上旬〜7月中旬(図から読み取り)。岩手の無加温早熟は5月中旬〜7月上旬(試験の値)。栃木の初夏どりは5月上旬〜7月上旬で追肥3回 半促成・早熟・初夏どり 秋田1 p.59・岩手3 p.1・栃木1
5月 中旬〜6月中旬 直まき(露地・高冷地) 岐阜の高冷地(標高400〜700m)は5月中旬〜6月中旬に直まき(1,300株、5月まき8t・6月まき6t)。山梨の高冷地は5〜6月に直まきまたは苗定植(図から読み取り) 露地・高冷地 岐阜1・山梨1 p.110
5月 中旬〜下旬 定植(露地夏秋) 宮城は5月中旬〜下旬(本葉3〜4枚、畝間300×条間90×株間60cm、1,100株/10a)、秋田は5月下旬(本葉3〜4枚、株間75〜90cm、550〜900株/10a)、福岡の普通は5月上〜中旬(図から読み取り) 露地夏秋 宮城1 p.3・p.9・p.10・秋田1 p.55・p.57・福岡1 p.48
6月 上旬 基肥(高冷地の夏秋) 山梨はN20-P42-K20、苦土石灰150kg、微量要素3kg。追肥は8月上旬〜10月上旬にN3・K3を5回(20日間隔) 夏秋・高冷地(山梨) 山梨1 p.110
6月 上旬〜中旬 定植(露地夏秋・夏秋) 青森は6月上旬〜中旬(図から読み取り)。長崎の夏秋は6月上旬で、うね幅2.5m×株間80cm(2条、1,000株/10a)、本葉3〜4枚の若苗 露地夏秋・夏秋 青森1 p.24・長崎3 p.207
6月 上旬〜7月上旬 播種(夏秋の雨よけ) 佐賀は6月上旬〜7月上旬に播種し、定植は6月下旬〜7月下旬、収穫は7月中旬〜11月上旬 夏秋(佐賀) 佐賀1 p.13
6月 上旬〜下旬 収穫開始(露地夏秋) 栃木は6月上旬〜9月上旬、神奈川の早熟は6月上旬〜7月上旬、秋田は6月下旬〜10月上旬、宮城は6月下旬〜9月下旬。追肥は秋田が雌花開花時から総収量500〜700kgごとにN2〜3kg、宮城が収穫開始以降10日ごとにN2〜3kg、栃木が2回。群馬は5月下旬〜10月上旬で、追肥3kgを5回(図から読み取り) 露地夏秋 栃木1・神奈川1 p.8・秋田1 p.55・p.58・宮城1 p.3・p.10・群馬1
6月 下旬〜7月上旬 播種(抑制) 福岡の抑制は6月下旬〜7月上旬に播種し、定植は8月上旬、収穫は9月上旬〜11月(図から読み取り) 抑制(福岡) 福岡1 p.48
6月 下旬〜8月下旬 収穫(夏秋) 長崎はM級中心に若どり 夏秋(長崎) 長崎3 p.207
7月 上旬〜中旬 播種(抑制) 秋田は7月上旬(ハウス雨よけ下の冷床)、宮城は7月上旬ごろ(呼び接ぎは播種6〜7日後)、栃木のハウス秋どりは7月中旬、京都は7月中旬、佐賀は7月上旬〜8月下旬、三重の露地は7月(図から読み取り) 抑制・秋どり 秋田1 p.62・宮城1 p.3・p.12・栃木1・京都1 p.113・佐賀1 p.13・三重1 p.26
7月 上旬 収穫開始(露地夏秋) 青森は7月上旬〜10月で、出荷のピークは7〜9月 露地夏秋(青森) 青森1 p.24
7月 上旬〜9月下旬 収穫(露地・高冷地) 岐阜は7月上旬〜9月下旬、基肥N30、追肥N17(液肥500倍)。福岡の普通は7月上旬〜9月 露地・高冷地 岐阜1・福岡1 p.48
7月 中旬 基肥(抑制) 福島は7月にN12-P10-K10。山梨は7月中旬にN15-P20-K15と苦土石灰100kg。京都は元肥を定植15日前まで、堆肥・土壌改良資材を定植30日前までに施用 抑制 福島1 p.123・山梨1 p.111・京都1 p.114
7月 下旬 定植(抑制) 秋田は本葉3.0〜3.5枚の若苗を夕方に定植(半促成の畝に植え替える場合が多い)。宮城は播種後15〜18日の本葉2〜3枚の若苗を浅植えし、7月下旬〜8月上旬。岩手の無加温ハウスは早熟後に不耕起で7月下旬ごろ(試験の値) 抑制 秋田1 p.62〜63・宮城1 p.3・p.14・岩手3 p.1
7月 下旬 播種(抑制) 群馬と山梨は7月下旬ごろ、岐阜は8月上〜中旬(図から読み取り) 抑制 群馬1・山梨1 p.111・岐阜1
8月 上旬〜中旬 定植(抑制) 栃木のハウス秋どりは8月上旬(畝間250×株間45cm、2条、1,400株)、群馬は8月上〜中旬(畝間150×株間45cm)、福岡・京都は8月上旬、山梨・神奈川は8月中旬、千葉は8月中旬に播種・基肥・接木・定植をほぼ同時に行う。佐賀は8月上旬〜9月下旬(図から読み取り) 抑制 栃木1・群馬1・福岡1 p.48・京都1 p.113・山梨1 p.111・神奈川1 p.8・千葉1 p.194・佐賀1 p.13
8月 中旬〜下旬 基肥(抑制) 高知のハウス抑制は定植15日前までにN30-P15-K20。追肥は定植後20日〜2月にN40・K20を月7〜10回に分け、10〜2月は月8kg。千葉は8月中旬にN16-P20-K16(緩効性) 抑制 高知1 p.22・千葉1 p.194
8月 中旬 追肥(抑制) 福島は8〜11月に追肥し、最盛期は7〜8日おきに窒素2kg程度 抑制(福島) 福島1 p.123
8月 下旬 播種(長期越冬) 岐阜の長期越冬は8月下旬に播種、9月中旬に定植し、10月上旬〜翌7月上旬に収穫(図から読み取り)。目標収量20t 長期越冬(岐阜) 岐阜1
8月 下旬 収穫開始(抑制) 岩手の無加温ハウスは8月下旬〜11月上旬(試験の値。表の備考は9月上旬〜11月上旬)。佐賀は8月下旬〜1月下旬 抑制 岩手3 p.1・佐賀1 p.13
9月 上旬〜中旬 基肥(促成) 高知は定植15日前までに有機質・緩効性肥料主体でN30-P30-K30を全層施用 促成(高知) 高知1 p.22
9月 上旬〜10月上旬 播種・接木(促成) 福岡は9月上〜中旬、佐賀は9月上旬〜10月上旬、愛知は9月中旬に播種して下旬に接木、千葉は9月下旬に播種・接木(図から読み取り) 促成 福岡1 p.48・佐賀1 p.13・愛知1 Ⅳ【野菜】-17・千葉1 p.192
9月 上旬〜下旬 収穫開始(抑制) 秋田・宮城・千葉・栃木・京都は9月上旬、群馬は9月中旬、山梨・埼玉は9月下旬が始まり(図から読み取り)。終わりは秋田・千葉が11月上旬、宮城・群馬が11月中旬、栃木・山梨が11月下旬、京都は10月下旬(慣行は11月中旬) 抑制 秋田1 p.62〜63・宮城1 p.3・p.14・千葉1 p.194・栃木1・京都1 p.113・群馬1・山梨1 p.111・埼玉1
9月 中旬〜11月上旬 追肥(抑制) 山梨はN3・K3を9月中旬・10月上旬・10月中旬・11月上旬の4回。千葉は収穫始めから10日ごとに液肥を4回 抑制 山梨1 p.111・千葉1 p.194
10月 上旬 基肥・定植(促成) 千葉は基肥N35-P40-K35(緩効性)と定植を10月上旬に行う。愛知は基肥N50-P30-K33(全層、緩効性主体)で、定植は10月上旬ごろ。福岡の定植も10月上旬(図から読み取り) 促成 千葉1 p.192・愛知1 Ⅳ【野菜】-17・福岡1 p.48
10月 上旬〜11月下旬 定植(促成) 佐賀は10月上旬〜11月下旬。長崎は10月下旬で、うね幅1.8m×株間50cm(1,400株/10a)、主枝13〜14節で摘心して上から4本の子づるを伸ばす(つるおろし栽培)。11月〜6月の温度管理は日中25〜28℃、夜間13〜14℃、炭酸ガスは日中400ppm 促成 佐賀1 p.13・長崎1 p.134〜135
10月 下旬〜12月下旬 播種(半促成) 佐賀の半促成は10月下旬〜12月下旬に播種し、定植は12月上旬〜2月中旬 半促成(佐賀) 佐賀1 p.13
10月 下旬〜11月上旬 播種(促成) 群馬は10月下旬〜11月上旬、定植は11月上旬〜下旬(畝間150×株間50cm)。埼玉は10月下旬ごろ播種、11月中旬〜12月上旬に定植(図から読み取り) 促成 群馬1・埼玉1
11月 上旬 播種(促成・半促成) 宮城の促成は11月ごろ。栃木は接ぎ木苗の育苗を11月上旬に始め、岐阜は11月上旬に播種して12月上旬に定植(図から読み取り) 促成・半促成 宮城1 p.3・p.5・栃木1・岐阜1
11月 上旬〜6月下旬 収穫(促成) 愛知は11月上旬〜翌7月上旬、千葉は11月上旬〜5月下旬、佐賀は11月上旬〜6月下旬、福岡は11月中旬〜翌7月上旬、群馬は12月上旬〜6月下旬、長崎は12月上旬〜6月、埼玉は12月〜翌7月上旬(図から読み取り) 促成 愛知1 Ⅳ【野菜】-17・千葉1 p.192・佐賀1 p.13・福岡1 p.48・群馬1・長崎1 p.134・埼玉1
11月 上旬〜下旬 追肥(促成) 愛知は11月上旬〜6月上旬にN15-P10-K15を分施。千葉は収穫始めから10日ごとに液肥N0.8-P0.5-K0.8を18回。長崎は11月下旬〜6月に追肥し(基肥40%・追肥60%)、液肥は収穫開始10日後ごろから 促成 愛知1 Ⅳ【野菜】-17・千葉1 p.192・長崎1 p.134
11月 中旬〜12月上旬 基肥・定植(促成) 埼玉はN46-P43-K46(基肥N26-P43-K26、追肥N20・K20を8〜10回)。基肥は定植2〜3週間前に施用 促成(埼玉) 埼玉1
11月 下旬 播種(促成) 静岡は穂木・台木を11月下旬、接ぎ木を12月上旬(図から読み取り)。追肥のみで基肥なし 促成(静岡) 静岡1 p.212
11月 下旬 栽培の晩限(ハイワイヤー長期どり) 岩手県北の高軒高ハウスでは、営利栽培の晩限が11月下旬。12月以降は低温寡照で生育が停滞する(試験の値) ハイワイヤー長期どり(岩手) 岩手4 p.1
12月 上旬〜下旬 定植(促成) 栃木は12月上〜中旬(畝間170×株間40cm、1,500株)、宮城は12月中旬(播種後30〜35日、本葉3〜4枚、地温18〜20℃に暖めてから)、静岡は12月下旬(1,600〜1,800本)(図から読み取り) 促成 栃木1・宮城1 p.6・静岡1 p.212
12月 下旬 播種(半促成) 宮城の1作目は12月下旬、山梨の平坦地は12月ごろ(図から読み取り) 半促成 宮城1 p.3・山梨1 p.109
通年 — 追肥の目安(北海道) 収穫始めから収穫終了予定の20日前まで20日ごとに追肥する。ハウス抑制は30日前まで30日ごと 促成・半促成・夏秋どり・露地・抑制(北海道) 北海道1 p.102・p.103
夏 — 土壌消毒(埼玉) 太陽熱を利用した消毒またはたん水処理 全作型(埼玉) 埼玉1

都道府県別の比較

「—」はその県の資料に記載がない項目です。「図から読み取り」は栽培暦の図から読んだ値で、±1旬ほどずれることがあります。県の基準は品種や目標収量、土壌の前提が違うので、数字だけを単純に比べず、自分の地域に近い県の資料を確かめてください。

作型・品種

地域区分 都道府県 主な作型・品種 出典
北海道 北海道 促成・半促成・ハウス夏秋どり・ハウス抑制(ハウス抑制は加温・無加温) 北海道1 p.102・p.78・p.80
北海道 北海道 露地 北海道1 p.103
東北 青森 露地夏秋(ブルームレスきゅうりが主流。「糠塚きゅうり」など伝統野菜もある) 青森1 p.24
東北 岩手 施設栽培(ハウス半促成)/露地栽培(露地普通) 岩手1 p.19・p.25/岩手2 p.41
東北 岩手 無加温ハウス早熟栽培→不耕起で抑制栽培(点滴潅水施肥・品種「はるか」・かぼちゃ台木) 岩手3 p.1
東北 岩手 県北のハイワイヤーつる下ろし栽培(高軒高ハウス・複合環境制御・1作長期どり、品種「緑華」・台木はかぼちゃ(接ぎ木)) 岩手4 p.1
東北 宮城 促成栽培(穂木: シャープ301・グリーンラックス・ハイグリーン21・久輝。台木はかぼちゃ(接ぎ木)) 宮城1 p.3・p.5〜7
東北 宮城 半促成栽培(2作型: 12月播種・1月定植/2月播種・3月定植。穂木: グリーンラックス2・T-888・むげん) 宮城1 p.3・p.4
東北 宮城 普通栽培(露地夏秋。穂木: パイロット・クライマー・ほっきこうジュピター。台木はかぼちゃ(接ぎ木)) 宮城1 p.3・p.8〜11
東北 宮城 抑制栽培(ハウス抑制。穂木: アンコール10・シャープ1・シャープ301・ズバリ163・プロジェクトX・オーシャン) 宮城1 p.3・p.12〜14
東北 秋田 露地夏秋どり(品種: ほっきこうJP・夏のめぐみ・金星T型・Vロード。台木は主にかぼちゃ) 秋田1 p.55〜58
東北 秋田 ハウス半促成栽培(品種: インパクトC・プロジェクトX。台木はかぼちゃ(接ぎ木)・ビックパワー) 秋田1 p.59〜61
東北 秋田 ハウス抑制栽培(半促成の後作。品種は半促成に準じる) 秋田1 p.62〜63
東北 福島 夏秋栽培(露地) 福島1 p.123
東北 福島 半促成栽培 福島1 p.123
東北 福島 抑制栽培 福島1 p.123
関東 茨城 露地・直まき 茨城1
関東 茨城 促成・半促成・抑制(特別栽培の慣行レベル) 茨城2
関東 栃木 ハウス冬春どり・ハイグリーン22、極光607 栃木1
関東 栃木 初夏どり・春栄、マジカル2号 栃木1
関東 栃木 夏秋どり(露地)・福冨 栃木1
関東 栃木 ハウス秋どり・恵の風、エクセレント2号 栃木1
関東 群馬 促成・シャープ1、グリーンラックス2、シャープ301 群馬1
関東 群馬 半促成・グリーンラックス2、シャープ1 群馬1
関東 群馬 抑制・オナー、一心、アルファー節成 群馬1
関東 群馬 越冬・シャープ1、グリーンラックス2、はるか2 群馬1
関東 群馬 夏秋(露地)・北宝2号、つや太郎、新北星1号 群馬1
関東 埼玉 促成 埼玉1
関東 埼玉 半促成 埼玉1
関東 埼玉 抑制 埼玉1
関東 埼玉 越冬(短期) 埼玉1
関東 千葉 ハウス促成(九十九里地域・海成砂質土) 千葉1 p.192
関東 千葉 ハウス半促成(北総地域・火山灰土) 千葉1 p.193
関東 千葉 ハウス抑制(九十九里地域・海成砂質土) 千葉1 p.194
関東 東京 半促成(無加温)・夏すずみ、Vアーチ、シャキット(接木) 東京1
関東 東京 早熟(トンネル)・夏すずみ、Vアーチ、シャキット(接木) 東京1
関東 東京 早熟(露地)・夏すずみ、Vアーチ、エクセレント節成2号(接木) 東京1
関東 東京 抑制(施設)・ずばり163、モア、湧泉(接木、台木はかぼちゃ(接ぎ木)) 東京1
関東 神奈川 促成・半促成・ニーナZ、マジカル1号、極光607、ハイグリーン21 神奈川1 p.8
関東 神奈川 早熟・夏すずみ、夏ばやし、バイロット、ときわ333 神奈川1 p.8
関東 神奈川 露地・夏すずみ、夏ばやし、バイロット、ときわ333 神奈川1 p.8
関東 神奈川 夏秋・エクセレント353、恵の風、ゆうみ637、はやか 神奈川1 p.8
関東 神奈川 抑制・兼備2号、恵の風、フレスコ100、エクセレント1号・620、ニーナZ 神奈川1 p.8
北陸 新潟 (県の作型別の栽培指針・施肥基準はきゅうりの記載が見つからなかった) 新潟1 p.8
北陸 石川 きゅうり: 半促成(ガラス・ハウス)・ハウス抑制(小松市・白山市・金沢市・珠洲市・能登町が主産地) 石川1 p.51/石川2 p.3
北陸 石川 太きゅうり(加賀野菜・金沢市のみ): 半促成(ガラス・ハウス)・ハウス抑制 石川1 p.51
北陸 福井 半促成 福井1 p.162
北陸 福井 普通(夏秋) 福井1 p.162
北陸 福井 抑制 福井1 p.162
北陸 福井 養液栽培(スプレーポニック)による周年2作(園芸研究センターの試験。品種: 超・彩軌・フレスコ100。接ぎ木苗、台木はかぼちゃ(接ぎ木)) 福井2 p.1〜3
関東 山梨 半促成(平坦地・沖積土)・ハイグリーン21、22(台木はかぼちゃ(接ぎ木)) 山梨1 p.109
関東 山梨 夏秋(高冷地・火山灰土)・ステータスⅢ、南極1号、新北星 山梨1 p.110
関東 山梨 抑制(平坦地・沖積土)・台木はかぼちゃ(接ぎ木) 山梨1 p.111
関東 長野 全作型共通(作型の区別なし) 長野1
東海 岐阜 半促成栽培・ハイグリーン21、グリーンラックス 岐阜1
東海 岐阜 長期越冬栽培・ハイグリーン21、エクセレント節成1号 岐阜1
東海 岐阜 抑制・晩抑制栽培・フレスコ100、エクセレント節成1号 岐阜1
東海 岐阜 露地栽培(高冷地・標高400〜700m)・夏のめぐみ、夏すずみ、夏ばやし 岐阜1
東海 静岡 促成・ニーナ、ニーナZ(台木はかぼちゃ(接ぎ木)、RK-3) 静岡1 p.212
東海 愛知 促成長期・グリーンウェイ、千秀2号、久輝Ⅲ、勇翔(台木はかぼちゃ(接ぎ木)) 愛知1 Ⅳ【野菜】-17
東海 三重 促成(長期)・ハイグリーン22、グリーンラックスなど 三重1 p.26
東海 三重 半促成・ハイグリーン21、グリーンラックス、輝世紀など 三重1 p.26
東海 三重 露地・北進、夏すずみなど 三重1 p.26
近畿 京都 ハウス抑制(環境にやさしい農業の栽培体系の例) 京都1 p.113-114
近畿 大阪 施設(9〜12月・栽培期間5か月)(特別栽培の慣行レベル) 大阪1
近畿 大阪 露地(春・夏・栽培期間4か月)(特別栽培の慣行レベル) 大阪1
近畿 和歌山 促成 和歌山1 p.35
近畿 和歌山 露地 和歌山1 p.35
中国 鳥取 半促成/抑制/夏秋どり 鳥取1
四国 徳島 ハウス促成(目標収量25t/10a・6月上旬まで)/夏秋(青果用・目標7t/10a) 徳島1
四国 愛媛 促成(栽培期間8か月)/半促成(6か月)/抑制(4か月)/普通(3か月) 愛媛1
四国 高知 促成(10〜6月)/ハウス抑制(9中旬〜2月) 高知1 p.22(PDF頁)
九州・沖縄 福岡 促成(接木・ニーナZ/まりん/瑞穂)/半促成(ニーナZ/まりん/アドミラル)/普通・露地(兼備2号)/抑制(ニーナZ/まりん) 福岡1 p.48(PDF p.55)
九州・沖縄 佐賀 促成・半促成・抑制/夏秋(雨よけ) 佐賀1 p.13(冊子頁)
九州・沖縄 長崎 促成(つるおろし栽培)/半促成(ハウス・加温)/夏秋(雨よけ・若苗定植) 長崎1 p.134-135・長崎2 p.201-203・長崎3 p.206-207(冊子頁)
九州・沖縄 熊本 促成(9〜2月)/半促成(12〜6月)/夏秋雨よけ・高原露地(4〜11月)/抑制加温(7〜12月)/抑制無加温(6〜11月) 熊本1
九州・沖縄 大分 促成(10〜7月)/半促成(2〜7月)/抑制(8〜1月)/夏秋 大分1
九州・沖縄 宮崎 促成/半促成(つる下ろしを含む)/早熟/露地普通(西臼杵地区に限る) 宮崎1
九州・沖縄 鹿児島 促成(目標20t)/半促成(11t)/抑制(11t)(施設)/普通(露地) 鹿児島1 p.42・p.55

土壌pH・栽植密度・目標収量

地域区分 都道府県 土壌pH 栽植密度(株/10a・畝間×株間) 目標収量(t/10a) 出典
北海道 北海道 6.0〜6.5(野菜畑の土壌診断基準・施肥前) — 基準収量(規格内): 促成8.5、半促成8.0、ハウス夏秋どり12.0、ハウス抑制 加温5.0・無加温3.0 北海道1 p.102・p.78・p.80
北海道 北海道 6.0〜6.5(野菜畑の土壌診断基準・施肥前) — 基準収量8.0(規格内) 北海道1 p.103
東北 岩手 目標値 pH6.0(土壌改良目標値、EC0.1) — 施設12.0/露地8.0(目標収量) 岩手1 p.19・p.25/岩手2 p.41
東北 岩手 — 2,000株/10a 商品果収量 合計12t/10a見込み(早熟: 約8.6t、抑制: 約4.6t・試験の値) 岩手3 p.1
東北 岩手 — — 可販収量 約24t/10a(試験の値・環境制御下) 岩手4 p.1
東北 宮城 最適pH6.0〜6.5(育苗床土も6.0〜6.5) 1本仕立て: 畝間200×株間40cm(1,250株/10a)。2本仕立て: 畝間200×株間60cm(830株) — 宮城1 p.3・p.5〜7
東北 宮城 最適pH6.0〜6.5 — — 宮城1 p.3・p.4
東北 宮城 最適pH6.0〜6.5 畝間300×条間90×株間60cmの2条植え(ベッド幅120cm、通路180cm)、1,100株/10a — 宮城1 p.3・p.8〜11
東北 宮城 最適pH6.0〜6.5 1条植え、3.3m2あたり4株(1,200株/10a) — 宮城1 p.3・p.12〜14
東北 秋田 目標 pH6.0〜6.5(石灰資材で矯正) 10aあたり550〜650株(畝幅240cm)または700〜900株(畝幅180〜200cm)。株間75〜90cm 10(目標収量10,000kg/10a) 秋田1 p.55〜58
東北 秋田 土壌酸度 pH5.5以上が必要、6.0〜7.0が好適 畝幅180〜200cm、株間60〜70cmの2条植え 7(目標収量700kg/100m2) 秋田1 p.59〜61
東北 秋田 土壌酸度 pH5.5以上が必要、6.0〜7.0が好適 畝幅180〜200cm、株間60〜70cmの2条植え 6(目標収量600kg/100m2) 秋田1 p.62〜63
東北 福島 — 700〜900本/10a 11(目標収量11,000kg/10a) 福島1 p.123
東北 福島 — 1,200〜1,500本/10a 8(目標収量8,000kg/10a) 福島1 p.123
東北 福島 — 1,200〜1,500本/10a 6(目標収量6,000kg/10a) 福島1 p.123
関東 栃木 6.0〜6.5 1,500株・170×40cm 15 栃木1
関東 栃木 6.0〜6.5 1,000株・150×50cm 8 栃木1
関東 栃木 6.0〜6.5 800株・250×50cm 5 栃木1
関東 栃木 6.0〜6.5 1,400株・250×45cm 2条(条間70cm) 4 栃木1
関東 群馬 — 畝間150×株間50cm(1条植) 18 群馬1
関東 群馬 — 畝間160×株間50cm(1条植) 15 群馬1
関東 群馬 — 畝間150×株間45cm(1条植) 5 群馬1
関東 群馬 — 畝間150×株間50cm(1条植) 10 群馬1
関東 群馬 — 畝間150×株間45cm(1条植) 10 群馬1
関東 埼玉 — 1,050〜1,350 16 埼玉1
関東 埼玉 — 900〜1,200 13(加温)/10(無加温) 埼玉1
関東 埼玉 — 900〜1,200 5(無加温)/6(加温) 埼玉1
関東 埼玉 — 900〜1,200 7.5 埼玉1
関東 千葉 6.0〜6.5 1,300〜1,400 15 千葉1 p.192
関東 千葉 6.0〜6.5 1,300〜1,400 12 千葉1 p.193
関東 千葉 6.0〜6.5 1,200〜1,300 5 千葉1 p.194
関東 東京 — — 8 東京1
関東 東京 — — 6 東京1
関東 東京 — — 5 東京1
関東 東京 — — 5 東京1
関東 神奈川 — 畝幅160×株間45cm 13 神奈川1 p.8
関東 神奈川 — 160×45cm 8 神奈川1 p.8
関東 神奈川 — 180×75cm・2条 6 神奈川1 p.8
関東 神奈川 — 160×45cm 5 神奈川1 p.8
関東 神奈川 — 160×45cm 6 神奈川1 p.8
北陸 新潟 適応酸度 pH5.5〜6.7(野菜の土壌条件の表) — — 新潟1 p.8
北陸 石川 6.0〜6.5(野菜の土壌化学性診断基準) — — 石川1 p.51/石川2 p.3
北陸 福井 5.5〜7.0(施肥基準表) — — 福井1 p.162
北陸 福井 5.5〜7.0(施肥基準表) — — 福井1 p.162
北陸 福井 5.5〜7.0(施肥基準表) — — 福井1 p.162
北陸 福井 養液pH 5.5〜6.0(下限5.5・上限6.0) 株間12.5cm・枝間25cm、約3,200株/10a 現状の可販収量 最大32t/10a(試験の値。目標38t) 福井2 p.1〜3
関東 山梨 — 1,500株 10 山梨1 p.109
関東 山梨 — 1,200株 8 山梨1 p.110
関東 山梨 — 1,500株 6 山梨1 p.111
東海 岐阜 — 1,000株 15 岐阜1
東海 岐阜 — 1,000株 20 岐阜1
東海 岐阜 — 1,000株 7 岐阜1
東海 岐阜 — 1,300株 8(5月まき)/6(6月まき) 岐阜1
東海 静岡 — 1,600〜1,800本 10 静岡1 p.212
東海 愛知 — 1,000株 25 愛知1 Ⅳ【野菜】-17
東海 三重 — 1,400本 20 三重1 p.26
東海 三重 — 1,500本 10 三重1 p.26
東海 三重 — 1,500本 6 三重1 p.26
近畿 和歌山 5.5〜7.0(作物別の好適範囲) — — 和歌山1 p.35
近畿 和歌山 5.5〜7.0(作物別の好適範囲) — — 和歌山1 p.35
四国 徳島 — — 促成25/夏秋7(施肥基準設定の基礎) 徳島1
四国 高知 — — 促成20/ハウス抑制10 高知1 p.22(PDF頁)
九州・沖縄 福岡 好適pH6.0〜6.5 — 想定収穫量: 促成21/半促成15/普通8.5/抑制9 福岡1 p.48(PDF p.55)
九州・沖縄 佐賀 好適pH6.0〜6.5(促成・夏秋とも) — 促成18/半促成15/抑制6/夏秋8 佐賀1 p.13(冊子頁)
九州・沖縄 長崎 — 促成: うね幅1.8m×株間50cm・1,400株/半促成: 同1.8m×50cm・1,100株/夏秋: うね幅2.5m×株間80cm(2条)・1,000株 — 長崎1 p.134-135・長崎2 p.201-203・長崎3 p.206-207(冊子頁)
九州・沖縄 鹿児島 — — 促成20/半促成11/抑制11(施設) 鹿児島1 p.42・p.55

年間施肥量と施肥の時期

地域区分 都道府県 年間施肥量 N-P2O5-K2O(kg/10a) 施肥の時期と配分(基肥・追肥) 出典
北海道 北海道 基肥 20-20-20(促成・半促成・夏秋どり)/20-15-15(ハウス抑制)+追肥 N5・K2O5を1回あたり 基肥のほか、収穫始めから収穫終了予定の20日前まで20日ごとに追肥(ハウス抑制は30日前まで30日ごと)。作付け前の硝酸態窒素診断で基肥N量を5〜25kgの範囲で加減し、追肥は診断が高いと0にする 北海道1 p.102・p.78・p.80
北海道 北海道 基肥 20-15-20+追肥 N5・K2O5を1回あたり 収穫始めから収穫終了予定の20日前まで20日ごとに追肥。熱水抽出性窒素の診断(3.0未満で基肥N25、3.0〜5.0で20、5.0以上で15)で基肥を加減 北海道1 p.103
東北 岩手 補給型: 施設 40-11-30(N 基肥15+追肥25)、露地 40-7-30(N 基肥15+追肥25)。茎葉持ち出しの条件。従来の基準: 施設・露地とも 40-30-30(N 基肥15+追肥25)、牛ふん堆肥4t 窒素は基肥15kg・追肥25kg。リン酸・カリの基肥/追肥の内訳は補給型の表にはなく、従来の基準ではリン酸30は全量基肥、カリは基肥15+追肥15 岩手1 p.19・p.25/岩手2 p.41
東北 岩手 1作あたり N20-P2O5 18-K2O 24(試験の値)。抑制のN20は早熟と別に施用 点滴潅水施肥。活着1か月後まで養液土耕5号、以降は養液土耕1号。早熟開始時に堆肥4t/10aを施用(試験の値) 岩手3 p.1
東北 宮城 標準基肥量 N25-P2O5 30-K2O 20(成分量kg/10a) 緩効性肥料を中心に基肥は定植2週間前までに施用。追肥は第1果が肥大し始めた頃にN1〜2kg/10a、その後は収穫1t/10aごとを目安 宮城1 p.3・p.5〜7
東北 宮城 N32-P2O5 37-K2O 31(成分量の目安) 窒素と加里は1/2程度を基肥、リン酸は全量基肥。基肥は定植1か月前に全面散布。収穫開始以降10日ごとに追肥(1回N2〜3kg/10a) 宮城1 p.3・p.8〜11
東北 宮城 N25前後(P・Kの数値は資料になし) 基肥は控えめにし追肥主体。N25kg前後を基肥40〜50%・追肥50〜60%で施用。追肥は収穫始めごろにN1〜2kg/10a、その後10〜14日間隔 宮城1 p.3・p.12〜14
東北 秋田 基肥 N20〜25・P2O5 20〜25・K2O 15〜20/追肥 N20〜25・P2O5 10〜15・K2O 20〜25(成分量の標準・合計 N40〜50・P30〜40・K35〜45) 有機質肥料主体で全層施肥と溝施肥を組み合わせる。リン酸は基肥主体。追肥は収穫開始節位の雌花が開花したら1回目、その後は総収量500〜700kgごとにN2〜3kg/10a 秋田1 p.55〜58
東北 秋田 連続体系(半促成+抑制): 100m2あたり基肥 N3.0〜3.5・P2O5 3.0〜3.5・K2O 3.0〜3.5、追肥 N1.0〜1.5・P2O5 0.5〜1.0・K2O 1.0〜1.5(10a換算で合計 N40〜50・P35〜45・K40〜50)。半促成1作のみ: 100m2あたり基肥 1.5〜2.0-1.5〜2.0-1.5〜2.0、追肥 1.0〜1.2-0.5〜1.0-1.0〜1.2(10a換算 約25〜32-20〜30-25〜32) 基肥は有機質肥料・緩効性肥料主体。抑制に植え替える場合は抑制分の肥料も入れておく。追肥は早め早めに少量多回数、1回100m2あたりN・Kとも0.1〜0.2kg、5〜10日間隔 秋田1 p.59〜61
東北 秋田 100m2あたり基肥 N0.6〜1.0・P2O5 1.5〜2.0・K2O 0.6〜1.0、追肥 N0.6〜1.0・P2O5 0.3〜0.6・K2O 0.6〜1.0(10a換算で合計 N12〜20・P18〜26・K12〜20) 半促成の畝を使う場合は基肥が不要なことが多く、草勢を見て追肥で調整する。1番花が開花したら100m2あたりN0.1〜0.15kgを施用し、以後は早め早めに追肥 秋田1 p.62〜63
東北 福島 基肥 24-36-24、追肥 33-14-33、合計 57-50-57(N-P2O5-K2O) 基肥は4月、追肥は6〜9月。追肥は窒素成分で2kg程度ずつ分けて施用。石灰150〜200kg/10a 福島1 p.123
東北 福島 基肥 24-15-15、追肥 16-16-16、合計 40-31-31(N-P2O5-K2O) 基肥は2月、追肥は3〜6月。追肥は窒素成分で1〜2kg程度ずつ、最盛期には7〜8日おき。石灰120kg/10a 福島1 p.123
東北 福島 基肥 12-10-10、追肥 13-13-13、合計 25-23-23(N-P2O5-K2O) 基肥は7月、追肥は8〜11月。追肥は生育を見ながら、最盛期には7〜8日おきに窒素成分で2kg/10a程度ずつ。石灰100kg/10a 福島1 p.123
関東 茨城 30-25-30 基肥N12-P25-K12、追肥N18-K18(追肥のリン酸0) 茨城1
関東 茨城 化学肥料のN量のみ 促成43.4・半促成40.4・抑制17.4(特別栽培の慣行レベル) — 茨城2
関東 栃木 40-35-40 基肥N25-P35-K25、追肥N15・K15(追肥5kgを3回) 栃木1
関東 栃木 35-28-35 基肥N20-P28-K20、追肥N15・K15(追肥5kgを3回) 栃木1
関東 栃木 30-25-30 基肥N20-P25-K20、追肥N10・K10(追肥5kgを2回) 栃木1
関東 栃木 15-10-15 基肥N5-P10-K5、追肥N10・K10(追肥5kgを2回) 栃木1
関東 群馬 37-35-37 基肥N25-P35-K25、追肥N12・K12(追肥2kgを6回) 群馬1
関東 群馬 30-30-30 基肥N20-P30-K20、追肥N10・K10(追肥2kgを5回) 群馬1
関東 群馬 25-20-25 基肥N15-P20-K15、追肥N10・K10(追肥2kgを5回) 群馬1
関東 群馬 30-30-30 基肥N20-P30-K20、追肥N10・K10(追肥2kgを5回、回数は図表から読み取り) 群馬1
関東 群馬 30-25-30 基肥N15-P25-K15、追肥N15・K15(追肥3kgを5回) 群馬1
関東 埼玉 46-43-46 基肥N26-P43-K26、追肥N20・K20(8〜10回) 埼玉1
関東 埼玉 38-35-38 基肥N23-P35-K23、追肥N15・K15(5〜6回) 埼玉1
関東 埼玉 18-16-18 基肥N10-P16-K10、追肥N8・K8(4回) 埼玉1
関東 埼玉 22-20-22 基肥N12-P20-K12、追肥N10・K10(4回) 埼玉1
関東 千葉 49.4-49-49.4 基肥10月上旬 N35-P40-K35(緩効性)、追肥は収穫始めから10日ごとに液肥N0.8-P0.5-K0.8を18回 千葉1 p.192
関東 千葉 34.4-36.5-34.4 基肥1月下旬 N24-P30-K24(緩効性)、追肥は収穫始めから10日ごとに液肥N0.8-P0.5-K0.8を13回 千葉1 p.193
関東 千葉 20-22-20 基肥8月中旬 N16-P20-K16(緩効性)、追肥は収穫始めから10日ごとに液肥N1-P0.5-K1を4回 千葉1 p.194
関東 東京 黒ボク土25-20-18/褐色森林土・灰色低地土25-15-18 基肥N13-P20-K10(褐色土はP15)、追肥N12・K8(N4を3回、K4を2回)、堆肥2t/10a 東京1
関東 東京 黒ボク土22-24-16/褐色森林土・灰色低地土22-20-16 基肥N10-P24-K8(褐色土はP20)、追肥N12・K8、堆肥2t/10a 東京1
関東 東京 黒ボク土18-21-12/褐色森林土・灰色低地土18-18-12 基肥N10-P21-K8(褐色土はP18)、堆肥2t/10a 東京1
関東 東京 黒ボク土18-20-14/褐色森林土・灰色低地土18-15-14 基肥N10-P20-K10(褐色土はP15)、追肥N8・K4、堆肥1t/10a 東京1
関東 神奈川 28-19-23 基肥N13-P13-K11、追肥N15-P6-K12(液肥15回に分けて施用) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 28-13-26 基肥N13-P13-K11、追肥N8+N7・K8+K7(2回) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 28-13-26 基肥N13-P13-K11、追肥N8+N7・K8+K7(2回) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 24-8-24 基肥N8-P8-K8、追肥N8+N8・K8+K8(2回) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 23-14-20 基肥N8-P8-K8、追肥N15-P6-K12(液肥15回に分けて施用) 神奈川1 p.8
北陸 石川 県の持続性農業方式での化学肥料窒素量(慣行レベルで施肥基準ではない): 半促成N46、トンネルN43、抑制N29 kg/10a (施肥基準ではなく)化学肥料窒素量。たい肥2t/10aを施用し、肥効調節型肥料・有機質肥料・局所施肥で窒素を慣行の70%以下に減らす方式 石川1 p.51/石川2 p.3
北陸 石川 化学肥料窒素量(慣行レベルで施肥基準ではない): 半促成N61、抑制N61 kg/10a (施肥基準ではなく)化学肥料窒素量。たい肥2t/10aを施用 石川1 p.51
北陸 福井 総量 32-30-40(N 基肥12+追肥20、P2O5 基肥20+追肥10、K2O 基肥10+追肥30) 堆肥2t/10a程度。基肥は緩効性肥料を主体に。追肥は生育状態・収穫量を見ながら7〜14日おき 福井1 p.162
北陸 福井 総量 46-30-30(N 基肥18+追肥28、P2O5 基肥15+追肥15、K2O 基肥10+追肥20) 堆肥2t/10a程度。基肥は緩効性肥料を主体に。追肥は生育状態・収穫量を見ながら7〜14日おき 福井1 p.162
北陸 福井 総量 34-20-20(N 基肥14+追肥20、P2O5 基肥15+追肥5、K2O 基肥10+追肥10) 堆肥2t/10a程度。基肥は緩効性肥料を主体に。追肥は生育状態・収穫量を見ながら7〜14日おき 福井1 p.162
北陸 福井 養液栽培のため施肥量の記載なし(スプレーポニック キュウリ処方。EC1.0で開始し収穫開始を目途に2.2まで上げる) — 福井2 p.1〜3
関東 山梨 44-30-44 基肥1月上旬 N20-P30-K20、苦土石灰150kg、追肥3月上旬〜 N24・K24(追肥は1回3kg、第1回収穫直後から10日間隔) 山梨1 p.109
関東 山梨 35-42-35 基肥6月上旬 N20-P42-K20、苦土石灰150kg、微量要素3kg、追肥8月上旬〜10月上旬 N3・K3を5回(初期は緩効性、第1回追肥は収穫を目安に、以後20日間隔) 山梨1 p.110
関東 山梨 27-20-27 基肥7月中旬 N15-P20-K15、苦土石灰100kg、追肥 N3・K3を4回(9月中旬・10月上旬・10月中旬・11月上旬) 山梨1 p.111
関東 長野 N40〜66、P2O5 23〜35、K2O 25〜32(基準施肥量の幅) — 長野1
東海 岐阜 N 44.9(化学肥料由来)+23.5(有機質肥料由来)、P2O5 39.3、K2O 31.4 基肥N31.4+有機質23.0・P34.6・K24.6、追肥6回(N1.1〜3.0/回・P0.3〜1.2/回・K0.4〜1.8/回) 岐阜1
東海 岐阜 N 71.7(化学肥料由来)+31.3(有機質肥料由来)、P2O5 50.7、K2O 46.2 基肥N52.8+有機質30.4・P44.4・K37.2、追肥5回 岐阜1
東海 岐阜 N 29.8(化学肥料由来)+23.3(有機質肥料由来)、P2O5 36.7、K2O 32.4 基肥N19.5+有機質23.0・P33.0・K27.0、追肥5回(N1.0〜3.3/回) 岐阜1
東海 岐阜 47-47-47 基肥N30-P40-K35、追肥N17-P7-K12(かん水時に液肥500倍で施用) 岐阜1
東海 静岡 32-40-32 基肥なしで追肥のみ。定植後5日から約10日間隔で11回、1〜2回目はN1.6-P2.0-K1.6、3回目以降はN3.2-P4.0-K3.2を9回。堆肥2t/10a 静岡1 p.212
東海 愛知 65-40-48 基肥10月上旬 N50-P30-K33(緩効性主体、全層)、追肥11月上旬〜6月上旬 N15-P10-K15(分施。液肥主体、厳寒期は化成の穴肥) 愛知1 Ⅳ【野菜】-17
東海 三重 65-40-55 基肥N35-P40-K30、追肥N30・K25(液肥を灌水を兼ねて7〜10日間隔) 三重1 p.26
東海 三重 45-35-40 基肥N30-P35-K25、追肥N15・K15(液肥7〜10日間隔) 三重1 p.26
東海 三重 30-25-30 基肥N20-P25-K15、追肥N10・K15(月2回間隔) 三重1 p.26
近畿 京都 25.3-18.3-20.7(減農薬・減化学肥料の栽培体系の例) 基肥は定植15日前までに施用、堆肥・土壌改良資材は定植30日前に施用。追肥は7回(N計11.4・P2.4・K12.6)。牛ふん堆肥4,000kg、苦土石灰100kg、ようりん40kg 京都1 p.113-114
近畿 大阪 チッソ35・リン酸10(特別栽培の慣行レベル) — 大阪1
近畿 大阪 チッソ36・リン酸42(特別栽培の慣行レベル)。表示の列が2つで内訳が曖昧 — 大阪1
近畿 和歌山 60-40-60 窒素の基肥割合30%、追肥6回 和歌山1 p.35
近畿 和歌山 30-30-30 窒素の基肥割合60%、追肥5回 和歌山1 p.35
中国 鳥取 (特別栽培の慣行基準)化学肥料(化学合成窒素)の本ぽ: 半促成54.5/抑制44.9/夏秋どり35.6(kg/10a)。三要素の施肥基準ではない — 鳥取1
四国 徳島 促成 N65-P2O5 30-K2O 55/夏秋 N40-26-35 促成: 基肥N35-30-25・追肥N30-0-30(追肥は収穫期間に合わせできるだけ回数を多く、液肥が省力的)/夏秋: 基肥N20-26-15・追肥N20-0-20(収穫開始より5〜6回に分施)。堆肥(おがくず牛ふん)3t/10a・苦土石灰100kgは定植1か月前に全層 徳島1
四国 愛媛 化学肥料窒素の上限(栽培基準): 促成55/半促成35/抑制25/普通49(kg/10a)。三要素の施肥基準ではない 追肥の目安(備考欄): 促成4.2kg/月・半促成3.6kg/月・抑制3.3kg/月・普通10.0kg/月(成分の記載なし) 愛媛1
四国 高知 促成 N94-P2O5 30-K2O 70/ハウス抑制 N70-15-40(壌質〜強粘質土) 促成: 基肥N30-P30-K30(9月上〜中旬・定植15日前までに有機質・緩効性主体で全層)、追肥N64・K40(定植後20日〜6月に月7〜10回分施の目安・11〜6月は8kg/月)/抑制: 基肥N30-P15-K20(8月中〜下旬)、追肥N40・K20(定植後20日〜2月に月7〜10回・10〜2月は8kg/月)。リン酸は基肥のみ 高知1 p.22(PDF頁)
九州・沖縄 福岡 基準施肥量 N-P2O5-K2O: 促成58-57-59/半促成41-41-42/普通24-23-24/抑制25-24-25 基肥の割合(N/P2O5/K2O、%)促成86/57/52・半促成74/53/61・普通70/57/52・抑制43/100/52(残りが追肥)。基肥は定植20〜30日前、ハウスは全層・露地は1/2全層+1/2畝中央溝施肥。追肥は1回あたりN2kg/10a以下、施設の液肥追肥は15〜20日ごと 福岡1 p.48(PDF p.55)
九州・沖縄 佐賀 促成(総量)N55-P2O5 30-K2O 45/夏秋(雨よけ)N40-30-25 促成: 元肥N27.5-P27-K24(定植10日前)、根付肥N2-P3(定植前日)、追肥は1回2〜3kgを15〜20日間隔/夏秋: 元肥N20-P30-K12(播種10日前)、追肥1 N6-K4(収穫始)・追肥2 N8-K5(1追後1か月)・追肥3 N6-K4(2追後1か月) 佐賀1 p.13(冊子頁)
九州・沖縄 長崎 促成 N40-P2O5 25-K2O 35/半促成 N20-19-10/夏秋 N30-20-20(技術体系の使用資材欄) 促成: 基肥40%・追肥60%(基肥10月中、追肥11月下旬〜6月。液肥は収穫開始10日後頃から)/半促成: 基肥50%・追肥50%(基肥1月中、追肥2月上〜5月下)/夏秋: 基肥60%・追肥40%(基肥5月下旬、追肥6月下旬〜8月中旬) 長崎1 p.134-135・長崎2 p.201-203・長崎3 p.206-207(冊子頁)
九州・沖縄 熊本 (特別栽培の慣行レベル)化学肥料の窒素成分: 促成36/半促成36/夏秋雨よけ・高原露地45/抑制加温28/抑制無加温28(kg/10a)。三要素の施肥基準ではない — 熊本1
九州・沖縄 大分 (特別栽培の慣行基準)化学肥料の窒素: 促成50/半促成40/抑制26/夏秋40(kg/10a)。5割減基準は促成25・半促成20・抑制13・夏秋20。三要素の施肥基準ではない — 大分1
九州・沖縄 宮崎 (特別栽培の慣行基準)化学肥料の窒素成分: 促成60/半促成25(つる下ろし30)/早熟20/露地普通50(kg/10a)。三要素の施肥基準ではない — 宮崎1
九州・沖縄 鹿児島 施設: 促成 N40-P2O5 25-K2O 30/半促成 N35-25-30/抑制 N25-25-25。露地普通 N35-25-30(堆肥2〜4t併用) 施設: 促成 基肥N25-25-15・追肥N15-0-15/半促成 基肥N20-25-15・追肥N15-0-15/抑制 基肥N15-25-15・追肥N10-0-10(堆肥3t)。追肥は主枝の収穫初めを目標に月5kg/10aを2〜3回に分施。露地普通 基肥N20-25-15・追肥N15-0-15 鹿児島1 p.42・p.55

播種・育苗と定植の時期

地域区分 都道府県 播種・育苗の時期 定植の時期 出典
東北 青森 播種・育苗: 4月下旬〜5月上旬(図から読み取り) 6月上旬〜中旬(図から読み取り) 青森1 p.24
東北 岩手 — 早熟: 4月中旬頃、抑制: 7月下旬頃(図から読み取り) 岩手3 p.1
東北 宮城 呼び接ぎは穂木の播種7〜10日後に接ぐ。育苗30〜35日。播種は11月頃(図から読み取り) 播種後30〜35日、本葉3〜4枚。12月中旬頃(図から読み取り)。定植前に地温18〜20℃に暖める 宮城1 p.3・p.5〜7
東北 宮城 1作目: 12月下旬に播種、2作目: 2月上旬に播種(図から読み取り) 1作目: 1月上旬、2作目: 3月上旬(図から読み取り) 宮城1 p.3・p.4
東北 宮城 播種は晩霜の恐れがなくなる時期(地温17℃以上)から逆算して30日前頃。育苗30〜35日。図では4月上旬頃 播種30〜35日後、本葉3〜4枚(本葉3.5枚の苗)。図では5月中旬〜下旬頃 宮城1 p.3・p.8〜11
東北 宮城 呼び接ぎは播種6〜7日後。図では7月上旬頃 播種後15〜18日、本葉2〜3枚の若苗を浅植え。図では7月下旬〜8月上旬頃 宮城1 p.3・p.12〜14
東北 秋田 播種は定植の30〜35日前。図では4月下旬 本葉3〜4枚の苗を株間75〜90cmで定植。図では5月下旬 秋田1 p.55〜58
東北 秋田 呼び接ぎで播種から定植まで40〜45日。図では2月下旬に播種 ハウス内気温8℃・地温15℃以上になってから定植。本葉3.5〜4.0枚の苗。図では4月上旬 秋田1 p.59〜61
東北 秋田 育苗はハウス雨よけ下の冷床。図では7月上旬に播種 高温・乾燥期なので本葉3.0〜3.5枚の若苗を夕方に定植。図では7月下旬 秋田1 p.62〜63
関東 栃木 11月上旬頃(図から読み取り) 12月上〜中旬(図から読み取り) 栃木1
関東 栃木 2月中旬頃(図から読み取り) 3月中旬頃(図から読み取り) 栃木1
関東 栃木 3月下旬〜4月上旬(図から読み取り) 4月下旬〜5月上旬(図から読み取り) 栃木1
関東 栃木 7月中旬頃(図から読み取り) 8月上旬頃(図から読み取り) 栃木1
関東 群馬 10月下旬〜11月上旬(図から読み取り) 11月上旬〜下旬(図から読み取り) 群馬1
関東 群馬 12月下旬〜1月上旬(図から読み取り) 2月中旬頃(図から読み取り) 群馬1
関東 群馬 7月下旬頃(図から読み取り) 8月上〜中旬(図から読み取り) 群馬1
関東 群馬 4月上旬頃(図から読み取り) 4月下旬頃(図から読み取り) 群馬1
関東 埼玉 10月下旬頃(図から読み取り) 11月中旬〜12月上旬頃(図から読み取り) 埼玉1
関東 埼玉 12月〜1月上旬頃(図から読み取り) 1月上旬〜2月中旬頃(図から読み取り) 埼玉1
関東 埼玉 8月頃(図から読み取り) 9月頃(図から読み取り) 埼玉1
関東 埼玉 10月頃(図から読み取り) 11月頃(図から読み取り) 埼玉1
関東 千葉 9月下旬頃(台木・穂木播種と接木、図から読み取り) 10月上旬(図から読み取り) 千葉1 p.192
関東 千葉 12月下旬(播種)〜1月上旬(接木、図から読み取り) 2月上旬頃(図から読み取り) 千葉1 p.193
関東 千葉 8月中旬(播種・基肥・接木・定植がほぼ同時期、図から読み取り) 8月中旬頃(図から読み取り) 千葉1 p.194
関東 東京 2月上旬頃(図から読み取り) 3月下旬頃(図から読み取り) 東京1
関東 神奈川 12月〜2月頃(図から読み取り) 12月下旬〜3月頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 3月中旬頃(図から読み取り) 5月上旬頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 4月下旬頃(図から読み取り) 5月中旬頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 5月中旬頃(図から読み取り) 6月上旬頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 8月上旬頃(図から読み取り) 8月中旬頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
北陸 福井 — 1作目: 2月下旬、2作目: 9月上旬に定植(試験の値。7月上旬定植は雌花率が低く品質も悪い) 福井2 p.1〜3
関東 山梨 12月頃(図から読み取り) 1月頃(図から読み取り) 山梨1 p.109
関東 山梨 直まきまたは苗定植(5月〜6月、図から読み取り) 6月下旬〜7月上旬頃(図から読み取り) 山梨1 p.110
関東 山梨 7月下旬頃(図から読み取り) 8月中旬頃(図から読み取り) 山梨1 p.111
東海 岐阜 11月上旬頃(図から読み取り) 12月上旬頃(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 8月下旬頃(図から読み取り) 9月中旬頃(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 8月上〜中旬(図から読み取り) 8月下旬〜9月上旬頃(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 5月中旬〜6月中旬に直まき(ポット苗移植もあり、図から読み取り) — 岐阜1
東海 静岡 11月下旬頃(穂木・台木、図から読み取り)、接ぎ木12月上旬頃 12月下旬頃(図から読み取り) 静岡1 p.212
東海 愛知 9月中旬(は種)、接木9月下旬(図から読み取り) 10月上旬頃(図から読み取り) 愛知1 Ⅳ【野菜】-17
東海 三重 — 9月頃(図から読み取り) 三重1 p.26
東海 三重 — 1月下旬〜2月頃(図から読み取り) 三重1 p.26
東海 三重 7月頃(図から読み取り) 7月下旬頃(図から読み取り) 三重1 p.26
近畿 京都 7月中旬頃(図から読み取り) 8月上旬頃(図から読み取り) 京都1 p.113-114
四国 高知 — 基肥は定植15日前までに施用(促成は9月上〜中旬、抑制は8月中〜下旬) 高知1 p.22(PDF頁)
九州・沖縄 福岡 促成: 9月(上〜中旬)/半促成: 1月上旬/普通: 4月中旬/抑制: 6月下旬〜7月上旬(図から読み取り) 促成: 10月上旬/半促成: 2月上旬/普通: 5月上〜中旬/抑制: 8月上旬(図から読み取り) 福岡1 p.48(PDF p.55)
九州・沖縄 佐賀 促成: 9月上旬〜10月上旬/半促成: 10月下旬〜12月下旬/抑制: 7月上旬〜8月下旬/夏秋: 6月上旬〜7月上旬 促成: 10月上旬〜11月下旬/半促成: 12月上旬〜2月中旬/抑制: 8月上旬〜9月下旬/夏秋: 6月下旬〜7月下旬 佐賀1 p.13(冊子頁)
九州・沖縄 長崎 夏秋: 鉢上げ5月上旬(接ぎ木セル苗、育苗20〜25日) 促成: 10月下旬/半促成: 1月中旬/夏秋: 6月上旬(本葉3〜4枚の若苗) 長崎1 p.134-135・長崎2 p.201-203・長崎3 p.206-207(冊子頁)

整枝・つる管理と収穫期

地域区分 都道府県 整枝・摘心・つる管理 収穫期 出典
東北 青森 — 7月上旬〜10月(図から読み取り)。出荷のピークは7〜9月 青森1 p.24
東北 岩手 — 早熟: 5月中旬〜7月上旬、抑制: 8月下旬〜11月上旬(成果文の記述。表の備考は9月上旬〜11月上旬) 岩手3 p.1
東北 岩手 ハイワイヤーつる下ろし誘引 営利栽培の晩限は11月下旬(12月以降は低温寡照で生育が停滞)。1作長期どりは2作より可販収量23%多いが生存株率は低い(試験の値) 岩手4 p.1
東北 宮城 主枝は早めにつる上げ。一次側枝(子づる)は1〜2葉残して摘心。主枝の摘心は18〜20節。雌花は地際から30cm前後までは除去し、最初の着果は6節前後 2月上旬〜6月下旬(図から読み取り) 宮城1 p.3・p.5〜7
東北 宮城 — 1作目: 2月下旬〜6月下旬、2作目: 4月上旬〜7月下旬(図から読み取り) 宮城1 p.3・p.4
東北 宮城 主枝1本仕立て、一次側枝は1〜2節で摘心、6〜7節までの側枝は2〜3回に分けて除去。主枝は支柱の肩で摘心。主枝の着果は8節から 6月下旬〜9月下旬(図から読み取り) 宮城1 p.3・p.8〜11
東北 宮城 主枝の摘心は1.8m・18節前後。一次側枝はベッドから30cm(主枝5節)まで摘除。雌花は主枝7節まで摘除、着果は8節から 9月上旬〜11月中旬(図から読み取り) 宮城1 p.3・p.12〜14
東北 秋田 主枝5〜6節までの側枝は葉1枚で摘心。6〜10節の側枝は1節、以降は2〜3節で摘心し、伸びているつるが常に2〜3本あるようにする 6月下旬〜10月上旬(図から読み取り) 秋田1 p.55〜58
東北 秋田 子づるの下位節は1節、中位節は2節、上位節は1〜2節で摘心。主枝の摘心は本葉16〜18節。下位の側枝は6節まで除去し、7〜8節から着果 5月上旬〜7月中旬(図から読み取り。4月下旬から露地より早い出荷) 秋田1 p.59〜61
東北 秋田 整枝は半促成に準じるが、気温低下で側枝が出にくくなるため遊びつるを多く確保。奇形果は幼果で摘果 9月上旬頃から本格出荷。図では9月上旬〜11月上旬 秋田1 p.62〜63
東北 福島 整枝・摘果・摘葉の適正な栽培管理で草勢低下を防ぐ — 福島1 p.123
東北 福島 整枝・摘果・摘葉の適正な栽培管理で草勢低下を防ぐ — 福島1 p.123
関東 栃木 — 1月中旬〜6月上旬(図から読み取り) 栃木1
関東 栃木 — 5月上旬〜7月上旬頃(図から読み取り) 栃木1
関東 栃木 — 6月上旬〜9月上旬頃(図から読み取り) 栃木1
関東 栃木 — 9月上旬〜11月下旬頃(図から読み取り) 栃木1
関東 群馬 — 12月上旬〜6月下旬(図から読み取り) 群馬1
関東 群馬 — 3月上旬〜7月上旬(図から読み取り) 群馬1
関東 群馬 — 9月中旬〜11月中旬(図から読み取り) 群馬1
関東 群馬 — 5月下旬〜10月上旬(図から読み取り) 群馬1
関東 埼玉 — 12月〜翌7月上旬頃(図から読み取り) 埼玉1
関東 埼玉 — 3月下旬〜6月下旬(半促成の収穫期間の記載あり) 埼玉1
関東 埼玉 — 9月下旬〜12月(図から読み取り) 埼玉1
関東 埼玉 — 12〜翌春(図から読み取り) 埼玉1
関東 千葉 — 11月上旬〜5月下旬(図から読み取り) 千葉1 p.192
関東 千葉 — 3月上旬〜7月上旬頃(図から読み取り) 千葉1 p.193
関東 千葉 — 9月上旬〜11月上旬頃(図から読み取り) 千葉1 p.194
関東 東京 — 4月中旬〜7月上旬頃(図から読み取り) 東京1
関東 神奈川 — 3月〜6月頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 — 6月上旬〜7月上旬頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 — 6月中旬〜8月上旬頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 — 6月下旬〜8月上旬頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
関東 神奈川 — 9月〜12月頃(図から読み取り) 神奈川1 p.8
北陸 福井 1畝2条または4条の誘引、つる下ろし — 福井2 p.1〜3
関東 山梨 — 3月上旬〜6月上旬頃(図から読み取り) 山梨1 p.109
関東 山梨 — 8月上旬〜10月上旬頃(図から読み取り) 山梨1 p.110
関東 山梨 — 9月下旬〜11月下旬頃(図から読み取り) 山梨1 p.111
東海 岐阜 — 1月上旬〜7月中旬頃(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 — 10月上旬〜翌7月上旬頃(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 — 9月上旬〜11月下旬頃(図から読み取り) 岐阜1
東海 岐阜 — 7月上旬〜9月下旬頃(図から読み取り) 岐阜1
東海 静岡 1月に摘心 1月下旬〜5月下旬頃(図から読み取り) 静岡1 p.212
東海 愛知 — 11月上旬〜翌7月上旬頃(図から読み取り) 愛知1 Ⅳ【野菜】-17
東海 三重 — 10月〜翌1月頃(図から読み取り) 三重1 p.26
東海 三重 — 3月〜6月頃(図から読み取り) 三重1 p.26
東海 三重 — 8月下旬〜9月頃(図から読み取り) 三重1 p.26
近畿 京都 — 9月上旬〜10月下旬(慣行は〜11月中旬、図から読み取り) 京都1 p.113-114
近畿 大阪 — 9〜12月 大阪1
近畿 大阪 — 春・夏 大阪1
四国 高知 — 促成10〜6月/抑制9中旬〜2月(作型欄) 高知1 p.22(PDF頁)
九州・沖縄 福岡 — 促成: 11月中旬〜翌7月上旬/半促成: 3月上旬〜6月/普通: 7月上旬〜9月/抑制: 9月上旬〜11月(図から読み取り) 福岡1 p.48(PDF p.55)
九州・沖縄 佐賀 — 促成: 11月上旬〜6月下旬/半促成: 1月上旬〜6月下旬/抑制: 8月下旬〜1月下旬/夏秋: 7月中旬〜11月上旬 佐賀1 p.13(冊子頁)
九州・沖縄 長崎 促成: 主枝13〜14節で摘心し上から4本の子づるを伸ばす/夏秋: 主枝25節まで、子づるは5節まで除去し以降は2葉、孫づるは1葉で摘心 促成: 12月上旬〜6月/半促成: 3月上旬〜6月下旬/夏秋: 6月下旬〜8月下旬 長崎1 p.134-135・長崎2 p.201-203・長崎3 p.206-207(冊子頁)
九州・沖縄 熊本 — 主な栽培期間は作型欄のとおり 熊本1
九州・沖縄 大分 — 促成10〜7月・半促成2〜7月・抑制8〜1月(作型欄) 大分1

各県の資料にある注意点

  • 北海道:カリ基肥は収穫残渣(茎葉)の全量搬出が前提。経年ハウスは下層土診断で窒素追肥を減らす。施用有機物の化学肥料相当量は施肥量から減じる。EC(水浸出1:5)は施肥後0.5前後が目安
  • 北海道:初期生育確保のため基肥の速効性窒素は6kg/10aを下限とする。カリ基肥は茎葉全量搬出が前提
  • 青森:三八地域(八戸市周辺)に生産が集中。県の施肥基準や栽培指針は今回見つからず、作型・時期は県のパンフレットの図のみ
  • 岩手:補給型は土壌診断に基づいて加減する前提の値(資料の考え方)。補給型のリン酸(11・7)は従来基準(30)と大きく違う
  • 岩手:Nは20kgで14kgより多収。30kgとの収量差はなく、土耕の平均より約30%減らせる(試験の値)。全施肥量は収穫期間・収量で増減する
  • 岩手:暖房・炭酸ガス・ミスト制御を使った条件の結果で、通常のハウスには当てはまらない
  • 宮城:活着までは地温18〜20℃、夜温16〜18℃。4月中旬以降は肥大が早くなり朝夕2回収穫。摘葉は1株1回2〜3枚まで
  • 宮城:半促成栽培の施肥量は資料の該当ページで確認できなかった(促成の記載を参照するのみ)。夏の2作目後は次作の播種期の都合で収穫打ち切り時期を決める
  • 宮城:栽培期間が5〜6か月と長いので前年秋に堆肥を入れて深く耕す。播種の終期は6月上旬〜中旬。ホモ果・曲がり果は幼果で摘果
  • 宮城:高温期はハウス換気・遮光で昇温を抑える。10月中旬以降は夜間の二重カーテンなどで保温(ハウス内15℃以上を目安)
  • 秋田:定植は本葉3〜4枚(浅植え)。曲がり果は早めに摘果。成り疲れ・肥料切れは思い切った摘果で回復が早い。摘葉は定植後20日頃から、1株1回3〜4枚まで
  • 秋田:無加温が基本で、二重カーテン・トンネル等で保温。生育適温は日中24〜26℃・夜17〜18℃。30℃以上で奇形果が出やすい。連作ハウスは塩類濃度に注意
  • 秋田:露地夏秋の終盤から出荷するため品薄期の単価を狙う作型。10月中旬以降は内張りカーテンで保温。ハダニ類・モザイク病・べと病・褐斑病・炭疽病対策が重要
  • 福島:雨除け栽培の場合は堆肥の量を1/2にする。施肥量は土壌診断に基づき、土壌・堆肥に含まれる量を考慮して過剰施用を避ける
  • 福島:施設土壌ではリン酸・カリ過剰が多いので診断結果に基づいて適正に施用する
  • 福島:堆肥は前作で施用。施設土壌ではリン酸・カリ過剰が多いので診断結果に基づいて適正に施用する
  • 茨城:標準施肥は、施肥基準に土壌診断結果と地域の慣行施肥・生育収量・生産者の技術を加味して決める考え方
  • 茨城:施肥基準ではなく特別栽培認証の比較基準。認証の化学肥料N使用量は促成21.7・半促成20.2・抑制8.7
  • 栃木:資料に追肥の目安回数あり(3回)
  • 栃木:資料に苦土石灰の施用量の記載なし
  • 栃木:備考欄に苦土炭カル120kgの施用例あり
  • 群馬:牛ふん堆肥2t/10a施用時は減量分を基肥から差し引く
  • 群馬:追肥を液肥で行う場合は1回当たりの施用量を1/2程度にして回数を2倍にする
  • 群馬:追肥回数は表の読み取りで確実でない
  • 埼玉:堆肥3t/10a。夏に太陽熱消毒かたん水処理。基肥は定植2〜3週間前に施用。追肥は液肥で1回N2kg程度。CO2施用で増収が見込める場合は追肥を増やす
  • 埼玉:同上
  • 埼玉:同上。リン酸・カリが過剰なら低リン酸・低カリ肥料を使う
  • 埼玉:同上
  • 千葉:追肥の開始時期は摘心栽培で11月下旬、つる下ろし栽培で12月上旬。土壌pH 6.0〜6.5に矯正
  • 東京:浅根性で乾燥に弱く、完熟堆肥の増施が必要
  • 東京:堆肥の多量施用は乾燥害を受けやすいので控え、前作で十分に施用しておく
  • 神奈川:基肥は緩効性または配合肥料。追肥は施設作型では液肥の反復施用。肥料量は前作の残肥を考えて調節
  • 神奈川:同上
  • 神奈川:追肥は露地作型ではNK化成
  • 神奈川:追肥は露地作型ではNK化成
  • 神奈川:備考に「N1kgずつ分施」の記載あり
  • 新潟:好適土壌は砂壌土・粘壌土。保水性は大、排水性は中、通気性は大、肥よく度は大。休閑(連作回避)年限は2年。緩傾斜地は不可
  • 石川:ネコブセンチュウにはギニアグラス・クロタラリア等の対抗植物が効果的。輪作はトマト+きゅうり。診断基準: 石灰飽和度50〜60%、可給態リン酸20〜40mg/100g
  • 石川:連続して成熟果実を収穫するため生育後半の草勢維持が難しく、土づくりが重要。ネコブセンチュウには対抗植物が効果的
  • 福井:連作地では苦土欠乏症が出やすいのでカリの多肥を避ける
  • 福井:連作地では苦土欠乏症が出やすいのでカリの多肥を避ける
  • 福井:連作地では苦土欠乏症が出やすいのでカリの多肥を避ける
  • 福井:2作での周年栽培が現実的(1作長期どりはつる枯れ病のリスクが高い)。夏越えにはパット&ファンなどの昇温抑制設備が必須。生育途中の葉脈間黄化が課題
  • 山梨:作付前にEC値で前作の窒素残存量を把握。深耕して完熟堆肥を多く入れる。肥料は緩効性主体
  • 山梨:できるだけ深耕し完熟堆肥を多く入れる。乾燥で生育が落ちるのでかん水できるほ場を選ぶ
  • 山梨:高温乾燥や草勢低下で果色が淡緑化したときは葉面散布。窒素と加里のバランスが悪いと着花数が少なくなる症状あり
  • 長野:施肥基準は試験場等の結果をもとにした推奨値で、県の土壌診断・施肥診断システム「Dr.大地」のバックデータにも使われる
  • 岐阜:堆肥の有効成分を差し引いて設計。塩類集積に弱く、生育阻害限界は0.6mS/cm(植壌土1.2mS/cm)
  • 岐阜:同上
  • 岐阜:同上
  • 岐阜:水利が良く畝間の地表排水が容易な転換畑を選ぶ。連作圃場ではつる割病・えき病が出やすく、接ぎ木か3〜4年以上の輪作とする
  • 静岡:砂質土地帯では有機質肥料が主体となるため、亜硝酸ガス障害に注意(施肥方法・土壌・pH・換気)。堆肥の肥料成分を差し引く
  • 愛知:基肥は肥効調節型肥料などの緩効性肥料を主体とし全層に施用
  • 三重:追肥は液肥を灌水と兼ねて7〜10日間隔で施用
  • 三重:同上
  • 三重:追肥は月2回間隔で施用
  • 京都:寒冷紗被覆(慣行体系からの転換内容)の場合、後期のうどんこ病が多く収穫期間が短くなり、慣行に対して25%程度の減収
  • 和歌山:過度な多肥は必ずしも増収に結びつかない。定植後1か月までの養分吸収は緩慢で、雌花開花・果実肥大後に急増
  • 和歌山:同上
  • 鳥取:慣行基準(令和7年10月8日)で、施肥基準そのものではない
  • 徳島:生わらを使う場合は100kgに窒素750gを併用。基肥は有機質か緩効性肥料主体
  • 愛媛:環境負荷低減事業の栽培基準(化学肥料窒素・化学合成農薬の成分数)であって、施肥基準そのものは本調査で未確認
  • 高知:有効態リン酸が100mg/100g土を超える場合は基肥リン酸を減肥または無施用(黒ボク土除く)。追肥は1回あたり窒素1kg程度とし土壌ECと硝酸態窒素を測って加減。堆肥は完熟を使い成分を減肥に反映
  • 福岡:施設栽培は塩類集積が出やすく、土壌の硝酸態窒素を10〜20mg/100g程度に保つよう施肥量を調整
  • 佐賀:浅根性のため元肥は深さ15cm内外の全面全層。3月以降はカリ欠乏が出やすく、半促成へ切り替える前に土壌分析。2作型を続ける場合の元肥はハウス抑制で30%減・半促成で20%減。肥効調節型肥料による2作一発型施肥が可能。夏秋は夏の高温期に根の機能を保つため腐熟有機物の施用と有効土層を深くする
  • 長崎:促成の温度管理は日中25〜28℃・夜間13〜14℃、炭酸ガス日中400ppm。半促成は午前28〜30℃・午後18〜25℃・夜前半15〜16℃・夜後半12〜13℃、地温17℃以上で浅植え。夏秋は台風期にあたるため風当たりの少ない圃場を選び防風ネット、寒冷紗で雨よけとアブラムシ侵入防止、M級中心に若どり
  • 熊本:特別栽培表示ガイドライン用の慣行レベル(窒素量と農薬の使用成分回数)で、施肥基準そのものではない。県施肥基準は本調査で未確認
  • 大分:慣行基準(令和7年10月29日)で、施肥基準そのものではない
  • 宮崎:慣行基準(令和7年5月26日現在)で、施肥基準そのものではない。表の末尾に環境モニタリング装置の導入が必須などの付帯条件が載るが、どの作型の注記かは行の対応が読み取り不確実
  • 鹿児島:多肥・多かん水は茎葉が過繁茂となり着果不良・果形の乱れ・病気の原因。かん水は1日3〜5mm・pF2.2〜2.4が目安。栽培跡地は肥料残存が多いためクリーニングクロップで除塩

県ごとの違いを読み解く

促成の定植と収穫

促成は秋に定植して冬から初夏まで収穫する作型で、県による差が最も大きく出ています。定植は三重が9月ごろ、福岡・千葉・愛知が10月上旬、長崎が10月下旬、群馬が11月上旬〜下旬、埼玉が11月中旬〜12月上旬、栃木が12月上〜中旬、宮城が12月中旬、静岡が12月下旬です(三重1・福岡1・千葉1・愛知1・長崎1・群馬1・埼玉1・栃木1・宮城1・静岡1)。このうち長崎以外は、図から読み取った時期を含みます。

収穫は、愛知が11月上旬から翌7月上旬、千葉が11月上旬から5月下旬、静岡が1月下旬から5月下旬、宮城が2月上旬から6月下旬です(愛知1・千葉1・静岡1・宮城1)。目標収量は静岡の10tから愛知の25tまで開きます。千葉は15t、福岡は21tです。愛知は促成長期の値です(静岡1・千葉1・福岡1・愛知1)。

岐阜の長期越冬は8月下旬に播種して9月中旬に定植し、10月上旬から翌7月上旬まで収穫します。目標収量は20tです(岐阜1)。岩手県北の高軒高ハウスでは、営利栽培の晩限が11月下旬とされています。可販収量は約24tですが、暖房・炭酸ガス・ミスト制御を使った試験の値で、通常のハウスには当てはまりません(岩手4)。

半促成・抑制・露地夏秋の時期

半促成の定植は、宮城の1作目と山梨の1月上旬ごろから、東京の無加温半促成の3月下旬まで約3か月の幅があります。千葉と福岡は2月上旬、群馬は2月中旬、宮城の2作目は3月上旬です。秋田のハウス半促成は4月上旬で、ハウス内気温8℃・地温15℃以上になってから定植します(宮城1・山梨1・東京1・千葉1・福岡1・群馬1・秋田1)。収穫の開始は群馬・千葉・福岡・長崎・山梨の3月上旬から、秋田の5月上旬までです。

抑制は夏に定植して秋から冬に収穫します。定植は秋田と宮城が7月下旬、栃木・福岡・京都が8月上旬、群馬が8月上〜中旬、山梨・神奈川・千葉が8月中旬です。佐賀は8月上旬から9月下旬までと幅があります(秋田1・宮城1・栃木1・福岡1・京都1・群馬1・山梨1・神奈川1・千葉1・佐賀1)。収穫は秋田・宮城・千葉・栃木で9月上旬に始まり、終わりは秋田・千葉が11月上旬、栃木・山梨が11月下旬です。佐賀は8月下旬から翌1月下旬まで続きます。

露地夏秋は、播種が宮城・群馬の4月上旬から秋田・青森の4月下旬、定植が栃木・群馬の4月下旬から青森の6月上旬〜中旬まで動きます(宮城1・群馬1・秋田1・青森1・栃木1)。収穫は栃木が6月上旬から9月上旬、秋田が6月下旬から10月上旬、青森が7月上旬から10月です。高冷地では、山梨が8月上旬から10月上旬、岐阜が7月上旬から9月下旬です(栃木1・秋田1・青森1・山梨1・岐阜1)。目標収量は栃木の5tから福島の11tまで開きます(栃木1・福島1)。

年間窒素量の幅

三要素を示す施肥基準の窒素量(kg/10a)を作型ごとに並べます。促成は静岡32、群馬37、長崎40(技術体系の使用資材欄の値)、鹿児島40、埼玉46、千葉49.4、佐賀55、福岡58、愛知65、三重65、徳島65、高知94です(静岡1・群馬1・長崎1・鹿児島1・埼玉1・千葉1・佐賀1・福岡1・愛知1・三重1・徳島1・高知1)。同じ促成でも、目標収量と収穫期間の前提が県で違うため、窒素量の差は収量の差を含んでいます。

半促成は群馬30、千葉34.4、鹿児島35、埼玉38、福島40、福岡41、山梨44、三重45です(群馬1・千葉1・鹿児島1・埼玉1・福島1・福岡1・山梨1・三重1)。抑制は栃木のハウス秋どり15、埼玉18、千葉20、福岡25、福島25、鹿児島25、山梨27で、高知のハウス抑制は70です(栃木1・埼玉1・千葉1・福岡1・福島1・鹿児島1・山梨1・高知1)。露地・夏秋は福岡の普通24、栃木・群馬・三重30、岐阜の高冷地47、福島の夏秋57です(福岡1・栃木1・群馬1・三重1・岐阜1・福島1)。

岐阜は化学肥料由来と有機質肥料由来を分けて示しており、半促成では化学肥料由来44.9、有機質肥料由来23.5です(岐阜1)。表には合算せず、資料のとおりに書いています。

追肥の回数と配分

基肥と追肥の配分は、県で大きく違います。静岡の促成は基肥なしで、定植5日後から約10日間隔で11回追肥します。愛知の促成長期は基肥N50、追肥N15です。福岡は窒素の基肥割合が促成86%、半促成74%、普通70%、抑制43%で、高知の促成は基肥N30に対して追肥N64です(静岡1・愛知1・福岡1・高知1)。和歌山は窒素の基肥割合が促成で30%、露地で60%です(和歌山1)。

追肥の間隔も県で違います。千葉は収穫始めから10日ごとの液肥、三重は液肥を7〜10日間隔、山梨の半促成は第1回収穫直後から10日間隔で1回3kgです。福井は生育と収穫量を見ながら7〜14日おき、北海道は20日ごとです。福岡の施設の液肥追肥は15〜20日ごとで、1回あたりN2kg/10a以下とされています(千葉1・三重1・山梨1・福井1・北海道1・福岡1)。秋田と宮城は収量で区切ります。秋田は総収量500〜700kgごとにN2〜3kg、宮城は収穫1t/10aごとが目安です(秋田1・宮城1)。

特別栽培の慣行レベルなど、施肥基準でない値

熊本・大分・宮崎・鳥取・愛媛・石川・茨城は、三要素の施肥基準を載せず、化学肥料の窒素量だけを載せています。促成の窒素は熊本36、大分50、愛媛55、宮崎60で、愛媛は化学肥料窒素の上限(栽培基準)です(熊本1・大分1・愛媛1・宮崎1)。鳥取は半促成54.5、抑制44.9、夏秋どり35.6で、特別栽培の慣行基準です(鳥取1)。茨城は促成43.4、半促成40.4、抑制17.4です(茨城2)。石川は半促成46、抑制29で、太きゅうり(加賀野菜)は半促成・抑制とも61です(石川1)。

これらは特別栽培の表示や認証に使う比較基準です。施肥基準の値と並べると、促成の窒素が36から94まで一続きに見えてしまうため、表の注意点欄に性格を書いています。

資料が見つからなかった都道府県

山形・富山・滋賀・兵庫・奈良・島根・岡山・広島・山口・香川・沖縄では、きゅうりの施肥基準や作型の資料を見つけられませんでした(2026年10月時点。探しきれていない可能性があります)。山形は県の資料を公開するサイトが開けず、奈良は資料のリンク先が404でした。滋賀は肥料節減の資料にきゅうりの作型と施肥量の記載がなく、兵庫は土づくりの指針にきゅうりの作物別基準がありませんでした。青森は作型の図だけ、新潟は土壌pHと土壌条件の表だけ、長野は作型を分けない施肥量の範囲だけを載せています。茨城は標準施肥の考え方と特別栽培の慣行レベル、和歌山は施肥量とpHだけで、作型の時期は載っていません。

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出典一覧

表の「根拠」「出典」の略称と資料の対応です。

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