なしの施肥と土づくりは、収穫後の秋から翌春にかけて、1年を通して何度かに分けて行います。肥料の量は県の施肥基準にありますが、基準の数字をそのまま園に当てはめると、土壌に養分がたまった園では過剰に、水田転換園や砂質の園では不足になります。この記事は、県の基準を出発点にして、自分の園の年間施肥量と時期を決める手順を中心にまとめました。
成木の年間窒素は、県の基準で10aあたり14kgから36kgまで開きます。幸水・豊水では鹿児島が14kg、埼玉が15kg、愛知(早生)が24kg、大分の豊水が33kgで、新高は大分が35kg、高知が36kgです。基肥は、山形が前年の9月下旬〜10月上旬に全量、愛知や千葉が11月、大分や愛媛が12月、福岡や長崎が2月、埼玉が3月上旬と、県によって半年近くずれます。礼肥(秋肥)は、収穫が終わった直後から9月にかけて施す県がほとんどです。
この記事は、全国の公的資料を読んだ「なしの栽培暦・年間作業表の全国まとめ」の材料から、施肥と土づくりに関わる部分を組み直したものです。37都道府県の公的資料58本の数値を使っています。ほかの作業はなしの栽培マニュアルの目次から探せます。
時期の目安
表1は、窒素の施用時期と配分を県ごとに並べたものです。品種や土壌で配分が変わる県は、代表的な品種だけを載せています。時期を「図から読み取り」と書いた行は、栽培暦の図の記号の位置から読んだ値で、前後1旬ほどの誤差があります。
表1 窒素の施用時期と配分(成木)
| 県 | 品種・条件 | 時期と配分 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 日本なし・中国なし | 融雪直後に全面施用 | 北海道1 |
| 山形 | 幸水・豊水 | 前年の9月下旬〜10月上旬に全量基肥 | 山形1 |
| 福島 | 幸水・豊水、地帯区分1 | 秋肥(9月)N5〜10、冬肥(11〜12月)N15 | 福島1 |
| 栃木 | 幸水 | 基肥3月(図から読み取り)N15、礼肥は収穫終了直後の9月にN5 | 栃木1 |
| 栃木 | 豊水・あきづき・新高 | 全量基肥N20。礼肥はしない | 栃木1 |
| 埼玉 | 幸水 | 基肥3月上旬N7、追肥5月上中旬N4、追肥9月上旬N4 | 埼玉1 |
| 千葉 | 幸水・火山灰土 | 基肥11月下旬〜12月上旬N11、5月上旬N3、6月上旬N3、秋肥9月上旬N6 | 千葉1 |
| 神奈川 | 幸水・豊水、火山灰土、15年超 | 2月N10、5月N3、9月N3、11月N4(図から読み取り) | 神奈川1 |
| 福井 | 幸水・豊水 | 基肥11〜12月N12、3月上旬N2、6月上旬N2、9月中旬N4 | 福井1 |
| 山梨 | 成木 | 基肥11月中旬N12、追肥9月中旬N6。砂壌土は6月下旬にN4を追加 | 山梨1 |
| 愛知 | 早生 | 基肥11月上旬〜12月下旬N12、5月中旬N6、収穫直後の9月上旬N6 | 愛知1 |
| 奈良 | 幸水・豊水 | 元肥11月中旬N14、追肥5月中旬N4、礼肥9月下旬N7 | 奈良1 |
| 島根 | 二十世紀 | 11〜12月40%、2月上旬20%、6月上〜中旬15%、9月中旬15%、10月上旬10% | 島根1 |
| 山口 | 二十世紀 | 元肥(11月中旬)70%、秋肥(9月中下旬)20%、春肥(2月下旬)10% | 山口1 |
| 愛媛 | 成木 | 基肥12月中旬55%、夏肥6月上旬15%、秋肥9月中旬30% | 愛媛1 |
| 高知 | 新高 | 基肥12〜1月N26、3月N3、6〜7月N3、礼肥は収穫終了直後にN4 | 高知1 |
| 福岡 | 幸水・玉水 | 基肥2月上中旬60%、追肥4月中旬20%、礼肥8月下旬10%と9月下旬10% | 福岡1 |
| 佐賀 | 幸水・豊水、3t収量 | 春肥30%(開花の1か月前)、玉肥10%、礼肥20%(収穫直後)、秋肥40%(収穫1か月後〜9月末) | 佐賀1 |
| 長崎 | 幸水・豊水・新高ほか | 春肥(2月上旬)80%、礼肥(8月下旬〜9月上旬)20% | 長崎2 |
| 大分 | 幸水 | 12月上旬40%、2月下旬・5月上旬・8月下旬・9月下旬に各15% | 大分1 |
| 宮崎 | 結果樹 | 基肥(11〜12月)60%、秋肥(8月下旬〜9月上旬)40% | 宮崎1 |
| 鹿児島 | 幸水・豊水 | 初秋肥(9月上旬)20%、秋肥(10月下旬)50%と(11月中旬)30% | 鹿児島1 |
表を縦に読むと、基肥を秋から冬に施す県は東北南部から関東・東海・近畿・四国・九州南部までと広く、2月から3月に寄せる県は福岡・長崎・埼玉・栃木など、発芽不良や凍害を心配する産地に偏っています。礼肥は、早生の幸水は8月下旬から9月、豊水以降は9月から10月と、収穫が終わる時期に合わせて施します。
やり方(標準の手順)
施肥設計は、収穫後から冬の基肥までの間に、次の順で決めます。毎年同じ順に進めると、前年との違いが記録に残り、減肥や増肥の根拠が説明できるようになります。
- 園の条件を書き出します。品種、樹齢、土壌の種類(黒ボク土・沖積土・砂質土など)、目標収量、栽培型(露地・加温・簡易被覆)、樹勢の強弱を整理します。県の基準はこれらの区分ごとに数字が違うので、自園がどの行に当たるかを先に決めるためです。
- 収穫後に土壌診断をします。pH、塩基、可給態リン酸、腐植、有効土層を調べます。施肥量より先に、土の状態を知らないと、足りない成分と余っている成分を区別できないためです。
- pHと塩基バランスを土づくり資材で整えます。石灰・苦土・リン酸質資材は、基肥より先に、休眠期までに施します。pHが外れると、施した肥料の効きが落ちるためです。
- 県の基準から年間の窒素量を決めます。品種、土壌、樹齢、目標収量の区分に合う行を選びます。これが施肥量の出発点です。
- 堆肥を施す園では、堆肥から出る養分を基肥から差し引きます。堆肥の肥料成分を数えずに化成肥料を上乗せすると、二重に施すことになるためです。
- リン酸とカリは、土壌診断の値に応じて減らします。多くの園でこの2成分が蓄積しており、減らしても収量や品質が変わらなかった試験があるためです。
- 時期と配分を決めます。基肥をいつ施すか、礼肥を何回に分けるかを、発芽不良、凍害、流亡の心配と、品種の特性で選びます。
- 樹勢と果実の様子を見て、次の追肥と来年の量を調整し、記録に残します。基準は平均的な園の値で、自園の樹は基準どおりに反応するとは限らないためです。
手順1と2 園の条件と土壌診断
土壌診断は、施肥の前の年の秋に行うのが基本です。北海道は前年秋に診断し、診断値で基肥量を決めます。熱水抽出性窒素が100gあたり5.0mg以上の園は、日本なしの基肥を標準のN16からN10に減らします。リン酸(トルオーグ法)とカリ(交換性カリ)も、診断値が高い園は減らす基準です(北海道1)。
診断の結果を県の基準と比べるときは、測定法をそろえる必要があります。茨城はpH6.0〜6.5が水で浸出した値、塩化カリで浸出した値では5.5〜6.0と書いています(茨城5)。鹿児島も水で5.5〜6.5、塩化カリで5.0〜6.0です(鹿児島1)。表2は、県が示すなし園の診断基準を並べたものです。
表2 なし園の土壌診断基準の例
| 県 | pH | そのほかの基準 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 茨城 | 6.0〜6.5(水浸出) | 有効土層60cm以上。淡色黒ボク土で石灰飽和度55〜60%、苦土飽和度9〜12%、カリ飽和度4〜5%、有効態リン酸10mg/100g以上 | 茨城5 |
| 福島 | 5.5〜6.5(目標6.2) | 有効土層40cm以上、地下水位1m以下 | 福島2 |
| 千葉 | 5.5〜6.0(火山灰土) | 土層の深さは最低60〜70cm、理想は100cm | 千葉1 |
| 福井 | 6.0〜6.5 | 有効土層50cm以上、腐植4.0%以上、石灰飽和度50〜70%、有効態リン酸20〜30mg/100g | 福井1 |
| 愛知 | 5.6〜6.5 | 可給態リン酸30〜50mg/100g、腐植3〜5% | 愛知1 |
| 石川 | 5.5〜6.5 | 石灰飽和度50〜80%、石灰と苦土の比6〜7、可給態リン酸20mg/100g以上 | 石川2 |
| 兵庫 | 5.5〜6.5 | 主要根群域40cm以上、地下水位100cm以下、腐植3%以上、塩基飽和度50〜70%、可給態リン酸20mg/100g以上 | 兵庫1 |
| 島根 | 5.5〜6.5 | 塩基飽和度は非火山灰土50〜70%、黒ボク土40〜60%。可給態リン酸は非火山灰土20〜100、黒ボク土10〜100mg/100g | 島根2 |
| 鳥取 | 5.5〜6.5(土壌一般) | 石灰飽和度60〜70%、苦土飽和度10〜15%、可給態リン酸10〜40mg/100g | 鳥取34、鳥取35 |
pHの目標は5.5〜6.5の範囲に収まる県が多く、千葉は5.5〜6.0と下限寄り、栃木・東京・福井・茨城は6.0〜6.5と上限寄りです(栃木1・東京1・福井1・茨城5)。広島の資料は、砂質土と壌土〜粘質土で5.5〜6.0、黒ボク土で5.5〜6.5と土壌で分けています(広島1。1983年の診断基準で、なし専用ではありません)。
手順3 石灰・苦土・土壌改良資材
石灰質資材の量は、県によって幅があります。次の値は、いずれも10aあたりです。
- 福島は2〜5年に1回、100kg程度(福島2)
- 栃木は結果樹で苦土炭カル60〜80kg(栃木1)
- 山梨は成木で苦土石灰80kgを10月下旬に施用(山梨1)
- 宮崎は苦土石灰を非火山灰土で60kg、火山灰土で100kg。熔燐は40kgと60kg(宮崎1)
- 山口は苦土石灰100〜200kg(山口1)
- 京都の環境にやさしい農業の体系例は、10月中旬に苦土石灰150kgとリン酸質資材120kg(京都1。施肥基準ではなく体系例)
資材は休眠期までに施し、全面に散布して土と混ぜます。大分は冬の休眠期に全面散布して15cm程度混和し、開園時にはpH6.5を目標に石灰質肥料を多めに入れ、改良の深さを30cmとしています(大分2)。高知は12月に深耕と同時に苦土石灰を施し、pH5.5〜6.5にします。元肥は苦土石灰が溶けてから施します(高知2・高知3)。
山口は、コルクスポットがホウ素欠乏で出るとし、秋から初冬の土壌改良のときにホウ酸500g〜1kg/10aを施すと書いています(山口1)。
手順4 年間の窒素量を決める
表3は、県の基準にある成木の年間施肥量です。「N-P2O5-K2O」の順で、10aあたりのkgです。県によって区分が違うので、自園の品種・土壌・収量に近い行を見ます。
表3 成木の年間施肥量(県の施肥基準)
| 県 | 品種・条件 | N-P2O5-K2O | 目標収量(kg/10a) | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 日本なし(身不知) | 16-10-13 | 2,500 | 北海道1 |
| 山形 | 幸水・豊水 | 20-8-16 | 幸水2,500、豊水3,000 | 山形1 |
| 福島 | 幸水・豊水 | 20〜25-10-10 | 幸水3,500、豊水4,000 | 福島1 |
| 茨城 | 幸水・黒ボク土 | 20-16-16 | — | 茨城7 |
| 茨城 | 幸水・沖積土(粘質)/(砂壌質) | 21-16-16/25-15-20 | — | 茨城7 |
| 栃木 | 幸水/豊水・あきづき・新高(黒ボク土) | 20-13-18/20-13-20 | 3,000/3,500〜4,000 | 栃木1 |
| 群馬 | 幸水(12年以上) | 22-18-18 | 3,000 | 群馬1 |
| 埼玉 | 幸水・豊水 | 15-6-10 | 幸水3,000、豊水4,000 | 埼玉1 |
| 千葉 | 幸水・火山灰土/砂質土・壌質土 | 23-20-12/25-15-17 | 3,000 | 千葉1 |
| 東京 | 黒ボク土/褐色森林土・灰色低地土 | 22-18-16/22-15-16 | 幸水2,500〜3,000 | 東京1 |
| 神奈川 | 15年超・火山灰土/沖積土 | 20-16.8-20/22-13.2-22 | 幸水3,000、豊水3,500 | 神奈川1 |
| 山梨 | 成木(砂壌土は追肥を加える) | 18-14-16(砂壌土22-14-20) | 3,000 | 山梨1 |
| 福井 | 幸水・豊水/二十世紀 | 20-15.5-17.5/16-12.4-14.0 | — | 福井1 |
| 愛知 | 早生/中晩生 | 24-20-16/30-23-16 | 2,500〜3,000/3,000〜4,000 | 愛知1 |
| 三重 | 幸水/豊水(露地) | 22-18-20/25-18-22 | 3,000/4,000 | 三重1 |
| 奈良 | 幸水・豊水/二十世紀 | 25-20-20/20-17-17 | 3,500/3,000 | 奈良1 |
| 島根 | 二十世紀/幸水・豊水 | 15〜20-10〜12-15〜18/20〜25-15〜20-15〜20 | — | 島根1 |
| 山口 | 二十世紀/幸水・豊水 | 15.0-13.0-13.0/19.5-13.0-15.6 | 二十世紀は収量4,000kgの園が基準 | 山口1 |
| 愛媛 | 成木 | 20-15-17 | 3,000 | 愛媛1 |
| 高知 | 新高 | 36-19-41 | 3,000 | 高知1 |
| 福岡 | 幸水・玉水/豊水・二十世紀・あきづき/新高・新興・王秋 | 22-16-20/22-16-20/22-18-20 | 3,000/4,000/5,000 | 福岡1 |
| 佐賀 | 幸水・豊水 | 収量3tで22-12-14、4tで26-14-16 | 3t・4tの区分 | 佐賀1 |
| 長崎 | 幸水3t・豊水4tなど/幸水2t・豊水3tなど | 20-16-18/16-13-14 | 収量区分のとおり | 長崎2 |
| 熊本 | 新高 | Nは28(リン酸・カリの記載なし) | — | 熊本1 |
| 大分 | 幸水/豊水/二十世紀/新高 | 29-21-23/33-23-26/24-17-19/35-25-28 | 3,000/4,400/3,500/4,500 | 大分1 |
| 宮崎 | 収量3t・非火山灰土/火山灰土 | 20-15-20/13-13-13 | 3,000 | 宮崎1 |
| 鹿児島 | 幸水・豊水/新高 | 14-11-11/28-22-22 | 2,000/4,000 | 鹿児島1 |
1つ目は、品種で量が違うことです。二十世紀は幸水・豊水より少なく、福井で16kg対20kg、山口で15kg対19.5kg、奈良で20kg対25kgです。新高は多く、大分35kg、高知36kg、熊本28kgです。
2つ目は、土壌で量が違うことです。茨城の幸水は黒ボク土20kgに対し、沖積土の砂壌質が25kgです(茨城7)。栃木は黒ボク土を基準に、黒ボク土以外では窒素を10〜15%増やします(栃木1)。三重は砂質土壌で2割程度多くし、5月中旬に追肥します(三重1)。山口は肥沃地で10%減、やせ地で20%増です(山口1)。佐賀は水田転換の肥沃地で20〜30%減、傾斜地で地力の低い園は20%増です(佐賀1)。
3つ目は、収量目標で量が違うことです。佐賀は1tで6-4-4、2tで16-10-10、3tで22-12-14、4tで26-14-16と、収量別に表になっています(佐賀1)。福岡は幸水で2,000kgなら11-8-10です(福岡1)。目標収量が高い園ほど窒素が多い傾向がありますが、品種や土壌の前提が違うので、他県の数字を直接持ち込むのは避けてください。
樹齢が若い園では、成木の量より少なくします。福井は幸水・豊水で2〜4年生N5、5〜7年生N12、8〜10年生N16、11年生以上N20です(福井1)。三重は3〜5年生でN10、6〜8年生でN15、9〜11年生でN18です(三重1)。福島は1樹あたりで1年生80〜100g、3年生240〜300g、5年生400〜500gが標準で、7〜8年生から成木の量に達します(福島1)。島根は、10aあたりの量が成園の量に達したら、それ以上増やさないとしています(島根1)。若木は窒素の吸収力が強いので、成木園に補植した幼木の周りが窒素過多にならないよう、福岡と佐賀が注意を促しています(福岡1・佐賀1)。
手順5 堆肥の養分を差し引く
堆肥の量は県で1〜4t/10aと幅があり、2t前後の県が多く、時期は10月下旬から11月中旬が中心です。兵庫は牛糞堆肥2〜3tを10月下旬〜11月中旬に施し、堆肥の量に合わせて化成肥料を減らします(兵庫1)。滋賀は、10月ごろから土の表面に散布し、11月の深耕で土に混ぜると、春の根の養分吸収期と肥効が合うとします。これより遅いと遅効きになり、発芽が遅れやすくなります(滋賀2)。
差し引く量の目安は県の資料にあります。栃木は、オガクズ牛ふん堆肥を成木で2,000kg施す場合、基肥から窒素1.4kg、りん酸8.0kg、加里16.4kgを差し引きます(栃木1)。群馬も、牛ふん堆肥2t/10aの減肥量を基肥から差し引きます(群馬1)。鳥取は、牛糞堆肥1tで窒素3kg、リン酸6kg、カリ8kg相当の肥効があるとしています(鳥取36)。
栃木の幸水の基準で計算すると次のとおりです。これは栃木1の数字からの計算で、仮の園での例です。年間20-13-18のうち基肥が15-13-15で、堆肥2,000kgを施すと、基肥の窒素は15から13.6に、りん酸は13から5.0に減ります。カリは15に対し堆肥の差し引きが16.4なので、基肥にカリを足す必要がなくなります。堆肥のカリだけで基肥のカリを上回るためです。
堆肥の窒素は、種類で出方が違います。鳥取は、牛糞堆肥2t(N1.4%)を春に施すと、約7kgの窒素が4〜6月ごろまで徐々に出るとします。秋に混合堆肥2t(N1.9%)を施すと、年内に約4kg、翌年に約1kgが出ると予測しています。バーク堆肥2t(N1.4%)は、夏までに窒素を約11kg取り込む予測です(鳥取36。温度条件からの予測例で、実際は腐熟度で変わります)。熊本は、白紋羽病にかかりやすいので未熟な粗大有機物を避け、完熟堆肥を使うよう求めています(熊本1)。千葉も、せん定枝などの未熟な木質有機物を避けるとします(千葉1)。
堆肥を大量に入れる園は、カリの過剰に注意します。岐阜は、牛糞主体の完熟堆肥を1,000〜2,000kg/10a施し、大量に使うときはカリ過剰に注意するとしています(岐阜1)。
手順6 リン酸・カリの減肥
愛知は、家畜ふん堆肥を長年施した結果、リン酸とカリがたまったなし園が多いとします。前年収穫後の有効態リン酸が100mg/100g以上、交換性カリが40mg/100g以上の園では、土壌診断の値を見てリン酸・カリを減らしても、収量・品質は変わりませんでした(2014年の試験、愛知1)。埼玉もリン酸が蓄積傾向だとして、土壌診断で基肥量を減らし、過剰ならリン酸の少ない肥料を使うよう書いています(埼玉1)。千葉も、リン酸・カリは過剰傾向で、診断したうえで減らしてよいとします(千葉1)。
鳥取は、リン酸の減肥の目安を表にしています。可給態リン酸が10〜40mg/100gなら土壌改良材は半量・施肥リン酸は標準、40〜70mgなら土壌改良材は無施用・施肥リン酸は半量、70mg以上なら両方とも無施用です(鳥取35)。この70mgは、肥料価格の高騰に対応する実証園で、暫定的に設けた目安です。同じ資料は、県内のなし園の可給態リン酸は適量の10〜40mgを大きく超えて、平均120mgまで上がっていると書いています。また、なしのリン酸の吸収量は10aあたり3kg程度で、年間24kg施すと13%ほどしか吸収されない計算です。
この資料は、表層にたまったリン酸を深耕で根の近くへ運ぶことと、pH5.5〜6.5の範囲に整えること、堆肥に含まれるリン酸を数えて施用量を調整することを勧めています(鳥取35)。
手順7 時期と配分を決める
基肥の時期は、次の3つのリスクで決めます。
1つ目は発芽不良と凍害です。福岡は、秋の施肥が耐凍性を下げて凍害を助長するので、基肥は早春に行うとしています(福岡1)。長崎は、温暖化で秋の基肥が花芽の耐凍性を下げ、発芽不良のおそれがあるため、春肥に上乗せしています(長崎2)。埼玉は、基肥を秋冬から3月上旬に移すと凍害を防げるとします(埼玉1)。三重は、眠り症(発芽不良)を心配するなら基肥を2〜3月にし、窒素の遅効きに注意します(三重1)。
鳥取の試験でも、秋の施肥が遅く、量が多いほど翌春の初期生育が劣りました。耐寒性の低い早生の品種「夏さやか」で、11月上旬に標準の4倍の窒素を速効性肥料で施すと、紫変色枝枯症が出ました(鳥取14。時期の影響を見るため速効性肥料を使った試験です)。
2つ目は流亡です。熊本は、11月に年間量のほとんどを施す園があるが、春までに流亡して効果も環境負荷も問題で、早すぎると秋冬の高温で遅効きして耐凍性も下がると書き、11月中・下旬と2月下旬〜3月上旬に分けています(熊本1)。新潟は、豪雪地帯では、融雪後に施すより降雪前に施すほうが冬の流亡が多いと注意します(新潟1)。鳥取の試験では、「おさゴールド」の慣行の施肥体系から、11月下旬の元肥(窒素の40%)をやめて11年間育てても、果重・果色・糖度・収量に影響は出ませんでした(鳥取13。試験場の圃場の結果です)。
3つ目は、収穫後の吸収です。千葉は、収穫後の秋肥が極めて重要で、品質のために収穫期前の肥効は抑えるとしています(千葉1)。鹿児島は、窒素とカリの吸収が5月に最大、7月に第2のピーク、8月に一時低下、9月から落葉期まで多いとして、5月までと9月の収穫後を十分に施し、6〜8月は肥効をなるべく抑えます(鹿児島1)。佐賀は、秋肥を9月末までに終えて、11月中旬には落葉させます(佐賀6)。
追肥の回数は、品種で変えます。栃木は幸水だけ礼肥を施し、豊水以降は全量基肥です(栃木1)。福岡は、豊水・二十世紀・あきづきで追肥を4月中旬と6月上旬に分け、新高・新興・王秋は基肥70%、追肥は4月中旬と6月中旬にします(福岡1)。幸水は根が弱いので、礼肥を2回程度に分けるとあります(福岡1・島根1)。
手順8 樹勢で調整し、記録する
樹勢の強い園は基肥を中心にして追肥を減らし、弱い園は量を増やして分けて施します(福井1)。具体的には次のような調整が資料にあります。
- 長崎は、生育旺盛な肥沃園は2月上旬の窒素を控えめにし、樹勢の弱い園は6月中〜下旬に夏肥を施す(長崎2)
- 山口は、老木園など樹勢の弱い園に、6月に年間量の15%程度を追肥する(山口1)
- 島根は、6月上〜中旬の追肥は窒素過多で品質が下がるので、葉色で量を決める(島根1)
- 熊本は、新高の7月の追肥は樹勢が強い樹や着果が少なく新梢が多い樹で減らすか控える(熊本1)
- 東京は、新高の追肥(8月下旬〜9月中旬)を樹勢に応じて10〜20%増やす(東京1)
- 福岡は、あきづきは樹勢が強く二次伸長も多いので、樹勢と結果量で加減する。加温栽培は樹勢が落ちやすく、窒素を10〜20%増やす(福岡1)
- 高知は、玉肥を徒長枝の止まり具合を見て施す(高知1)
- 佐賀は、豊水の若木や着果が少ない場合は玉肥を行わない(佐賀1)
- 秋田は、樹勢の低い園で有機物の投入を増やし、年間窒素を18kg以下に抑える(秋田1・秋田2)
窒素を多く施しても、果実の肥大にはあまり効かないことがあります。山形は、窒素の多用は果実肥大にあまり効果がなく、糖度の低下など品質を下げると書いています(山形1)。福井は、6月の追肥は果実肥大と花芽分化を促すが、糖度が下がることがあると注意しています(福井1)。新潟は、追肥・礼肥の過用が枝の成熟を遅らせ、寒害を受けやすくするとします(新潟1)。
樹勢の見方はなしのせん定マニュアルとなしの新梢管理マニュアルにあります。着果量はなしの摘蕾・摘果マニュアルで調整します。
深耕・土壌改良
深耕は、根の分布を見て位置と時期を決めます。福岡は、深耕の適期を幸水で9月中旬〜10月中旬、豊水で10月中下旬とし、断根を伴う深耕は秋根が伸びる前に行います(福岡1)。福井は、秋から冬の乾いた時期に行います(福井1)。鳥取のおさゴールドは、10月下旬〜11月上旬が大玉になる適期でした。王秋は、収穫期の10月下旬から12月中旬までのどの時期でも品質に影響しませんでした(鳥取15。試験の値)。
ジョイント仕立ての樹は、根が深さ20cm程度に浅く、樹列と直角の方向に伸びていました。鳥取は、主幹から50cmほど離れた位置で、樹列と平行に列状に深耕するとよいとしています。断根で樹勢が落ちる心配があるので、定植後2〜3年目から計画的に行い、通路を確保するため樹列間は5m程度が望ましいとします(鳥取25。10年生の「新甘泉」での調査です)。
千葉は、機械の踏圧で表層10〜20cmが緻密になりやすいので、中耕、有機物、熔りん、石灰質資材で改良するとします(千葉1)。宮崎は、耕土が浅い園では深耕して有機物を入れ、石灰質資材60〜100kg/10aとリン酸質資材40〜60kg/10aを深いところまで入れます(宮崎1)。水田転換園は、盛土と排水対策が必須で、地下水位を100cm以上に下げます。植穴は直径1m、深さ70cm以上で、完熟堆肥100kg程度を、植え付けの3か月前に掘って入れます(新潟2)。鹿児島は、過湿がユズ肌や石ナシの原因になるので、排水を第一に考えるとしています(鹿児島1)。
品種による違い
幸水は礼肥が品質に直結します。栃木は幸水だけ収穫終了直後に礼肥を施し、豊水以降は全量基肥です(栃木1)。東京も幸水は収穫直後に追肥(2)を行うよう努めます(東京1)。
二十世紀は多肥を避けます。福井は、幸水・豊水が多肥を好むのに対し、二十世紀は多肥が黒斑病を助長するとします(福井1)。新高は窒素量が多く、熊本は、みつ症(ヤケ果)の主因が8〜9月の高温・乾燥で、年5回の分施でみつ症が減って増収も期待できるという試験を紹介しています(熊本1)。
あきづきと王秋では、コルク状の果肉障害が年によって出ます。福島は背景に微量要素欠乏と土壌水分の変動があるとし(福島7)、山口は、王秋で少雨の年や強樹勢のときに多発するとします(山口1)。
県によって違うところ
県の基準は、同じなしでも前提が違います。量も時期も、次のように分かれます。
基肥の時期は、表1のとおり前年9月から翌3月まで開きます。理由は2つあります。冬の温暖化で発芽不良が出る県(福岡・長崎・山口・鹿児島・三重・熊本)は春に寄せ、冬の凍害を心配する県(埼玉)も春に寄せます。一方で、流亡が少なく、冬のうちに肥料が土になじむ県は、11〜12月に施します。山口は、温暖化による発芽不良が出る園で、窒素肥料と堆肥の散布を春(3月)に移すとしています(山口1)。
礼肥と秋肥の配分は、同じ県の資料どうしでも違います。佐賀1は礼肥20%・秋肥40%、収穫後の管理を書いた佐賀6は礼肥10%・秋肥30%です(佐賀1・佐賀6)。佐賀6は2016年ごろの資料で、佐賀1は令和7年11月作成なので、新しい佐賀1の配分を基準にするのが無難です。
京都の環境にやさしい農業の体系例は、本文で年間量の90%を12月に、10%を収穫後に施すと書きますが、同じ頁の表では12月の有機化成がN11.2、10月の硫安がN4.2で、配分は約73対27になります(京都1)。この例は施肥基準ではなく、本文と表の食い違いは資料の中で解消していません。
宮城1(1993年)、秋田1・2(2004年)、群馬1(2004年)、岐阜1(2005年)、島根1(2007年)、宮崎1(1999年)は古い指針で、当時の品種と土壌の値です。新しい資料の数字と、自園の土壌診断を優先してください。
慣行レベルと施肥基準の違い
県の資料には、施肥基準のほかに、特別栽培の「慣行レベル」と、環境にやさしい農業の「体系例」、試験の値、実際に園で施されている量が出てきます。これらは別のものなので、混ぜて読まないでください。
- 慣行レベルは、特別栽培農産物の表示で、化学肥料の窒素などを「慣行の半分以下」に抑えたかどうかを判断するための、地域の慣行の量です。石川はN30、大阪はN14(チッソ14kg・リン酸14kg)、熊本はN23、宮崎は幸水N13・豊水N16・新興N18、鳥取は二十世紀N9.1・王秋N10.0kgです(石川1・大阪1・熊本2・宮崎2・鳥取37)。県の施肥基準の値とは一致しません。大阪の資料は慣行レベルの一覧表で、栽培暦でも施肥基準でもありません。佐賀は、特別栽培の条件を化学肥料・農薬とも慣行の2分の1以下としています(佐賀2)。
- 体系例は、環境負荷を減らす栽培の例です。京都の二十世紀の例はN15.4-P2O5 6.72-K2O 7.84で、基準としての施肥基準ではありません(京都1)。
- 試験の値は、試験場の条件での結果です。熊本の試験では、豊水をN16.1kg(慣行比30%減)、トンネルの幸水をN18.4kg(同20%減)で育てています(熊本1)。鳥取のおさゴールドの慣行体系は、6年生の6.0kgから年1kgずつ増やして、15年生以降は15kgです(鳥取13)。
- 実際に施されている量は、基準とずれます。秋田の県中央部の実測平均は年間N25kgで、県の基準の18kg以下を上回り、7割の園が20kg以上でした(秋田1)。鳥取の二十世紀の県内実績は、1958年が29-21-26、1978年が16-12-11、2008年が21-14-13でした。リン酸は窒素の6割を基準にしてきました(鳥取35。改良資材のリン酸は除く)。
自園の施肥設計の目安にするのは、施肥基準の値です。慣行レベルは特別栽培の表示のための基準で、収量や品質を保つ施肥量を示す数字ではありません。減肥に取り組む場合は、土壌診断を見ながら、手順6のように成分ごとに少しずつ試します。
失敗しやすい点・注意
- リン酸・カリの施しすぎです。多くの県で土壌にたまっており、診断せずに毎年同じ量を施すと、さらに増えます(愛知1・埼玉1・千葉1・鳥取35)。
- 未熟な有機物の使用です。窒素飢餓と白紋羽病の原因になり、熊本・鹿児島・千葉・石川が完熟堆肥を求めています(熊本1・鹿児島1・千葉1・石川1)。バーク堆肥は窒素を取り込む点にも注意が必要です(鳥取36)。
- 堆肥を遅く施すと、遅効きになって発芽が遅れます(滋賀2)。
- 大型の防除機の走行で、土壌が硬くなり保肥力が落ちます。石川は、草生栽培と堆肥の組み合わせを勧めています(石川1)。
- 高温・少雨の年は、7月下旬以降の果実の肥大が鈍ります。福島の令和5年の調査では、かん水と修正摘果で回復しました(福島7)。宮崎は、水分が不足すると養分の吸収率が下がるとします(宮崎1)。
- 幼木に窒素を施しすぎると、徒長して胴枯病や生理障害に弱くなります(福岡1)。
- 断根を伴う深耕を、秋に根が伸びてから行うと樹勢が落ちます。時期は秋根が伸びる前です(福岡1)。
作業の前後とつながり
礼肥は収穫の直後に行うので、なしの収穫マニュアルとつながっています。基肥と土壌改良は、冬のせん定の前後に行います。春の追肥の量は、受粉と摘果で決まる着果量とあわせて考えます。袋かけの後の管理はなしの袋かけマニュアル、白紋羽病などの病害虫はなしの病害虫防除マニュアルにあります。
全国の栽培暦と年間作業表はなしの栽培暦・年間作業表の全国まとめ、ほかの作業ページはなしの栽培マニュアルの目次にあります。
参考URL(出典)
使った資料は次のとおりです。県の資料の表や図は転載せず、数値と事実を組み直しています。
- 北海道農政部『北海道施肥ガイド2020 Ⅳ園芸作物(7-2 日本なし・中国なし・西洋なし)』(2020) 資料へのリンク(北海道1)
- 宮城県農政部農業普及課『みやぎの果樹指導指針 2 日本なし(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)』(1993(平成5年3月)) 資料へのリンク(宮城1)
- 秋田県『秋田県果樹指導指針(平成16年度)1・2 果樹生産の現状と振興方向(p.22-24 日本なし「幸水」を50%以下に)』(2004) 資料へのリンク(秋田1)
- 秋田県『秋田県果樹指導指針(平成16年度)3 基本指導事項(p.81-84 日本なし園の生産性向上)』(2004) 資料へのリンク(秋田2)
- 山形県農林水産部 農業技術環境課『山形県施肥基準(果樹)』 資料へのリンク(山形1)
- 福島県農林水産部『福島県施肥基準 作物別施肥基準(その2)p.141 ナシ』 資料へのリンク(福島1)
- 福島県農林水産部『福島県施肥基準 土壌肥料技術指針(その1)p.25-27 果樹園土壌・表2-10 樹種別の土壌条件』 資料へのリンク(福島2)
- 福島県農業総合センター『高温・少雨等の影響調査 Ⅲ農作物等への影響(3 果樹)p.93-97 なし』(2023年の高温・少雨等の影響調査) 資料へのリンク(福島7)
- 茨城県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『土壌・作物栄養診断マニュアル(土壌の診断基準 2-5 果樹園土壌、p.60)』(2015(平成27年3月)) 資料へのリンク(茨城5)
- 栃木県『農作物施肥基準(5(5)果樹、p.106〜107)』(2017(平成29年3月)) 資料へのリンク(栃木1)
- 群馬県『群馬県作物別施肥基準(果樹)』(2004(平成16年3月)) 資料へのリンク(群馬1)
- 埼玉県『主要農作物施肥基準(果樹、p.76〜77)』(令和7年度版) 資料へのリンク(埼玉1)
- 千葉県農林水産部 安全農業推進課『主要農作物等施肥基準(果樹)。なし(幸水・豊水)の頁はp.288〜297』(2019(平成31年3月)) 資料へのリンク(千葉1)
- 東京都『農作物施肥基準(08 果樹、なしはp.2)』(令和4年度版) 資料へのリンク(東京1)
- 神奈川県『作物別施肥基準(全体版、果樹はp.19)』(令和4年度版) 資料へのリンク(神奈川1)
- 新潟県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『新潟県における施肥基準等(果樹)1 生産関係(果樹指導指針より抜粋)その2 p.30-45』(2019(平成31年3月)) 資料へのリンク(新潟1)
- 新潟県農林水産部・新潟県園芸振興連携会議 果樹ワーキングチーム『水田における果樹導入のすすめ(果樹導入パンフレット)』(2021(令和3年3月)) 資料へのリンク(新潟2)
- 石川県農林水産部生産流通課『持続性の高い農業生産方式の導入指針(日本なしp.29、別表p.52)』(2019(令和元年11月)) 資料へのリンク(石川1)
- 石川県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『園芸作物のための施肥コスト低減マニュアル(表2 果樹の土壌化学性診断基準)』(2009(平成21年3月)) 資料へのリンク(石川2)
- 福井県『施肥の手引き Ⅶ果樹の土づくりと施肥対策(p.180-185 ナシ)』(2014(平成26年3月)) 資料へのリンク(福井1)
- 山梨県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『農作物施肥指導基準(4(2)果樹、なしはp.94)』(2011(平成23年3月)) 資料へのリンク(山梨1)
- 岐阜県『主要園芸作物標準技術体系2005(果樹・特産編)抜粋 2 なし(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)』(2005) 資料へのリンク(岐阜1)
- 愛知県農林基盤局農業経営課『農作物の施肥基準 Ⅳ【果樹】(ナシ・露地 p.18-19、ナシの減肥試験 p.4-5)』(2026年3月版掲載の分冊) 資料へのリンク(愛知1)
- 三重県農林水産部『適正施肥の手引き(令和4年3月作成)作物別施肥基準 ナシ p.38・樹齢別施肥量 p.44』(2022(令和4年3月)) 資料へのリンク(三重1)
- 滋賀県『肥料節減に向けた技術対策集 05 果樹』(2008) 資料へのリンク(滋賀2)
- 京都府農林水産部(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『京都府における環境にやさしい農業推進のための技術指針 NO.2 3 栽培技術(果樹・ナシ露地栽培二十世紀)』(2000) 資料へのリンク(京都1)
- 大阪府『「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」における慣行レベル一覧』(2018) 資料へのリンク(大阪1)
- 兵庫県農政環境部(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『ひょうごの土づくり指針 第2章 果樹(表2-31・表2-32)』(2018) 資料へのリンク(兵庫1)
- 奈良県『農作物の施肥基準(平成21年3月改訂)』(2009) 資料へのリンク(奈良1)
- 鳥取県園芸試験場(新しい技術 第56集)『元肥無施用による‘おさゴールド’の施肥削減』(2018) 資料へのリンク(鳥取13)
- 鳥取県園芸試験場(新しい技術 第58集)『秋季の施肥が‘夏さやか’の樹体生育に及ぼす影響』(2020) 資料へのリンク(鳥取14)
- 鳥取県園芸試験場(新しい技術 第52集)『‘王秋’の土壌改良時期が果実品質に及ぼす影響』(2014) 資料へのリンク(鳥取15)
- 鳥取県園芸試験場(新しい技術 第61集)『ナシ樹体ジョイント仕立て樹の根の分布と土壌改良位置』(2023) 資料へのリンク(鳥取25)
- 鳥取県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『らくらく土壌診断の手引き(2 土壌pH・ECの診断、3 交換性塩基の診断を含む)』(2011(平成23年3月)) 資料へのリンク(鳥取34)
- 鳥取県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『らくらく土壌診断の手引き(リン酸の効果的な施肥法、土壌の保水量とかん水の部分)』(2011(平成23年3月)) 資料へのリンク(鳥取35)
- 鳥取県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『らくらく土壌診断の手引き(14 その他参考資料:堆肥の肥料効果、減肥の目安)』(2011(平成23年3月)) 資料へのリンク(鳥取36)
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- 島根県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『土壌肥料対策指導指針 3 参考資料(島根県における土壌診断基準:果樹園・ナシ)』(2007(平成19年3月)) 資料へのリンク(島根2)
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- 高知県農業振興部(こうち農業ネット)『梨の施肥』(2019) 資料へのリンク(高知3)
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- 佐賀県『病害虫総合防除計画 果樹(なし)の病害虫防除(露地なしのガイドライン p.199)』(2026(令和8年3月作成)) 資料へのリンク(佐賀2)
- 佐賀県果樹試験場『落葉果樹における収穫後の管理 ~次年産に向けて~』(2016頃(本文に「29年産に向けて」)) 資料へのリンク(佐賀6)
- 長崎県『長崎県農林業基準技術(令和6年2月作成) 施肥基準 1 品目別施肥基準(なし)』(2024) 資料へのリンク(長崎2)
- 熊本県農林水産部『くまもとグリーン農業を進める施肥ガイド2013 3-4 果樹(落葉果樹の施肥基準・ナシ)』(2014) 資料へのリンク(熊本1)
- 熊本県『「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」等における熊本県慣行レベル(令和5年3月)』(2023) 資料へのリンク(熊本2)
- 大分県『主要農作物施肥及び土壌改良指導指針 第4章 7(2)落葉果樹(なし p.58-60)』 資料へのリンク(大分1)
- 大分県『同 第5章 土壌改良指導指針 3 樹園地(果樹、桑、茶園など)p.85-86』 資料へのリンク(大分2)
- 宮崎県(農林水産省「都道府県施肥基準等」掲載)『主要作物の施肥基準 4 果樹(なし p.53-54)(平成11年3月)』(1999) 資料へのリンク(宮崎1)
- 宮崎県『宮崎県農産物栽培慣行基準(令和7年5月26日現在)』(2025) 資料へのリンク(宮崎2)
- 鹿児島県農政部『鹿児島県土壌管理指針(七訂版)土壌改良及び施肥改善指針(令和2年4月) 果樹(ナシ)』(2020) 資料へのリンク(鹿児島1)
- 茨城県『茨城県における標準施肥の考え方(3 果樹 ナシ)』(2022(令和4年3月)) 資料へのリンク(茨城7)
なしの栽培マニュアル(目次)に、ほかの作業のページをまとめています。