かぼちゃの施肥量・追肥の時期・定植・収穫の時期は、都道府県ごとに別々の施肥基準や栽培資料に書かれていて、まとめて比べられる場所がありません。この記事では、19都道府県の公的資料(20本)から時期と数値を拾い、全国の比較表と、主産地向けの標準的な年間作業表にまとめました。どの値にも出典の県と資料を付けています。
全体を見ると、年間の窒素量は福岡の抑制栽培の4kgから鹿児島の普通・施設栽培の20kgまで5倍の差があります。目標収量も佐賀の1,300kgから山形の3,800kgまで開いていて、収量の前提が県ごとに違います。収穫は千葉の6月上旬から福岡・佐賀の抑制栽培の10〜11月まで、作型によって半年近くにわたります。
かぼちゃの年間作業表・都道府県比較(Excel)をダウンロード
Excelには、年間作業表(実施日を書く欄つき)、19都道府県の比較表、出典一覧の3つのシートがあります。
ほかの作物の栽培暦・年間作業表は栽培暦・年間作業表の全国まとめにまとめています。
この表の読み方と注意
- 対象:都道府県と県の試験場・普及組織が公開している施肥基準、栽培マニュアル、農林水産省「都道府県施肥基準等」に掲載されている県の資料です
- 使い方:資料の表やレイアウトは転載せず、時期と数値などの事実だけを拾って組み直しました。図の栽培暦から読み取った値は「図から読み取り」と書いていて、1旬ほどの誤差があります
- 慣行レベルと試験の値:茨城と大分の窒素量は特別栽培の比較基準である慣行レベルで、施肥基準ではありません。鹿児島の親づる1本仕立ての施肥量は試験の値です。表にはそう書き、窒素量の比較には使っていません
- 山口と石川の資料:山口は農業経営モデルの技術体系で、栽培基準ではありません。石川は「案」の段階の栽培マニュアルです
- 農薬:使い方を推奨しないため、薬剤名は書いていません
- 調査日:2026年11月6日。資料は改訂されることがあるので、最新の内容は各県の資料で確認してください
あわせて読みたい
標準の年間作業表(主産地の露地・トンネル栽培)
千葉・神奈川・愛知・石川(トンネル早熟)、佐賀・山口・三重(普通・露地)、福岡・佐賀(抑制)などの資料をもとにした、露地・トンネル栽培の標準的な作業表です。播種・定植・追肥・収穫の時期は県や作型で違うので、1行の中に県別の時期を並べています。「根拠」の略称は記事末尾の出典一覧に対応しています。
| 月 | 旬 | 作業 | 内容・目安 | 品種・作型 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 下旬 | 播種(トンネル) | 千葉は1月下旬に播種し、2月下旬に基肥、3月上旬に定植する(図から読み取り) | トンネル(千葉) | 千葉1 p.203 |
| 2月 | 中旬 | 播種(トンネル早熟) | 神奈川は2月中旬に播種して3月下旬に定植する。群馬は2月中旬と3月上旬の2系統で、定植は4月上旬と4月中旬(いずれも図から読み取り) | みやこ(神奈川・群馬) | 神奈川1 p.10・群馬1 |
| 2月 | 下旬 | 播種(早熟・トンネル) | 愛知は2月下旬に播種して4月上旬に定植する。佐賀のトンネルも2月下旬に播種して育苗する。愛知の播種は図から読み取り | えびす・みやこ・味平(愛知)/トンネル(佐賀) | 愛知1 Ⅳ-21・佐賀1 p.12 |
| 2月 | 下旬 | 基肥(トンネル) | 千葉はN15-P2O5 30-K2O15を施す。緩効性肥料と有機質肥料を使う | トンネル(千葉) | 千葉1 p.203 |
| 3月 | 上旬 | 明渠施工・心土破砕 | ほ場の周りに明渠を掘り、サブソイラーで心土を砕く | 露地・こふき・中山間(山口) | 山口1 |
| 3月 | 上旬 | 播種(初夏どり) | トンネルで被覆する作型。播種は図から読み取り。定植は4月中旬 | ほっこり133など(栃木) | 栃木1 p.82 |
| 3月 | 上旬 | 定植(トンネル) | 千葉は3月上旬に定植し、6月上旬に収穫を始める(図から読み取り) | トンネル(千葉) | 千葉1 p.203 |
| 3月 | 〜5月 | トンネル被覆 | 福岡の早熟栽培は3月から5月までトンネルで被覆する(図から読み取り) | 早熟(福岡) | 福岡1 p.54 |
| 3月 | 中旬 | 播種(普通・露地) | 三重は3月中旬に播種して4月中旬に定植する(図から読み取り)。佐賀の普通栽培も3月中旬に播種し、4月下旬に定植する | えびす・蔵の匠(三重)/普通(佐賀) | 三重1 p.28・佐賀1 p.12 |
| 3月 | 中旬 | 堆肥・土づくり資材の散布 | 堆肥と土づくり資材をほ場全面に散布する | 露地・こふき・中山間(山口) | 山口1 |
| 3月 | 下旬 | 定植(トンネル早熟) | 神奈川は3月下旬に定植し、6月上旬から収穫する(図から読み取り) | みやこ(神奈川) | 神奈川1 p.10 |
| 3月 | 下旬〜4月上旬 | 播種(温床) | 播種間隔9×4cm、覆土1cm、発芽地温28℃。種子量は4本整枝で390粒、3本整枝で560粒/10a。子葉が開いたら3.5号鉢に鉢上げする(図から読み取り) | トンネル早熟・えびす(石川) | 石川1 |
| 4月 | 上旬 | 播種(夏どり) | 栃木の夏どりは4月上旬に播種し、5月上旬に定植する(図から読み取り) | 夏どり(栃木) | 栃木1 p.82 |
| 4月 | 上旬 | 定植(トンネル) | 佐賀と愛知は4月上旬、福岡は4月に定植する。群馬は4月上旬〜中旬(愛知・福岡・群馬は図から読み取り) | トンネル・早熟(佐賀・愛知・福岡・群馬) | 佐賀1 p.12・愛知1 Ⅳ-21・福岡1 p.54・群馬1 |
| 4月 | 上旬 | 耕起・畝立て・基肥 | 福岡は定植2週間前に基肥を全面全層で施す。愛知はN9-P2O5 11-K2O9を緩効性肥料主体で、三重はN10-P2O5 11-K2O8を4月上旬に施す。山口は耕起・畝立て・施肥を同じ時期に行う。愛知・三重は図から読み取り | トンネル・露地 | 福岡1 p.54・愛知1 Ⅳ-21・三重1 p.28・山口1 |
| 4月 | 上旬 | 追肥・交配・トンネル除去 | 千葉は追肥N2-K2O2を高度化成で施す。神奈川の追肥はN10-K2O10で4月上旬(図から読み取り) | トンネル(千葉・神奈川) | 千葉1 p.203・神奈川1 p.10 |
| 4月 | 中旬 | 定植 | 栃木は初夏どりを4月中旬に、三重は露地を4月中旬に定植する(図から読み取り) | 初夏どり(栃木)/露地(三重) | 栃木1 p.82・三重1 p.28 |
| 4月 | 中旬〜下旬 | 定植(トンネル早熟) | 播種後30〜35日(3.5号鉢)で定植する。不織布トンネルは4月20〜25日頃から。定植後に液肥300倍を株元にかん注してトンネルをかける。施肥と透明マルチ(地温15℃以上)は定植7日前までに済ませる | トンネル早熟・えびす(石川) | 石川1 |
| 4月 | 下旬 | 定植(普通・露地) | 佐賀の普通栽培と山口の露地は4月下旬に定植する | 普通・露地(佐賀・山口) | 佐賀1 p.12・山口1 |
| 5月 | 上旬 | 追肥1回目 | 愛知はN4-K2O4を施す。栃木の夏どりはこの時期に定植する(図から読み取り) | 早熟(愛知)/夏どり(栃木) | 愛知1 Ⅳ-21・栃木1 p.82 |
| 5月 | 上旬〜中旬 | 追肥・中耕・トンネル除去 | 子づるが30〜40cmのときにトンネル除去前の両側1m幅へ追肥し、浅く中耕する。最低気温10℃以上が安定する5月中旬にトンネルを除去して敷きわらを入れる | トンネル早熟・えびす(石川) | 石川1 |
| 5月 | 中旬〜6月下旬 | 整枝・つる引 | 露地・こふきの整枝とつる引はこの期間に行う | 露地・こふき・中山間(山口) | 山口1 |
| 5月 | 下旬 | 追肥2回目 | 愛知はN3-K2O3を施す。果実が6〜10cmに肥大したときが目安 | 早熟(愛知) | 愛知1 Ⅳ-21 |
| 5月 | 下旬〜6月上旬 | 整枝・摘果 | 子づるを3〜4本残す。着果は1つる1果、10〜15節を目標にする。低節位の雌花と孫づるは除去する | トンネル早熟・えびす(石川) | 石川1 |
| 5月 | 末〜6月上旬 | トンネル除去後の追肥・中耕・敷きわら | トンネルを外したあと追肥・中耕して敷きわらをする。定植後に草姿が劣る場合は追肥する | 露地(トンネル使用)(山形) | 山形1 |
| 6月 | 上旬〜中旬 | 人工受粉・玉肥 | 朝5〜8時に人工受粉する。盆前出荷は遅くとも6月20日頃までに着果させる。6割ほど着果した頃につる先へ玉肥を施す | トンネル早熟・えびす(石川) | 石川1 |
| 6月 | 上旬 | 収穫開始(トンネル) | 千葉は6月上旬、神奈川は6月上旬〜8月上旬、群馬は6月上旬〜7月上旬と6月下旬〜7月中旬の2系統、栃木の初夏どりは6月〜7月中旬(いずれも図から読み取り) | トンネル・初夏どり | 千葉1 p.203・神奈川1 p.10・群馬1・栃木1 p.82 |
| 6月 | 中旬 | 収穫(早熟)/追肥 | 愛知は6月中旬に収穫する。佐賀のトンネルは6月中旬〜8月上旬。三重の追肥は6月中旬と7月中旬ごろ。愛知・三重は図から読み取り | 早熟(愛知)/トンネル(佐賀)/露地(三重) | 愛知1 Ⅳ-21・佐賀1 p.12・三重1 p.28 |
| 6月 | 下旬〜 | 摘果・日焼け防止・梅雨入り前の予防 | 山口は6月下旬〜7月上旬に摘果とシート敷き。石川は最高気温30℃ほどで日焼け果が出るため新聞紙などで日除けする(着果3週間以内の若い果は避ける)。梅雨入り前にうどんこ病を予防防除する | 露地・こふき(山口)/トンネル早熟(石川) | 山口1・石川1 |
| 7月 | 上旬〜中旬 | 収穫・風乾 | 開花後45日(6月上旬開花)を目安に試し切りをする。収穫後は7日以上屋内で風乾する(図から読み取り) | トンネル早熟・えびす(石川) | 石川1 |
| 7月 | 上旬〜8月上旬 | 収穫(普通) | 佐賀の普通栽培は7月上旬〜8月上旬、山口の露地は7月中旬〜8月上旬、三重の露地は7月中旬〜8月(三重は図から読み取り)。福岡の早熟は7月から収穫を始める(図から読み取り) | 普通・露地 | 佐賀1 p.12・山口1・三重1 p.28・福岡1 p.54 |
| 7月 | — | 播種(抑制) | 福岡の抑制は7月に播種し、定植せず直まきにする(図から読み取り)。基肥の窒素はできるだけ控える | 抑制(福岡) | 福岡1 p.54 |
| 8月 | 中旬 | 播種(抑制) | 佐賀は8月中旬に直まきする | 抑制(佐賀) | 佐賀1 p.12 |
| 10月 | 〜11月 | 収穫(抑制) | 福岡は10月〜11月(図から読み取り)。佐賀は11月上旬〜中旬 | 抑制(福岡・佐賀) | 福岡1 p.54・佐賀1 p.12 |
| 作型で異なる | — | 追肥(着果期) | 福岡と佐賀は着果期(着果直後)に追肥する。鹿児島は草勢を見て1回2〜3kgを2〜3回。北海道は着果揃い後に窒素とカリを分施し、短節間品種は雌花着蕾期〜開花始期に早める | 全作型 | 福岡1 p.54・佐賀1 p.12・鹿児島1 p.43・北海道1 p.105 |
| 作型で異なる | — | 追肥(2回) | 福島は1回目を開花前〜開花始期(中耕除草のとき)、2回目を果実肥大始期(卵大の頃)に施す。以後は草勢を見て子づるの摘心後に畝間へ施す | 露地(福島) | 福島1 |
都道府県別の比較
「—」はその県の資料に記載がない項目です。「図から読み取り」は栽培暦の図から読んだ値で、±1旬ほどずれることがあります。県の基準は品種や目標収量、土壌の前提が違うので、数字だけを単純に比べず、自分の地域に近い県の資料を確かめてください。
作型・品種
| 地域区分 | 都道府県 | 主な作型・品種 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 北海道 | トンネル早熟・露地移植(基準収量2,000kg)/露地直播(同1,800kg) | 北海道1 p.105 |
| 東北 | 岩手 | 普通栽培(補給型施肥基準・速効性肥料の標準施肥体系) | 岩手1 p.19・p.27 |
| 東北 | 山形 | 露地栽培(トンネル使用) | 山形1 |
| 東北 | 福島 | 全域・砂壌土〜壌土(400〜470本/10a) | 福島1 p.(かぼちゃ表) |
| 関東 | 茨城 | トンネル・半促成(特別栽培認証基準の区分) | 茨城1 |
| 関東 | 栃木 | 初夏どり・夏どり/ほっこり133・イーティ2・ニューなかやま・ほっこりえびす | 栃木1 pp.82-83 |
| 関東 | 群馬 | トンネル早熟(露地)・みやこ | 群馬1 野菜p.2 |
| 関東 | 千葉 | トンネル栽培 | 千葉1 p.203 |
| 関東 | 神奈川 | トンネル(三浦半島)・みやこ | 神奈川1 p.10 |
| 北陸 | 石川 | トンネル早熟(品種「えびす」) | 石川1 |
| 北陸 | 福井 | 普通(露地) | 福井1 p.14 |
| 関東 | 長野 | 品目別の基準施肥量のみ | 長野1 |
| 東海 | 愛知 | 早熟・えびす/みやこ/味平 | 愛知1 Ⅳ-21 |
| 東海 | 三重 | 露地・えびす/蔵の匠など | 三重1 p.28 |
| 中国 | 山口 | 露地・こふき・中山間 | 山口1 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 早熟(トンネル栽培)・えびす/栗えびす/味平/くりゆたか | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 抑制(露地)・えびす/くじゅうくりEX/くりゆたか | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | トンネル | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 普通 | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 抑制 | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 大分 | トンネル・露地(特別栽培の慣行レベル) | 大分1 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 早熟 | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 普通 | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 抑制 | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 施設・半促成 | 鹿児島1 p.59 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 早熟・ペーパーポット苗の親づる1本仕立て(試験) | 鹿児島2 |
土壌pH・栽植密度・目標収量
| 地域区分 | 都道府県 | 土壌pH | 栽植密度(株/10a・畝間×株間) | 目標収量(kg/10a) | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 北海道 | — | — | 2,000(トンネル早熟・露地移植)/1,800(露地直播) | 北海道1 p.105 |
| 東北 | 岩手 | 6.0(土壌改良目標値。EC 0.3) | — | 2,000 | 岩手1 p.19・p.27 |
| 東北 | 山形 | — | — | 3,800 | 山形1 |
| 東北 | 福島 | — | 400〜470株/10a。畝間3〜3.5m×株間70〜80cm(子づる2本仕立て) | 3,000〜3,500 | 福島1 p.(かぼちゃ表) |
| 関東 | 栃木 | 5.5〜6.5 | 300×100cm・330〜500株 | 3,500 | 栃木1 pp.82-83 |
| 関東 | 群馬 | — | 1条植 畝間250cm×株間45cm | 2,500 | 群馬1 野菜p.2 |
| 関東 | 千葉 | — | 370株/10a | 2,000 | 千葉1 p.203 |
| 関東 | 神奈川 | — | 畦幅500cm×株間50cm | 2,500 | 神奈川1 p.10 |
| 北陸 | 石川 | — | 360〜400本/10a(4本整枝・株間70cm・うね幅360〜400cm)/420〜510本/10a(3本整枝・株間55〜60cm) | 2,000 | 石川1 |
| 北陸 | 福井 | 5.5〜6.5 | — | — | 福井1 p.14 |
| 東海 | 愛知 | — | 500株/10a | 3,000 | 愛知1 Ⅳ-21 |
| 東海 | 三重 | — | 300本/10a | 2,000〜2,500 | 三重1 p.28 |
| 中国 | 山口 | — | — | 1,800(経営モデルの想定収量) | 山口1 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | pH6.0〜6.5 | — | 2,200(想定収穫量・早熟) | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | pH6.0〜6.5 | — | 1,000(想定収穫量) | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | pH5.0〜6.5 | — | 1,300(収量目標) | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | pH5.0〜6.5 | — | 1,300(収量目標) | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | pH5.0〜6.5 | — | 1,300(収量目標) | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | — | — | 3,500(目標収量) | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | — | — | —(目標収量の記載なし) | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | — | — | 1,400(目標収量) | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | — | — | 3,000(目標収量) | 鹿児島1 p.59 |
施肥量と施肥の時期
| 地域区分 | 都道府県 | 年間施肥量 N-P2O5-K2O(kg/10a) | 施肥の時期と配分(基肥・追肥) | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 北海道 | 8-10-8(基準。土壌診断で増減) | 基肥はマルチ幅全面施用。窒素は基肥4+分施4(着果揃い後)、リン酸は基肥のみ10、カリは基肥5+分施3(着果揃い後)(診断値が基準レベルの場合) | 北海道1 p.105 |
| 東北 | 岩手 | 14-3-14(補給型。石灰13・苦土4) | 窒素は基肥10+追肥4。リン酸・カリは基肥・追肥の区分表示なし | 岩手1 p.19・p.27 |
| 東北 | 山形 | 18.1-23.6-14.0(育苗時0.1-0.2-0.1を含む) | 育苗時 0.1-0.2-0.1、基肥 15.0-21.5-11.3、追肥 3.0-1.9-2.6 | 山形1 |
| 東北 | 福島 | 15〜17-15〜20-13〜17(牛ふん堆肥1,000kg、石灰160kg) | 基肥は定植前 8〜9-13〜15-8〜10、追肥は開花前〜果実肥大始期 7〜8-2〜5-5〜7 | 福島1 p.(かぼちゃ表) |
| 関東 | 茨城 | 化学肥料N 慣行レベル:トンネル15.0・半促成19.2(特別栽培の慣行レベル) | — | 茨城1 |
| 関東 | 栃木 | N18・P2O5 22・K2O 18(基肥N13・P2O5 22・K2O13、追肥N5・K2O5) | 基肥+追肥1回(追肥の時期は明記なし) | 栃木1 pp.82-83 |
| 関東 | 群馬 | N18・P2O5 22・K2O 18 | 基肥N12・P2O5 22・K2O12、追肥2回(各N3・K2O3) | 群馬1 野菜p.2 |
| 関東 | 千葉 | N17・P2O5 30・K2O 17 | 基肥2月下旬(N15・P2O5 30・K2O15、緩効性・有機質肥料)、追肥4月上旬(N2・K2O2、高度化成) | 千葉1 p.203 |
| 関東 | 神奈川 | N18・P2O5 27・K2O 25 | 基肥N8・P2O5 27・K2O15、追肥1回N10・K2O10 | 神奈川1 p.10 |
| 北陸 | 石川 | 16.6〜18.7-10.1〜17.0-11.7〜15.4(3体系。堆肥2,000kg・苦土石灰120kg・熔燐20〜40kgを全面施用) | 基肥(マルチ位置)に加え追肥3回。1回目はトンネル除去前、2回目は玉肥(6割ほど着果した頃・つる先)、3回目は1番果収穫後 | 石川1 |
| 北陸 | 福井 | 16-18-18(総量チッソ16・リン酸18・カリ18) | 基肥 チッソ11・リン酸10・カリ10、追肥 チッソ5・リン酸8・カリ8。堆肥2t程度 | 福井1 p.14 |
| 関東 | 長野 | N10〜15・P2O5 6〜7・K2O 7〜9(基準施肥量) | — | 長野1 |
| 東海 | 愛知 | N16・P2O5 11・K2O 16 | 基肥4月上旬(N9・P2O5 11・K2O9、緩効性肥料主体)、追肥1が5月上旬(N4・K2O4)、追肥2が5月下旬(N3・K2O3) | 愛知1 Ⅳ-21 |
| 東海 | 三重 | N16・P2O5 11・K2O 15 | 基肥N10・P2O5 11・K2O8、追肥(分施)N6・K2O7 | 三重1 p.28 |
| 中国 | 山口 | — | —(施肥作業は4月上旬に耕起・畝立てと同時) | 山口1 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 8-9-9(基準施肥量) | 基肥:N67%・P2O5 100%・K2O67%/追肥:N33%・K2O33%(着果直後)。基肥は定植2週間前に全面全層施用 | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 4-4-4(基準施肥量) | 基肥:N56%・P2O5 92%・K2O56%/追肥:N44%・P2O5 8%・K2O44%(着果直後) | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 19-13-19(トンネル・普通の総量) | 元肥:N13・P2O5 13・K2O13/追肥:N6・K2O6(着果期) | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 19-13-19(トンネル・普通の総量) | 元肥:N13・P2O5 13・K2O13/追肥:N6・K2O6(着果期) | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 12-7-12 | 元肥:N7・P2O5 7・K2O7/追肥:N5・K2O5(着果期) | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 大分 | N18(特別栽培の慣行レベル) | — | 大分1 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 15-8-15(堆肥3,000kg/10a) | 基肥:N8・P2O5 8・K2O8/追肥:N7・K2O7。基肥は定植20日前までに施用 | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 20-10-20(堆肥3,000kg/10a) | 基肥:N10・P2O5 10・K2O10/追肥:N10・K2O10。基肥は定植20日前までに施用 | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 10-6-10(堆肥2,000kg/10a) | 基肥:N6・P2O5 6・K2O6/追肥:N4・K2O4。基肥は定植20日前までに施用 | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 20-10-20(堆肥3,000kg/10a) | 基肥:N10・P2O5 10・K2O10/追肥:N10・K2O10。基肥は定植20日前までに施用 | 鹿児島1 p.59 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 20-20-20(試験の値) | 基肥のみ(試験の値)。親づる2本仕立ては基肥N15(肥効調節型5割・速効性5割)+追肥N5(試験の値)。牛ふん堆肥2t・苦土石灰100kg/10a併用 | 鹿児島2 |
播種・育苗と定植
| 地域区分 | 都道府県 | 播種・育苗の時期 | 定植の時期 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 関東 | 栃木 | 初夏どり3月上旬/夏どり4月上旬(図から読み取り) | 初夏どり4月中旬/夏どり5月上旬(図から読み取り) | 栃木1 pp.82-83 |
| 関東 | 群馬 | 2月中旬/3月上旬の2系統(図から読み取り) | 4月上旬/4月中旬(図から読み取り) | 群馬1 野菜p.2 |
| 関東 | 千葉 | 1月下旬(図から読み取り) | 3月上旬(図から読み取り) | 千葉1 p.203 |
| 関東 | 神奈川 | 2月中旬(図から読み取り) | 3月下旬(図から読み取り) | 神奈川1 p.10 |
| 北陸 | 石川 | 3月下旬〜4月上旬(図から読み取り)。床土消毒は播種2か月以上前 | 4月中旬〜5月上旬(図から読み取り)。播種後30〜35日(3.5号鉢)。不織布トンネルは4月20〜25日頃から | 石川1 |
| 東海 | 愛知 | 2月下旬(図から読み取り) | 4月上旬(図から読み取り) | 愛知1 Ⅳ-21 |
| 東海 | 三重 | 3月中旬(図から読み取り) | 4月中旬(図から読み取り) | 三重1 p.28 |
| 中国 | 山口 | — | 4月下旬 | 山口1 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | —(図に播種の記号なし) | 4月(図から読み取り) | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 7月(図から読み取り) | 直まき(定植の記号なし) | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 2月下旬 | 4月上旬 | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 3月中旬 | 4月下旬 | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 8月中旬 | —(直まき) | 佐賀1 p.12・p.33 |
追肥・管理と収穫期
| 地域区分 | 都道府県 | 追肥・中耕・土寄せの時期 | 収穫期 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 北海道 | 窒素とカリの分施は着果揃い後。短節間品種は分施を雌花着蕾期〜開花始期に早める | ― | 北海道1 p.105 |
| 東北 | 山形 | 5月末〜6月上旬のトンネル除去後に追肥・中耕して敷きわら。定植後に草姿が劣る場合は追肥 | — | 山形1 |
| 東北 | 福島 | 追肥1回目は開花前〜開花始期(中耕除草時)、2回目は果実肥大始期(卵大頃)、以後は草勢を見て子づる摘心後に畝間へ | — | 福島1 p.(かぼちゃ表) |
| 関東 | 栃木 | 初夏どりはトンネル被覆(図から読み取り) | 初夏どり6月〜7月中旬/夏どり6月下旬〜8月(図から読み取り) | 栃木1 pp.82-83 |
| 関東 | 群馬 | — | 6月上旬〜7月上旬/6月下旬〜7月中旬(図から読み取り) | 群馬1 野菜p.2 |
| 関東 | 千葉 | 追肥・交配・トンネル除去は4月上旬ごろ(図から読み取り) | 6月上旬(図から読み取り) | 千葉1 p.203 |
| 関東 | 神奈川 | 追肥は4月上旬(図から読み取り) | 6月上旬〜8月上旬(図から読み取り) | 神奈川1 p.10 |
| 北陸 | 石川 | 1回目追肥はトンネル除去前(子づる30〜40cm頃)に両側1m幅へ施して浅く中耕。トンネル除去は最低気温10℃以上で安定する5月中旬。敷きわら・整枝(3〜4本)・人工受粉(盆前出荷は遅くとも6月20日頃までに着果) | 7月上旬〜中旬(図から読み取り)。開花後45日(6月上旬開花)を目安に試し切り | 石川1 |
| 東海 | 愛知 | 追肥は草勢を見ながらつるの先端の位置に施用。2回目は果実が6〜10cmに肥大したとき | 6月中旬(図から読み取り) | 愛知1 Ⅳ-21 |
| 東海 | 三重 | 基肥4月上旬、追肥6月中旬・7月中旬ごろ(図から読み取り) | 7月中旬〜8月(図から読み取り) | 三重1 p.28 |
| 中国 | 山口 | 整枝・つる引は5月中旬〜6月下旬、摘果・シート敷きは6月下旬〜7月上旬 | 7月中旬〜8月上旬 | 山口1 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | トンネルは3月〜5月(図から読み取り)。追肥は着果直後 | 7月(図から読み取り・開始) | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 追肥は着果直後 | 10月〜11月(図から読み取り) | 福岡1 p.54 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 追肥は着果期 | 6月中旬〜8月上旬 | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 追肥は着果期 | 7月上旬〜8月上旬 | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 佐賀 | 追肥は着果期 | 11月上旬〜中旬 | 佐賀1 p.12・p.33 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 追肥は草勢をみて1回2〜3kgを2〜3回 | — | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 追肥は草勢をみて1回2〜3kgを2〜3回 | — | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 追肥は草勢をみて1回2〜3kgを2〜3回 | — | 鹿児島1 p.43 |
| 九州・沖縄 | 鹿児島 | 追肥は草勢をみて1回2〜3kgを2〜3回 | — | 鹿児島1 p.59 |
各県の資料にある注意点
- 北海道:緩効性窒素や有機質資材を組み合わせた全量基肥(全面全層)も有効。施用有機物中の化学肥料相当量は減じる。基肥の速効性窒素は2kg/10aを下限とする。苦土は2〜3kg/10a
- 岩手:茎葉は鋤き込み前提。可給態リン酸の目標は20mg(トルオーグ法)。表は「補給型施肥基準」で、従来型の基準ではない
- 山形:追肥は草姿が劣る場合に実施
- 福島:吸肥力が強く多肥だとつるぼけしやすいので、基肥は緩効性肥料・有機質肥料主体。窒素とカリの半量は追肥
- 茨城:かぼちゃの施肥基準・栽培暦は茨城県の資料で見つからず。認証基準表にのみ記載(慣行レベルであり施肥基準ではない)
- 栃木:とくに吸肥力が強く、つるぼけこなりしやすいので施肥は地力に応じて加減する。稲わら牛ふん堆肥2,000kg施用時は基肥を窒素2.0・りん酸5.8・加里9.6kg差し引く。苦土炭カル80kg施用
- 千葉:対象地域は九十九里地域・北総地域。土壌は海成砂質土・火山灰土。追肥は着果後の生育に応じて液肥を1〜2回施用する旨は前の作物ページの注記で、かぼちゃ頁には無し
- 神奈川:春キャベツ(外葉鋤込み)の後作の場合は基肥からNを3kg減肥する
- 石川:「(案)」の段階のマニュアル。着果は1つる1果・10〜15節を目標。日焼け防止は6月下旬以降。梅雨入り前に予防防除(うどんこ病)。転作田は排水対策。農薬は10成分以内
- 福井:堆肥を2t程度施す。基肥には緩効性肥料を主体に施用する
- 長野:作型・時期の記載なし
- 愛知:吸肥力が強いので窒素過多による徒長・つるぼけに注意
- 三重:生育初期の多肥はつるぼけするので注意。前作の肥料残量を考慮して施用する
- 山口:3月上旬に明渠施工と心土破砕、3月中旬に堆肥と土づくり資材を散布。経営モデルの技術体系であり栽培基準ではない
- 福岡:つるぼけを避けるため前作の残効肥料を考慮し基肥の多用を避ける。着果後の肥料切れは収量に大きく影響するため緩効性肥料や追肥で肥効を持続。土壌改良資材は定植3週間前までに施用
- 福岡:抑制栽培はつるぼけしやすいので基肥の窒素はできるだけ控える
- 佐賀:堆肥等の有機物を施用して土づくりに努める。健苗育成で植え痛みを少なくし、朝早く人工交配して確実に着果させ、つるぼけを防ぐ
- 佐賀:同上
- 佐賀:同上(対象地域は白石平坦・上場・天山松浦・佐賀平坦、土壌は砂壌土〜埴土)
- 大分:大分県の慣行基準は化学肥料窒素18kg/10a、5割減で9kg。施肥基準そのものではなく特別栽培の比較基準
- 鹿児島:過湿で根の伸びが悪く湿害が出やすいので、露地は排水に注意。深耕と有機物・土壌改良資材で土づくり。かん水は着果後30日頃までの果実肥大期が中心
- 鹿児島:同上
- 鹿児島:同上
- 鹿児島:同上
- 鹿児島:1本仕立ては初期生育が旺盛で心止まりしやすい。肥効調節型肥料(70日溶出タイプ)で窒素を2割減らしても1果重・総収量は同等との試験結果
県ごとの違いを読み解く
年間の窒素量と目標収量
年間の窒素量(kg/10a)は、北海道8、岩手14、福島15〜17、福井16、愛知16、三重16、石川16.6〜18.7、千葉17、栃木18、群馬18、神奈川18、山形18.1です。佐賀はトンネルと普通で19、抑制で12です。福岡は早熟8、抑制4で、鹿児島は早熟15、普通・施設20、抑制10です。ただし目標収量は北海道2,000、岩手2,000、福島3,000〜3,500、栃木3,500、山形3,800、佐賀1,300、福岡の抑制1,000と大きく違います。窒素量は収量の前提とあわせて読む必要があります。
リン酸とカリの幅も大きく、リン酸は愛知・三重の11、千葉の30、神奈川の27と開きがあります。福岡の抑制は4-4-4と、集めた資料の中で最も低い基準です。
基肥と追肥の配分
多くの県は基肥を主にして追肥を足す体系です。基肥と追肥の窒素は、岩手が10と4、福井が11と5、栃木が13と5、千葉が15と2、佐賀が13と6です。神奈川は基肥8に対して追肥10と、追肥のほうが多い体系です。群馬は追肥を2回に分け、窒素3ずつを施します。石川は基肥に加えて追肥を3回に分けています。
栃木・愛知・福島の資料は吸肥力が強いと書き、栃木・愛知・三重・福島・福岡・佐賀の資料は多肥によるつるぼけに触れています。福岡は、基肥の窒素を早熟で67%、抑制で56%に抑えています。着果後の肥料切れを防ぐため、追肥は着果直後に施します。
追肥の時期
追肥の時期は、生育の段階で決める県が多くあります。福岡と佐賀は着果直後から着果期です。福島は開花前〜開花始期と果実肥大始期の2回、愛知は5月上旬と、果実が6〜10cmになる5月下旬です。石川はトンネル除去前、着果が6割ほどになった頃の玉肥、1番果の収穫後の3回です。山形はトンネルを外す5月末〜6月上旬に追肥と中耕をします。千葉と神奈川は4月上旬です(図から読み取り)。
作型と収穫期
トンネル早熟は、千葉が1月下旬に播種して3月上旬に定植し、6月上旬から収穫します(図から読み取り)。愛知は2月下旬に播種して4月上旬に定植し、6月中旬に収穫します。石川は3月下旬〜4月上旬に播種して4月中旬〜下旬に定植し、7月上旬〜中旬に収穫します。
普通・露地の収穫は、佐賀が7月上旬〜8月上旬、山口が7月中旬〜8月上旬、三重が7月中旬〜8月です。抑制栽培は、福岡が7月に播種して10〜11月に、佐賀が8月中旬に播種して11月上旬〜中旬に収穫します。同じトンネルでも、千葉の定植は3月上旬、神奈川は3月下旬、愛知と佐賀は4月上旬と、県によって早熟の定義が違います。
資料の範囲に偏りがある県
北海道の資料は施肥量だけで、播種・定植・収穫の時期は載せていません。長野は品目別の基準施肥量(窒素10〜15、リン酸6〜7、カリ7〜9)だけで、作型と時期の記載がありませんでした。茨城は特別栽培の認証基準にある慣行レベル(トンネル窒素15.0、半促成19.2)だけで、大分は窒素18の慣行レベルだけです。山口は経営モデルの技術体系で、収量1,800kgは経営収支の数量です。鹿児島の親づる1本仕立ての試験では、肥効調節型肥料を使うと窒素を2割減らしても1果重と総収量が同等でした(試験の値)。
資料が見つからなかった都道府県
青森・宮城・秋田・埼玉・東京・新潟・富山・山梨・岐阜・静岡・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・鳥取・島根・岡山・広島・徳島・香川・愛媛・高知・長崎・熊本・宮崎・沖縄の28都府県は、かぼちゃの施肥基準や栽培暦を確認できませんでした(2026年11月時点)。県の施肥基準にかぼちゃの項目がない場合のほか、リンク切れや画像だけのPDFで読めなかった場合、時間の都合で調べきれなかった場合を含みます。東京・山梨・岐阜・京都・大阪・熊本・宮崎・沖縄は、探しきれていない可能性があります。
関連記事
- ほうれんそうの栽培暦・年間作業表【全国まとめ】
- なす(茄子)の栽培暦・年間作業表【全国まとめ】
- きゅうりの栽培暦・年間作業表【全国まとめ】
- トマトの栽培暦・年間作業表【全国まとめ】
- 栽培暦の作り方と読み方:この作業表を自分のほ場に合わせて直すときの手順
出典一覧
表の「根拠」「出典」の略称と資料の対応です。
- 北海道1:北海道「北海道施肥ガイド2020 Ⅳ園芸作物(1-6 かぼちゃ)」、2020年
- 岩手1:岩手県「岩手県農作物施肥管理指針 03-2 土壌改良目標値・作物別施肥基準(補給型施肥基準)」、改定後年
- 山形1:山形県「施肥基準(野菜・飼料作物)7 野菜①」、2007年
- 福島1:福島県「作物別施肥基準 1〜4(カボチャ)」
- 茨城1:茨城県「特別栽培農産物認証基準(令和8年3月版)」、2026年
- 栃木1:栃木県「農作物施肥基準 第5章 果菜類((4)野菜類ア)」、2017年
- 群馬1:群馬県「群馬県作物別施肥基準・土壌診断基準 野菜」、2004(2022年掲載)年
- 千葉1:千葉県「主要農作物等施肥基準(野菜:トマト〜いちご)」、2019年
- 神奈川1:神奈川県「神奈川県作物別施肥基準(令和4年版 全体版)」、2022年
- 石川1:石川県「トンネル早熟かぼちゃ栽培マニュアル(グリーンな栽培体系転換サポート事業・案)」、2022(防除指針は令和4年12月28日現在)年
- 福井1:福井県「施肥の手引き 5 野菜の土づくりと施肥対策(MAFFポータル掲載)」、2014年
- 長野1:長野県「長野県施肥基準」、2018年
- 愛知1:愛知県「農作物の施肥基準(野菜)」、2026(改訂版)年
- 三重1:三重県「適正施肥の手引き 作物別施肥基準」、2015年
- 山口1:山口県「農業経営モデル(かぼちゃ 露地・こふき・中山間)」
- 福岡1:福岡県 農林水産部 経営技術支援課「福岡県野菜施肥基準」、2025年
- 佐賀1:佐賀県「施肥・雑草防除のてびき 野菜の施肥 R8」、2026年
- 大分1:大分県「大分県における化学肥料及び化学合成農薬の慣行基準」、2025年
- 鹿児島1:鹿児島県「鹿児島県土壌管理指針(七訂版)(3)野菜」、2020年
- 鹿児島2:鹿児島県農業開発総合センター園芸作物部野菜研究室「カボチャのペーパーポット苗親づる1本仕立て栽培に対応した施肥法」、2020年