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農業統計

  • 6月 29, 2026

菌根菌でリン酸肥料は3割減らせるか 農研機構データで読む節肥効果

リン酸肥料は原料を輸入に頼り、価格変動の影響を受けやすい資材です。その施肥量を約3割削減しても収量を維持できるという公的試験データが、農研機構の普及成果情報として示されています。鍵を握るのは、植物の根に共生してリンや水分の吸収を助ける土壌微生物「アーバスキュラー菌根菌(AM菌)」です。本記事は、市販資材の商品名ではなく、その科学的な作用機序と公的試験データの読み解きに絞って解説します。 農研機構デ […]

  • 6月 29, 2026

スマート農業ロボット普及データ|実証217地区とロボトラ協調で作業時間32%短縮

農林水産省と農研機構が進めるスマート農業実証プロジェクトは、令和元〜5年度の累計で全国217地区に広がりました。なかでも注目されるのが、ロボットトラクタ2台を協調して走らせる作業方式です。実証では耕起・代かきの作業時間が平均32%短縮され、慣行作業を100としたとき協調作業は68まで圧縮されています。労働力不足が深刻化するなかで、この数字は「人を増やさずに作業面積を広げる」現実的な手段が見えてきた […]

  • 6月 29, 2026

農業用ドローン普及データ|散布面積100万ha突破・登録農薬1309剤

農業用ドローンによる農薬散布が、ついに全国で年間約100万haの規模に達しました。農林水産省の「農業分野におけるドローンの活用状況」(令和6年12月)によれば、散布用ドローンによる散布面積は令和5年度に1,097千haへ拡大しています。これは令和元年度のわずか0.7千haから、数年で1,500倍超に増えた計算です。担い手不足が深刻化するなか、ドローンが「特別な機械」から「現場の標準的な選択肢」へと […]

  • 6月 29, 2026

品目別の食料自給率ランキング 米97%から大豆7%まで最大14倍の差

「日本の食料自給率は38%」という総合カロリーベースの数字はよく知られていますが、これはあくまで国全体を一本に束ねた平均値です。実際に何をどれだけ国内で賄えているかは、品目によって大きく異なります。農林水産省「食料需給表」令和6年度概算値の品目別自給率(重量ベース)を見ると、最も高い米の97%から最も低い大豆の7%まで、その差は最大で約14倍に開いています。自分が扱う作目が自給構造のどこに位置する […]

  • 6月 29, 2026

米どころランキング2024 収穫量・作付面積で見る日本一はどこか

日本の主食である米は、どの地域でどれだけ生産されているのでしょうか。農林水産省の「作物統計調査(作況調査)」令和6年産によると、全国の水稲作付面積は135.9万ヘクタール、収穫量は734.5万トンに達します。この国産米がどの都道府県に集中しているのかを知ることは、産地間競争や仕入れ・販売戦略を考えるうえで欠かせない基礎データです。 本記事では令和6年産の確定値をもとに、収穫量と作付面積の上位3道県 […]

  • 6月 29, 2026

食料供給困難事態対策法とは 特定食料・備蓄量を整理

2025年4月、日本で食料供給困難事態対策法が施行され、同月には法律に基づく基本方針が閣議決定されました。米・小麦・大豆といった国民生活に欠かせない品目を「特定食料」と位置づけ、不足が深刻化する局面に政府が段階的に対応する枠組みが整ったことになります。中規模以上の農家や農業法人にとっては、自社が手がける作物が国の食料安全保障のどの位置にあるのかを把握する手がかりになります。 本記事では、この新しい […]

  • 6月 29, 2026

飼料自給率26%の現実|畜産物が輸入に頼る本当の理由を読み解く

農林水産省「飼料をめぐる情勢」によると、令和6年度(概算)の純国内産飼料自給率は26%で、前年度比1ポイントの低下となりました。食料自給率の議論は米や野菜に注目が集まりがちですが、畜産物を支える飼料こそ最も輸入依存が深い領域です。牛肉・豚肉・鶏卵・牛乳が国内で生産されていても、その「飼料」の大半は海を渡ってきている——この構造を数字で押さえることが、これからの畜産経営のリスク管理に直結します。 飼 […]

  • 6月 29, 2026

データで見る日本の食料輸入|小麦・大豆・とうもろこし・牛肉の輸入相手国シェア

日本の食卓と畜産・加工の現場は、主要な穀物や食肉の多くを輸入に頼っています。とくに小麦・大豆・とうもろこし・牛肉は、輸入額が大きいだけでなく、相手国がごく少数の国に集中している点が特徴です。どこからどれだけ輸入しているかを知ることは、為替や相手国の天候・政策が日本の調達コストにどう波及するかを読むうえで欠かせません。 この記事では、財務省「貿易統計」および農林水産省「農林水産物輸出入概況2024」 […]

  • 6月 29, 2026

都道府県別 農業産出額ランキング2024 上位5道県と北海道一強の実態

農業産出額は、地域の農業がどれだけの規模で「稼ぐ力」を持っているかを示す最も基本的な指標です。農林水産省「生産農業所得統計」令和6年確報(2026年3月公表)によれば、令和6年の全国の農業産出額は107,801億円に達しました。注目すべきは、上位5道県だけで全国の約3割超を占めるという地域偏在の大きさです。自社の生産地がこの構造の中でどこに位置するのかを知ることは、産地間競争や販路設計を考える出発 […]

  • 4月 24, 2026

日本の営農型太陽光発電の統計|累計6,137件・1,362ha、R5年度は791件で伸び緩やか化

営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)は、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備を設置し、農業と発電を両立する仕組みです。平成25年3月の農水省通知以降、全国で累計 6,137件・下部農地1,362ha まで拡大しました(令和5年度末時点)。 本記事は、農林水産省が令和7年12月に公表した「営農型太陽光発電設備設置状況等について(令和5年度末現在)」を一次ソースに、最新の統計を整理したもので […]