CATEGORY

アグリテック

農業分野のテクノロジー企業・スタートアップの総合情報。AI育種、精密発酵、IoTプラットフォーム、太陽光発電など、農業を変革するデジタル・バイオテック技術の事業化事例。

  • 5月 27, 2026

SEADLING:ボルネオ発の海藻バイオテックが種苗供給と発酵で小規模農家の海藻を機能性素材に変える

東南アジアの小規模農家が支える「海藻」を、機能性素材の世界市場へ。ボルネオ島から生まれたバイオテック企業SEADLING(シードリング)は、高品質な海藻種苗の供給と独自の発酵技術を組み合わせ、これまで低収益にあえいでいた海藻養殖を「高付加価値作物」へと変えようとしています。創業者サイモン・デイビス(Simon Davis)氏が描くのは、農家の収入を底上げしながら、ペットフードや人間の栄養市場に通用 […]

  • 5月 22, 2026

Heritable Agriculture:Google Xスピンアウトが育種を10年→4年に短縮|AIデジタルツイン×ゲノミクスで作物を設計

新しい作物品種を1つ生み出すには、従来10年以上の歳月と、ときに1億ドル規模の投資が必要だと言われてきました。米Google(現Alphabet)の「ムーンショット工場」X発のスタートアップ Heritable Agriculture(ヘリタブル・アグリカルチャー) は、AIと作物のデジタルツインを組み合わせることで、この期間を「4年」にまで短縮しようとしています。しかも同社は遺伝子組み換えやゲノ […]

  • 5月 21, 2026

野生植物のゲノムから収量遺伝子を発掘|英Wild Biosciencが$60M調達、Photoplasma™で精密育種

野生植物のゲノムから収量遺伝子を発掘する英国スタートアップ 気候変動と人口増加が進むなか、主要穀物の収量を持続的に伸ばす手段は限られてきました。従来の交配育種は時間がかかり、ゲノム編集も「どの遺伝子をどう編集するか」というターゲット探索が最大のボトルネックとなっています。そこで注目を集めているのが、英国オックスフォードのスタートアップWild Bioscience(ワイルド・バイオサイエンス)です […]

  • 5月 20, 2026

精密発酵で動物性カゼインを再発明する仏Standing Ovation|Bel・Danoneも出資、シリーズB $34M調達

Standing Ovationとは — 精密発酵で動物性カゼインを再発明するフランス発スタートアップ Standing Ovation(スタンディング・オベーション)は、パリを拠点に精密発酵(precision fermentation)で乳タンパク質のカゼインを生産するフードテック企業です。2020年に共同創業者の Romain Chayot 氏らによって設立され、2024年5月からは香料・原 […]

  • 5月 19, 2026

AIで雑草だけを狙い撃ち|Verdant Robotics「SharpShooter」が米ニンジン市場の40%を獲った理由

会社基本情報 社名: Verdant Robotics, Inc. 本社所在地: 米国カリフォルニア州ヘイワード 設立年: 2018年 共同創業者・CEO: Gabe Sibley(ゲイブ・シブリー)氏 共同創業者: Curtis Garner(カーティス・ガーナー)氏 累計調達額: 約5,800万ドル(2022年に4,660万ドルのシリーズAをクローズ) 主要投資家: DCVC、Autotech […]

  • 5月 18, 2026

ハチに頼らない自律受粉。Polybeeが切り拓く施設園芸のRaaS|$4.3M調達、英・豪・米の温室で商用稼働

会社基本情報 社名:Polybee Pte Ltd. 本拠地:シンガポール(英国にも事業拠点) 設立:2019年(シンガポール国立大学からのスピンオフ) CEO・創業者:Siddharth Jadhav(シッダールト・ジャダブ)氏 資金調達:2026年2月にシードラウンドで430万米ドルを調達。Paspalis Capitalとelev8 VCがリードインベスターを務め、SEEDS Capital […]

  • 4月 24, 2026

営農型太陽光発電の始め方・採算・事業者ガイド — 1MW実例3億円/年4,700万円、6,137件の運用データから学ぶ

営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)は、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光パネルを設置し、農業と発電を同じ土地で両立させる仕組みです。平成25年3月の農水省通知以降、令和5年度末で 累計6,137件・下部農地1,362haに拡大しました。 本記事は、これから営農型太陽光発電の導入を検討している農業者・農業法人・地主・新規参入事業者向けに、始め方の実務ステップ、採算モデル(1MW実例)、主要事業 […]

  • 4月 24, 2026

【図解解説】営農型太陽光発電、10年で6,137件の現在地 — R5年度末データから見える3つの課題

農林水産省は令和7年12月、「営農型太陽光発電設備設置状況等について(令和5年度末現在)」を公表しました。本記事はその要点を図解で解説し、資料作成にそのまま使える形で整理します。掲載しているチャートはすべて CC BY 4.0 で自由に転載可能です。 この資料は何か 所管: 農林水産省 農村振興局 公表: 令和7年12月(データ時点: 令和5年度末 = 2024年3月末) 範囲: 営農型太陽光発電 […]

  • 4月 24, 2026

日本の営農型太陽光発電の統計|累計6,137件・1,362ha、R5年度は791件で伸び緩やか化

営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)は、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備を設置し、農業と発電を両立する仕組みです。平成25年3月の農水省通知以降、全国で累計 6,137件・下部農地1,362ha まで拡大しました(令和5年度末時点)。 本記事は、農林水産省が令和7年12月に公表した「営農型太陽光発電設備設置状況等について(令和5年度末現在)」を一次ソースに、最新の統計を整理したもので […]

  • 4月 17, 2026

3Farmate(スリーファーメイト):ガーナ発AIロボット「FAMA」が農業の播種・除草・施肥を完全自動化

会社基本情報 3Farmate(スリーファーメイト)は、2021年にガーナの首都アクラで創業したアグリテックスタートアップです。クワメ・エンクルマ科学技術大学のコンピュータ工学科を卒業したClinton AnaniとElijah Ocupualorの2人が、大学の寮での共同プロジェクトとして立ち上げました。 社名: 3Farmate(スリーファーメイト) 所在地: アクラ、ガーナ 設立: 2021 […]