大麻のeコマースマーケットプレイスを提供するDutchie社について解説

事業概要

Dutchie社は、大麻のeコマースマーケットプレイスを提供する企業です。世界中のトップディスペンサーと提携し、ソフトウェアツールと、ピックアップまたはデリバリーサービスを提供しています。2017年にアメリカのオレゴン州を拠点に設立され、社員数は251〜500人と推定されます。

ビジネスモデル

Dutchieは、消費者がお気に入りのディスペンサリーから大麻製品を購入し、ピックアップや配送を可能にします。トップクラスの薬局と提携している同社は、店舗に対してオンライン販売に役立つツールを提供しています。

テクノロジー

Dutchie社は世界中のトップディスペンサーと提携し、ソフトウェアツールと、ピックアップまたは配送のための大麻マーケットプレイスを提供しています。

消費者が安全かつ簡単に大麻を利用できるようにし、大麻が世界にもたらすポジティブな社会的変化をサポートすることに重点を置いています。同社は、製品とデザインに重点を置いた企業で、米国とカナダの大麻販売店や買い物客にサービスを提供しています。

大麻の購入者が大麻について学び、何が自分に合っているのか、最寄りの薬局で何が購入できるのかを知ることができ、十分な情報を得た上で購入の意思決定ができるようなツールの提供に重点を置いています。

今後の計画

Dutchie社は、2021年3月にシリーズCで2億ドルを調達しました。新たな資本は、新規採用、新市場への拡大、製品開発に投入される予定です。

また、資金調達に加えて、大麻小売プラットフォーム「Greenbits」と、大麻ソフトウェアプロバイダー「LeafLogix」の買収を発表しました。両社は、Dutchie社にPOSの専門知識とソフトウェアをもたらし、オールインワンのテクノロジープラットフォームの開発を継続できるようにします。

コメント

2020年11月以降、アメリカでは新たに6つの州で大麻の合法化法案が可決され、健康やウェルネスの向上、、安全な収入源による地域コミュニティの活性化など、社会的なメリットを知ったアメリカ人の多くが合法化を支持するようになりました。

今後アメリカ国外でも大麻が合法化されれば、Dutchie社のプラットフォームはより多くのユーザー獲得が期待されます。

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