• 5月 20, 2026

塩害・pH不良対策バイオスティミュラント完全ガイド|塩類集積と酸性アルカリ土壌で収量を守る5カテゴリの処方設計

塩害と pH 不良は、日本国内でも見えにくいかたちで広がっている土壌ストレスです。施設栽培の長年使用ハウスでは化学肥料の塩基が累積して EC が上昇し、海岸沿いや干拓地では潮風と塩水侵入で塩類集積が進みます。一方で、化学肥料の長期使用で酸性化した茶園・果樹園や、石灰質母材のアルカリ土壌では、pH のズレが微量要素の可給性を奪い、収量を年々削っていきます。 FAO は世界の灌漑農地の約 20% が塩 […]

  • 5月 20, 2026

精密発酵で動物性カゼインを再発明する仏Standing Ovation|Bel・Danoneも出資、シリーズB $34M調達

Standing Ovationとは — 精密発酵で動物性カゼインを再発明するフランス発スタートアップ Standing Ovation(スタンディング・オベーション)は、パリを拠点に精密発酵(precision fermentation)で乳タンパク質のカゼインを生産するフードテック企業です。2020年に共同創業者の Romain Chayot 氏らによって設立され、2024年5月からは香料・原 […]

  • 5月 19, 2026

AIで雑草だけを狙い撃ち|Verdant Robotics「SharpShooter」が米ニンジン市場の40%を獲った理由

会社基本情報 社名: Verdant Robotics, Inc. 本社所在地: 米国カリフォルニア州ヘイワード 設立年: 2018年 共同創業者・CEO: Gabe Sibley(ゲイブ・シブリー)氏 共同創業者: Curtis Garner(カーティス・ガーナー)氏 累計調達額: 約5,800万ドル(2022年に4,660万ドルのシリーズAをクローズ) 主要投資家: DCVC、Autotech […]

  • 5月 18, 2026

乾燥ストレス対策バイオスティミュラント完全ガイド|干ばつ下の収量を守る5カテゴリの作用機序と処方設計

日本でも近年は梅雨明け以降の高温少雨や、突発的な乾燥イベントによる収量減のリスクが目立つようになりました。世界の圃場試験を集めた最新メタアナリシスでは、中度水ストレス下で施用試験の72%、重度水ストレス下では79%でバイオスティミュラント施用が収量を10%以上改善したと報告されています(Mullany 2024, SSRN)。一方で、製品カテゴリやストレス強度によって効果は大きくばらつくため、「ど […]

  • 5月 18, 2026

ハチに頼らない自律受粉。Polybeeが切り拓く施設園芸のRaaS|$4.3M調達、英・豪・米の温室で商用稼働

会社基本情報 社名:Polybee Pte Ltd. 本拠地:シンガポール(英国にも事業拠点) 設立:2019年(シンガポール国立大学からのスピンオフ) CEO・創業者:Siddharth Jadhav(シッダールト・ジャダブ)氏 資金調達:2026年2月にシードラウンドで430万米ドルを調達。Paspalis Capitalとelev8 VCがリードインベスターを務め、SEEDS Capital […]

  • 5月 15, 2026

ハウスの換気装置とは?目的・効果・主要メーカー6社・DIY自作方法も解説

ハウスの換気装置とは ハウス(園芸施設)の換気装置とは、ハウス内の温度・湿度・ガス濃度を適正範囲に保つために空気を入れ替える機器・設備の総称です。具体的には、ハウス側面や妻面に取り付ける換気扇、内部で空気を撹拌する循環扇(HAFファン)、屋根頂部の天窓開閉装置、側面のサイドカーテン(巻き上げ)開閉装置などが含まれます。これらは単独で使うこともあれば、天窓+循環扇のように組み合わせて使うこともありま […]

  • 5月 15, 2026

ハウスの自動灌水装置・灌水システムとは?方式・効果・主要メーカー7社を比較

ハウスの自動灌水装置・灌水システムとは ハウスの自動灌水装置とは、施設園芸において作物への水や養液の供給をタイマーやセンサー、制御コンピューターによって自動化する仕組みのことです。手動の散水ホースやかん水栓と比べて、必要なタイミングで必要な量だけを過不足なく供給できるため、節水・省力化・収量アップに直結します。 自動灌水システムは大きく次の三つに整理できます。 点滴灌漑(ドリップイリゲーション): […]

  • 5月 15, 2026

自動カーテン装置・カーテン開閉装置とは?省エネ効果・遮光遮熱の仕組み・主要メーカー6社を解説

自動カーテン装置とは 自動カーテン装置(カーテン開閉装置)は、ハウス内に張ったスクリーン状の被覆資材をモーターやワイヤー、ラックピニオン等で水平または傾斜方向に開閉する装置です。日射量や室温、時刻に応じてカーテンを自動で動かし、ハウス内の遮光・遮熱・保温・遮蔽(暗黒処理)を制御します。 施設園芸の生産性は、光環境と温度環境の最適化に大きく左右されます。自動カーテン装置を導入すると、日射が強すぎる時 […]

  • 5月 15, 2026

炭酸ガス発生機(CO2発生装置)とは?仕組み・効果・主要メーカー6社の特徴を比較

炭酸ガス発生機(CO2施用機)とは 炭酸ガス発生機(CO2発生機、CO2施用機)は、施設園芸のハウス内に二酸化炭素を補給して光合成を促進し、収量と品質を高めるための設備です。トマト、イチゴ、キュウリ、パプリカといった施設栽培の主要作物で広く利用されており、オランダの大規模温室では標準装備となっています。 大気中のCO2濃度は約420ppm前後ですが、密閉されたハウス内では作物の光合成によって日中に […]

  • 5月 15, 2026

露地野菜向けバイオスティミュラント完全ガイド|雨と乾燥に耐える海藻・腐植酸・PGPR・トリコ・AMFの処方設計

露地栽培は施設や水耕と異なり、雨・温度変動・大面積散布・連作障害という4つの宿命を抱えています。「雨で葉面散布が流亡する」「土壌が劣化して同じ畑では同じ作物が取れない」「コストの面でグラム単位の高級資材は使えない」――こうした制約のなかで収量と品質を底上げするには、露地特有のオペレーションに合わせた処方が必要です。 本ガイドでは、露地野菜の3大課題(天候依存・大面積散布・連作障害)を整理し、海藻抽 […]