環境制御システム「ポケットファーム」藤井農園の導入事例

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10a〜30aのハウス向け環境制御システムである「ポケットファーム」。当サイトがポケットファームを運営する細野ファームより依頼を受け、2021年1月から導入を開始したという藤井農園に導入の前の課題から、導入後の話までを取材させてもらいました。

藤井農園の基本情報

  • 営農形態:ミニトマト・大玉トマト
  • 営農規模(人数):ハウス15a、フルタイム1人、パート6人
  • 導入時期:1月から
  • 場所:岐阜県

手動で環境を制御することに限界を感じて

藤井農園の代表の藤井さん

ポケットファーム導入前で感じていた課題をおしえてください

ハウス栽培を続けていく上で環境制御を本格的にやらないといけないと感じるようになりました。以前は、特に考えずに病害虫の発生させてしまったり原因になる温度や湿度などの環境が多発していました。作物のベストな環境に合うような環境制御を自力ではうまくコントロールできなかったので、機械を導入して環境制御ができればいいかなと思っていました。

環境をシビアに見ていくと、例えば湿度を下げるためこまめに機械操作をしなくてはいけない時期もあります。作物の管理作業を行いながら機械操作すると、ハウスの中をいったりきたりしないといけなくなり、それがしんどくなっていました。環境制御という形で一括で管理できるようになると便利だと思っていました。

ハウス内は靴の履き替えを義務つけるなどとても清潔なのが印象的でした
ハウス内は靴の履き替えを義務つけるなどとても清潔なのが印象的でした

早朝や遅い時間はパートさんもいないので、私がその場所にいないといけないというが今は可能ですが、将来的なことを考えるとずっとは難しいというのも感じていました。

そんな時たまたま以前から知り合いだった(ポケットファーム開発者の)細野さんが環境制御システムをやってるということだったので話を聞きました。

他の企業の作っている環境制御システムとも比較したとのことですが、どうしてポケットファームを選んだのでしょうか?

やっぱスマホで操作ができるという点がすごく大きいと思いました。あと他は機械がAIとかでやってくれたりするんですけど、そのぶん価格も高かったりして、そういうのは上手く使える自信がなかったこともあります。ポケットファームは比較的低価格なのかなと私は感じました。

スマホからハウスの環境を確認する様子。ネットに繋がっていればどこからでも機器を操作できる
スマホからハウスの環境を確認する様子。ネットに繋がっていればどこからでも機器を操作できる

あと朝方のカーテンのこだわりとかがあって、ポケットファームが私には一番合っているのかなと感じました。朝5%開ける、12%開けるとか、そういう細かな設定が出来るので、私には魅力的に感じ、導入するきっかけになりました。他社のシステムは10%とか20%とか大雑把な設定しかできなかったりして、私はカーテン開閉2%のこだわりが実現できたことは良かったです。

導入してみてどう変わりましたか?

いまポケットファームで制御しているのは天窓とカーテンと暖房機とCO2です。

左下のボックスが本体。カーテンなど機器類は従来あるものをそのまま使用できた
左下のボックスが本体。カーテンなどの機器類は従来あるものをそのまま使用できた

朝は家にいながらカーテンの操作や暖房機の操作などをしています。朝の時間が以前より自由な時間ができました。今までだと朝6時に出勤していたけれど、今は8時出勤とか、その時間は大きいなと思っています

あとは出先でどうしてもハウス戻れない時は、その都度出先で操作をしたりできるので便利です。心配症なのでハウスの環境が何度かなと確認をよくします。出先でもちょっと車を止めて温度を確認してカーテンを閉めたりすることもあります。

導入してみていかがでしたか?

導入検討の時は導入価格や現場にネット環境を作らなくてはいけないという悩みがありましたが、導入してみてハウスにいなくてはいけないという縛りがなくなり、とても楽になりました。仕事の買い出しに行ったり、お客さんと話している時に機械が設定通りに勝手にオートでやってくれるのでその分で私のストレスというか、やらなきゃいけないっていう心持ちが楽になりました。

低価格で環境制御を導入した人にはとてもおすすめです。

ありがとうございました

環境制御システム「ポケットファーム」の詳しい情報はこちらで紹介しています。