ノルウェーの巨大垂直農業施設見学|1日1.5 Rackの収穫体制と自動化の取り組み

動画出典: Visiting a Giant Vertical Farm in Norway(Urban Farmer)

今回は、ノルウェーで建設された巨大な垂直農業施設を訪問した動画の紹介です

要約: ノルウェーの垂直農業施設を訪問し、種苗から収穫・包装までのプロセスを確認。自動化導入の現状と収穫スケジュール、環境管理の工夫について紹介します。

しらい
しらい

今回の動画は、ノルウェーの垂直農業施設を訪問し、その運営プロセスをリアルに紹介しています。マリウス氏が主導するこの施設では、水耕栽培によるレタスの生産が行われており、自動化や監視システムが導入されています。

よしだ
よしだ

なるほど、水耕栽培の実際の流れを実際に見られる内容ですね。特に印象的だったのは、種子から収穫までの工程がどれほど細かく管理されているか、ということです。

しらい
しらい

そうなんです。特に、酸性水で岩石クッションを前処理する工程が興味深いです。これはpH調整によって栽培環境を整えるための工夫ですね。研究では、pHの影響が成長に大きく関係することも指摘されています。

よしだ
よしだ

そうですね、環境調整が重要なポイントですよね。それと、どの工程も手作業が入るようですが、これって労働力の問題は大きいですよね?

しらい
しらい

それはそうですね。データで言うと、従来の農業と比べると、初期投資は非常に高いですが、人件費は一時的に抑えられる可能性もあります。ただ、運用段階では手作業が必要な箇所も多く、労働力の確保が課題になるケースもあります。

よしだ
よしだ

なるほど。それと、収穫後の包装工程も、手作業で行われているようですね。これは労務コストも気になるところです。

しらい
しらい

はい、確かに手作業で処理する部分はコストの要因になります。ただ、自動化の導入が進んでいる施設もあります。例えば、包装機械や重量測定装置など、一部の工程では機械化が進められています。

よしだ
よしだ

あ、そうなんですね。それと、この施設の規模感ですが、22段のラックがあり、1日1〜1.5段分の収穫がある、と。年間の生産量を推定するには、どのくらいの規模になるんでしょうか?

しらい
しらい

データとしては、1段あたりの生産量が一定であれば、年間の総生産量も計算可能です。この施設の構造上、一定の面積で複数の段階の育成が可能であるため、規模感の見通しは立っています。

よしだ
よしだ

それと、補助金の導入が前提になっているケースもあるそうですが、政策変更の影響は大きいですよね。

しらい
しらい

そうです。補助金の導入が前提の事業も多く、政策の変化に大きく左右される部分があります。特に、欧米の政策は日本と異なる背景をもっており、そのままの適用は難しい部分もあります。

よしだ
よしだ

そうですね。それと、この技術は日本の都市部でも導入が進むかというと、地域の条件や規制によって変わってきそうですね。

しらい
しらい

それはまさにその通りです。地域の気候や水資源、規制などによって技術の適用範囲は異なります。業界では賛否あるところですが、技術の選択肢として位置づけるのは難しいではありません。

よしだ
よしだ

では、今回はこの辺で。この動画は、垂直農業の実態を知るにはとても良い材料ですね。

ノルウェーの垂直農業施設の概要

この動画では、ノルウェーに位置する巨大な垂直農業施設を訪問し、その生産プロセスを詳しく紹介しています。施設では、種苗の発芽から収穫・包装まで、すべての工程が管理された環境で行われています。施設は約22のラックを有し、1日あたり最低1.5ラックの収穫体制を維持しています。この施設は、生産性と品質の両面で高い水準を維持するための仕組みを備えています。

種苗から育成までの工程と自動化の取り組み

種苗の発芽工程では、酸性の水に浸してpH調整を行う「酸浴(acid bath)」が行われます。その後、手作業で種を穴に挿入し、育成用の水槽に移します。この段階では、手動での操作が中心ですが、今後は種苗の処理を自動化する機械の導入が予定されています。また、育成ラックの配置により、光の差や温度の違いによって成長が異なるため、個別に管理する必要があります。

収穫・包装のプロセスと効率化の取り組み

収穫は手作業で行われ、収穫後は包装室へ移されます。現在は4人のチームで作業が行われており、今後は新しい機械を導入し、2人の作業員で150gの包装を自動で行う予定です。この機械は、重さを検知し、適切な量でなければ自動で戻す仕組みとなっています。また、包装にはプラスチックの再利用可能なボックスと、紙製のボックスの2種類が使用されており、環境への配慮がなされています。

環境管理と病害虫対策

病害虫の管理には、化学的な農薬は使用せず、有機的な方法が採用されています。例えば、定期的に石鹸と水による洗浄を行い、病気の予防に努めています。また、毎日6個のサラダをサンプリングし、成長状況をモニタリングしています。このように、環境と品質の両面で管理が行われており、安定した生産体制が整っています。

よくある質問(FAQ)

Q. ノルウェーの垂直農業施設の1日あたりの収穫量はどのくらいですか?

1日あたり最低1.5ラックの収穫体制を維持しています。施設は合計22ラックを有し、それぞれのラックで異なる育成段階が進行しています。

Q. 施設での種苗発芽工程にはどのような工程がありますか?

種苗発芽工程では、酸性の水に浸してpH調整を行う「酸浴(acid bath)」を経て、手作業で種を穴に挿入し、育成水槽に移します。この段階では手動操作が中心ですが、今後は自動化が進む予定です。

Q. 収穫後の包装にはどのようなボックスが使われていますか?

現在はプラスチックの再利用可能なボックスと、紙製のボックスの2種類が使用されています。紙製ボックスは環境への配慮を目的としており、今後はプラスチックボックスの使用を推奨しています。

Q. 病害虫対策にはどのような方法が採用されていますか?

化学的な農薬は使用せず、石鹸と水による洗浄を定期的に行っています。また、毎日サンプリングを行い、成長状況をモニタリングすることで、病害虫の発生を早期に察知し、対策を講じています。

Q. 施設での自動化導入はどの段階まで進んでいますか?

現在は包装工程に新しい機械が導入予定で、2人の作業員で150gの包装を自動で行う予定です。今後、種苗処理の自動化も検討中で、2025年第1四半期までに導入が完了予定です。