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バイオスティミュラント

  • 4月 29, 2026

キトサン・珪酸バイオスティミュラント完全ガイド|誘導抵抗性と細胞壁強化で病害・ストレスに強い作物を育てる

バイオスティミュラント完全ガイドシリーズの第6弾。今回は「キトサン」と「珪酸(シリコン)」という2つの非微生物バイオスティミュラントを取り上げます。どちらもEU 2019/1009規則で正式に非微生物バイオスティミュラントとして認められており、海藻抽出物・腐植酸・アミノ酸と並ぶ主要カテゴリです。共通点は「直接の養分供給ではなく、植物自身の防御機構と物理的強度を高める」こと。エリシター(誘導抵抗性) […]

  • 4月 27, 2026

バチルス(枯草菌)系バイオスティミュラント完全ガイド|根圏定着・抗菌物質・誘導抵抗性で収量を高める仕組み

バチルス(Bacillus spp.)は、世界中の土壌・植物根圏に自然に存在する好気性のグラム陽性細菌で、芽胞を形成して過酷な環境でも生き残る丈夫さから、農業現場で最も広く使われているバイオスティミュラント・微生物農薬の一つです。 納豆菌の仲間として日本人にもなじみ深い存在ですが、農業利用では病原菌に対する強力な抗菌物質を産生し、植物の免疫系を活性化し、さらに窒素・リン酸の利用効率まで高めるという […]

  • 4月 24, 2026

トリコデルマ系バイオスティミュラント完全ガイド|根圏の善玉菌が土壌病害を抑えて収量を高める仕組み

トリコデルマ(Trichoderma)は、世界中の土壌に自然に存在する糸状菌(カビの一種)で、植物の根圏に住み着いて植物の成長を助ける有益微生物として農業での利用が急速に広がっています。 バイオスティミュラントの中でも微生物系の代表格として位置づけられ、欧州や北米では数十年の研究蓄積があります。単に土壌病害を抑えるだけでなく、根系の発達促進・養分吸収の向上・植物の耐ストレス性向上まで、多面的な効果 […]

  • 4月 22, 2026

バイオスティミュラント産業の現況|JBA会員120社超、EU規制整備とみどり戦略が追い風

バイオスティミュラント産業の現況|JBA会員120社超、EU規制整備とみどり戦略が追い風 📎 このページのデータ・表・グラフは商用利用可能です(CC BY 4.0) 記事・スライド・論文・IR資料などで自由にお使いください。条件は以下のURLを引用元として記載していただくことのみです。 出典: smartagri.jp「バイオスティミュラント産業の現況」 https://smartagri.jp/ […]

  • 4月 22, 2026

アミノ酸・タンパク質加水分解物バイオスティミュラント完全ガイド|窒素利用効率+25%の科学的根拠と主要製品

アミノ酸とタンパク質加水分解物(プロテインハイドロライゼート)は、バイオスティミュラントのなかでも特に研究実績が豊富なカテゴリです。単なる「液肥」ではなく、植物の生理機能そのものを底上げする資材として、世界の農業現場で急速に普及が進んでいます。 本ガイドでは、アミノ酸系バイオスティミュラントの仕組みから科学的根拠、海外主要メーカーの製品情報、そして日本の農場での実践的な使い方まで、徹底解説します。 […]

  • 4月 21, 2026

腐植酸・フルボ酸バイオスティミュラント完全ガイド|作用メカニズム・科学的エビデンス・主要製品

腐植酸(フミン酸)とフルボ酸は、土壌有機物の分解過程で生成される高分子化合物で、バイオスティミュラントのなかでも最も歴史が長く、作用メカニズムが科学的に解明されているカテゴリです。1960年代から研究されているこの分野は、近年のメタアナリシスで「平均12%の収量改善と27%の窒素利用効率向上」という具体的な数字が出そろい、肥料削減と収量維持を両立させる実務ツールとして再注目されています。世界市場は […]

  • 4月 21, 2026

海藻抽出物バイオスティミュラント完全ガイド|Ecklonia maxima・Ascophyllum nodosumの効果と主要製品

海藻抽出物は、バイオスティミュラントのなかでも最も歴史が長く、科学的なエビデンスが豊富に蓄積されているカテゴリです。南アフリカのEcklonia maxima、北大西洋のAscophyllum nodosumという2種の海藻を原料にした製品が世界のマーケットを牽引しており、日本でもイチゴ・トマト・イネなど主要作物での利用が広がっています。本記事では、2種の海藻の違い、作用メカニズム、科学的根拠、主 […]

  • 3月 11, 2026

Rainstick:先住民族の1,000年の知恵と電気生物学で作物の発芽・収量を向上させるオーストラリア発スタートアップ

会社基本情報 会社名:Rainstick 所在地:オーストラリア・クイーンズランド州北部 分野:電気生物学(エレクトロバイオロジー)×農業 公式サイト:https://www.rainstick.com.au/ Rainstickは、オーストラリアの先住民族マイヤワリの人々が持つ1,000年以上の伝統知識と、最新の電気運動学(エレクトロキネティクス)技術を融合させた、非常にユニークなアグテック企業 […]

  • 2月 9, 2021

農業用キトサンの効果・使い方|病害防除・成長促進・土壌改良への応用を解説

今回は、新たなフィルム材の開発に関する研究を紹介します。野菜や果実の鮮度保持のため、多様なフィルムが開発されていますが、今回の研究では、このフィルムにキトサンと呼ばれる雑菌類の繁殖を抑制する効果のある成分を配合することで、イチゴの日持ちが延長できる可能性があることが報告されています。  野菜・果実の鮮度保持とフィルム材 野菜や果実は、収穫後も呼吸を続けています。呼吸作用は植物の生命維持に […]

  • 2月 4, 2021

有機由来の微生物バイオスティミュラントを開発・製造する農業テクノロジー企業、Growcentia社について解説

事業概要 Growcentia社は、有機由来の微生物バイオスティミュラントを開発・製造する農業テクノロジー企業です。微生物バイオスティミュラント利用して土壌や生育培地の健康状態を最大限に高めることで、健康で活発な植物の成長をサポートし、環境へ配慮しながらも生産性と収益性の高い農業を可能にします。 3人の土壌微生物学者からなるチームによって、2015年にアメリカを拠点として設立されました。社員数は1 […]